インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は11月8日、「スマートフォン/フィーチャーフォン利用動向調査」の結果を発表した。
9月に実施した調査結果によると、スマートフォンの所有率は22.9%となり、昨年9月の9.0%、2011年4月の14.8%から大きく上昇した。スマートフォンユーザーの71.5%は、この1年以内にスマートフォンを購入しており、急速な拡大を裏付けている。
特に男性20代(42.0%)、男性30代(33.3%)、女性20代(30.9)、男性10代(29.2%)、男性40代(27.8%)で所有率が高い。また、非利用者のうち利用を検討している層は66.6%にも達している。
一方、同調査対象者によるiPadやGALAXY Tabに代表されるタブレット端末の所有率は6.2%。2011年4月の調査の3.0%から堅調に伸びている。
調査対象は、勤務先の企業において携帯電話やPHSの導入に関与する人、IT導入に関与している人。調査方法はパソコン上でのインターネット調査。調査期間は9月16日から20日で、有効回答数は携帯電話利用に関する調査が1577件・モバイル機器に関する調査が1636件となっている。
■「スマートフォン/フィーチャーフォン利用動向調査」(http://www.impressrd.jp/news/111108/kwp2012)