富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。
iPhoneのウェブブラウザーの定番「Safari」には、以前から閲覧履歴を残さない「プライベートブラウズ」機能がそなえられていた(関連記事)。人のiPhoneを借りてウェブページを見ているときの配慮になるほか、友人や恋人に貸しているときにうっかり履歴を見られたらどうしよう、といった場合にも役立つ機能だ。
さて、このプライベートブラウズ機能を使う際は、iOS 6以前では「設定」アプリから設定する必要があった。しかし、iOS 7ではSafariアプリ内から簡単に設定できる。今回はそのやり方を説明しよう。
まず、画面下のメニューから、右から2番目のブックマークアイコンをタップし、画面左下にある「プライベート」をタップする。
プライベートブラウズをオンにする際には、プライベートに配慮してか、既存の開いているページをすべて閉じるか残すかを選べる。どちらかを選ぶと、画面左下の「プライベート」が網掛けしたように表示される。これが機能が有効になっている合図だ。
プライベートブラウズが有効になっていると、画面上下が黒くなっているので、ひと目でわかるはずだ。この状態になると、ページを開いても、閲覧履歴が残らないようになっている。
「本当に大丈夫だろうな、万が一のことがあったら困るんだ」と必要以上にビビリがちなiPhoneクラブメンバーのような人のために、一応実演。履歴を消去し、プライベートブラウズ機能をONにしてからページを開いてみたところ、画像のように履歴は残らなかった。
ところで、iOS 7からSafariは最大24個ものタブを開くことができるようになっている。しかし、開きすぎてタブを一つ一つ閉じるのが面倒……というケースもあるだろう。
そういうときはプライベートブラウズを一旦実行し、「ページをすべて閉じますか?」のダイアログに対して「すべて閉じる」を選び、タブを全部閉じてしまうという方法もある。閉じ終わったら、プライベートブラウズをオフにするのを忘れずに。
このテクを使っている覆面:ニッシーさん
以前も紹介した、リア充としては必須のプライバシーを守るテクニックだ。iOS 6以前よりも簡単に設定できるようになっており、いざというときもさっと相手にiPhoneを渡せる。でも、リアルライフでは、彼女からの疑惑から避けるためにヘタに、こんな機能はオンにできないんだけどね……。
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