「群雛」リニューアル! ウェブメディア、セミナー・勉強会も開始
インディーズ作家集団「日本独立作家同盟」のNPO法人化に伴う記者発表会が2月20日、秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催された。
今後、小説・漫画などを出版社に頼らず作者自らパッケージ化して世に問う「セルフパブリッシング」支援のほか、ウェブメディア、セミナー・勉強会などを事業化するという。
理事長を務めるのは、セルフパブリッシング専門電子雑誌「群雛」を創刊した鷹野凌氏(参考:インタビュー記事)。
また、「マカジン航」編集人の仲俣暁生氏、文芸エージェントの大原ケイ氏、ITジャーナリストのまつもとあつし氏らが理事として名を連ねる。
記者発表会の後に行なわれたトークセッションでは仲俣氏、まつもと氏に加え、漫画家の鈴木みそ氏がスペシャルゲストとして登壇。
企画から宣伝まですべて自分の質次第であることや、社会規範に反するかどうかを自分で判断し、責任を負う必要があるなどセルフパブリッシングならではの問題点を示しつつも、商業出版の沈下に伴って落ち込んだ“ベストセラーと鳴かず飛ばずのあいだ”を担う存在になりうると語った。