初代iPhoneの発売から7年。アップルがついにスマートフォンサイトを開設した。
iPhone 6やApple Watchといった新製品の発表にあわせて9日、リニューアルされた公式サイトでは、スマートフォン専用サイトを初めて用意。iPhoneなどのスマートフォンでアクセスすると、ナビゲーションやレイアウトが最適化されたサイトに切り替わる。
世界的な潮流である「レスポンシブWebデザイン」ではなく、ユーザーエージェント情報を基にPCサイトとスマートフォンサイトを振り分ける方法を採用。iPhoneだけでなく、Android端末でアクセスした場合もスマートフォンサイトになる。
アップルはiPhoneの発売から、一貫してスマートフォンサイトを作っておらず、その方針を評価する声も多かった。アップル自身もiPhoneの特徴として「パソコン向けのサイトがそのまま見られる」とうたっていたが、今回のサイトリニューアルはその大きな方針転換となる。