検索結果をパーソナライズするサーチウィキが正式導入された(関連記事)のに続き、5月13日午前6時(日本時間)、「検索ツール」が正式公開された。海外では3月から公開テストが始まり、Web方面で話題になっていた「Show options…」メニューの日本語版だ。
5月13日から、Google検索に「検索ツール」というメニューが加わった。リンクをクリックするとWebページ左側に「すべての結果」や「動画」、「掲示板」という情報ソース別のフィルタリング機能、「最近の結果」「24時間以内」「1週間以内」「1年以内」というページ更新日別のフィルタリング機能、「ワンダーホイール」という謎のリンクが用意されている。
実は海外では3月から「Show options…」メニューの公開テストが始まり、一足早く正式公開されたサーチウィキ同様、Googleウォッチャーの間で話題になっていた。日本国内でも、一部のユーザーは12日以前から利用可能になっており、話題にするブログもあった。
ページ更新日別のフィルタリング機能
ページ更新日別のフィルタリング機能は目新しいものではない。「検索」ボタンの横にある「検索オプション」リンクをクリックし、日付を指定すればまったく同じことができる。
情報ソース別のフィルタリング機能
「すべての結果」や「動画」、「掲示板」という情報ソース別のフィルタリング機能も、検索オプションのsite演算子を使って、「ガイドライン site:2ch.net」のように指定すればほぼ同じことができる。
とはいえ、日付指定もsite演算子も、誰もが使える便利な機能にはほど遠い。「検索ツール」としての提供は、Googleのオプション機能を誰もが使えるようにするユーザーインターフェイスの改良だろう。