Radeon HD 7000シリーズの新モデル「Radeon HD 7870 GHz Edition」(以下、Radeon HD 7870)を搭載したビデオカードの販売が本日スタートした。
Radeon HD 7870は、今月5日に正式発表されたAMDの最新GPU。製造プロセスが28nm、コアアーキテクチャーに「Graphic Core Next」を採用し、PCI Express 3.0やDirectX11.1をサポートする点は従来シリーズと同じだ。そのほか主なスペックは、ストリーミングプロセッサー数が1280基、コア/メモリークロックが1000MHz/4800MHz、外部補助電源が6ピン+6ピンなど。詳細については、AMDが「Radeon HD 7870/7850」を発表 市場を制するか?で詳しく紹介しているので、そちらを参照してもらいたい。
搭載カード第1弾の製品としてデビューしたのは、GIGABYTE製の「GV-R787OC-2GD」。同社お馴染みの3連ファン「WINDFORCE X3」を搭載する製品で、コアクロックも定格の1000MHzから1100MHzへとオーバークロックされている。その他、搭載メモリーはGDDR5 2GB、ブラケット部はDVI×1、HDMI×1、Mini DisplayPort×2という構成で、カードサイズは長さ280mmとなっている。
価格は3万7980円で、クレバリー秋葉原店やTWOTOP秋葉原本店(完売)、ドスパラ パーツ館で販売中だ。現時点では入荷数も非常に少なく入手もしづらい状況だが、今週中には複数のメーカーからも順次発売される予定になっている。