世界が注目する卓状シンセサイザー「reacTable」とは
「インターフェースの未来」をテーマに、アートとテクノロジーを融合させたユニークな作品を紹介する展覧会「ミニマムインターフェース」展が山口情報芸術センターで開催中だ。
映像、写真、サウンド、建築オブジェ、プロダクトデザインなど幅広いジャンルから集まった国内外のアーティスト8組が出展。言葉による説明を省いて身体感覚や知覚を刺激する。鑑賞者が自らの視覚・聴覚・触覚を使って直感的に体験できる作品がそろっている。
中でも注目したいのが、歌手ビョーク(Bjork)のワールドツアー「Volta」で使われた電子楽器「reacTable」(リアクテーブル)。(下の動画はBBCの音楽番組「Later...with Jools Holland」2007年放送分。ステージ上の光るテーブルに注目!)
日本では初展示となるreacTableは、タッチスクリーンで操作する光る円卓。テーブル上に置かれた複数のオブジェを移動させたり、回転させることによって音を奏でる新感覚の楽器だ。
この「次世代電子楽器」開発メンバーの1人、マルティン・カルテンブルネル氏に話を聞いた。
