26日19時から(つまり現在!)、ニコニコ動画のライブハウス「六本木ニコファーレ」で、ボーカロイドのライブイベント「GUMI誕生祭2012 in ニコファーレ」が開催されている。
インターネット社のボーカロイド「メグッポイド」キャラクター・GUMIが“出演”し、ユーザーが作った彼女の持ち歌を披露する(関連記事)。会場のチケットは2525円だが既にソールドアウト、ネットの「ニコニコ生放送」では無料で視聴できる。
GUMIはもちろん3Dアニメ(CG)として出演するのだが、驚くべきことに、このCGはフリーソフト「MikuMikuDance」(MMD)を使って、ごく普通の一般人が作っている(関連記事)。MMDは近年注目が高まり、ニコニコ動画でも「これ本当に一般人が作ったの? フリーソフトで??」と驚かされる動画がいくつも登場している。
そしてニコファーレもまたすごい。360度全面LEDが目立つが、今回のような「拡張現実(AR)ライブ」ができる点が新しい。ARライブは、実際のステージにはいないキャラクターを、カメラの角度にあわせて合成するライブ配信(ニコニコ生放送)向けの演出。初めて使われたのは今年3月の「MMD杯」だ(関連記事)。今回はさらにステージに透明スクリーンを立てて、ネットだけでなくリアルでも3Dキャラがライブをしている光景を再現するという。
コンテンツ的にも、ライブハウス的にも、あまりに「あいつら、未来に生きてるぜ!」状況が来てるわけだ。実際、どんな点にこだわってGUMI誕を作ってきたのか。実行委員会のプロデューサーで自身もMMDerであるcortさんと、ニコファーレにおける技術面の責任者、岩城進之介氏に直撃してきた!!
