毎年秋の恒例になっている新型iPhoneで猫を撮るシリーズ。単に私が毎年iPhoneを買い換えており、iPhoneを買った週はそれでばかり撮影しているからなのだが、今回もそれである。
買ったのは「iPhone 7 Plus」。デュアルカメラのiPhoneだ。
片方が従来通りの広角カメラ。これはiPhone 7と同じで、F1.8とレンズが強化された。もう片方は新たに搭載された2xの望遠カメラ。広角側が28mm相当、望遠側は57mm相当となってる。

iPhone 7 Plusとうちの猫。外側に着いているレンズが広角、内側が望遠だ。性能的には広角側の方がちょっといい
カメラアプリで2x側にした時、どちらのカメラを使うかはiPhone側が決めているのであるが(だから、望遠で撮っても実は広角カメラ+デジタルズームになってるケースもある)、ワンタッチでさっと望遠側に切り替わるのはうれしい。
猫を撮るときはもうすごく便利。近寄れない猫もいるし、ちょっと望遠にした方がきれいに撮れるシーンもあるからね。
うちのiPhone 7 Plusが届いて最初に撮った写真がこちら。
よし、うちの猫を撮るぞと思ったら、カゴに隠れて頭半分しか出してくれなかった。まあしょうがない。iPhone 7 Plusを持って外へ出よう。
ただし、この一週間、台風の影響もあってきれいに晴れた日がなかったのである。かなりトホホである。こればかりはしょうがないわけで、全体に曇ってるか雨降ってるかの中での撮影となったのはご了承ください。
雨の日、そういえば傘を差してる猫がいたなと思い出してふと立ち寄ってみた。
もちろん猫が傘を差してるわけじゃないんだけど、たぶん近所の人が地域猫用に発泡スチロールハウスを作り、雨の日はかわいそうだからとビニール傘を(勝手に)据え付け、というのを繰り返してできあがったのだ。
訪れてみると、案の定、雨の中発泡スチロールハウスで寝てるキジトラを発見。
ここでちょっと近づいて2xモードに切り替えたら、猫が「なんかようか?」と言いたげに(ほんとはたぶんおやつをくれるんなら相手してやるぞ、くらいの感じ)こっちを見てくれたので、その隙に。
うん、正直なところ望遠側だと少し画質は落ちるけれども、この画角はいい。ワンタッチで1xから2xに切り替わるので、ちょっと遠いかなと思ったら一瞬で変えられるのもいい。
猫を撮るならiPhone 7 Plusである。

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