« 短波放送「JSRしおかぜ」周波数改編 【調査会NEWS2324】(28.10.31) | トップページ | チャンネルAJER 「自衛隊幻想」 »

2016年10月31日

大森勝久さんへのご協力のお願い

 私は大分前からですが、大森勝久さんの支援を行っています。昭和51年(1976)に起きた北海道庁爆破事件の犯人として逮捕され、死刑判決を受けて札幌拘置所に拘置されている人です。

 北海道庁爆破事件では2人が亡くなり95人が重軽傷を負うという大きな被害が出ています。当時左翼の活動家であった大森さんはこの犯人として逮捕され、死刑判決を受けました。刑は最高裁で確定しましたが再審請求を行い、現在もそれが続いています。

 詳しいことは裁判に関するブログ「北海道庁爆破・再審請求裁判(大森勝久) 」をご覧下さい。私はこの事件は明らかに冤罪であると認識しています。そもそもどうして起訴できたのかも不思議で仕方ありません。

 道警の横の道庁で起きた事件ですから、警察としてはどうしても犯人を捜さなければいけなかったのでしょうが、死刑というのは懲役刑と異なり後で間違っていたということで取り返しがつくものではありません。どのようなシステムであっても間違いは間違いとして正すべきであることは言うまでもないことです。

 それはそれとして、大森さんは獄中で転向し、現在は月に1回の政治評論「大森勝久評論集」をネットを通じて発信しており、ネットに載せる作業は私が担当してきました。私とは意見の違う部分(特に米国に対する評価など)も相当あるのですが、大森さんが外部に向かって自分の意見を表明できるのは現時点で私しかいないので、ともかくそれだけは責任を持ってやってきました。

 しかし、「北海道庁爆破・再審請求裁判(大森勝久) 」のブログを担当し、なおかつ大森さんに資料を送っていた方がご本人の事情により作業を続けられなくなりました。そのため「大森勝久評論集」と「北海道庁爆破・再審請求裁判(大森勝久) 」を統合したブログ「新・大森勝久評論集」をスタートすることにし、それについては私が担当することにしました。

 あと問題は資料を送る方で、書籍を購入したりネットから論文を拾ってプリントして郵送するなどをする必要があるのですが、私の方ではちょっと手が回りません。月に3回位の頻度になるかと思うのですが、どなたかご協力いただける方はおられないでしょうか。作業はボランティアですが、郵送料やコピー代などの実費は大森さんの方で半年に1回位まとめて支払います。

 大森さんは死刑囚なので外部交通権が制限されており、家族以外は3人程度しか通信が認められません。現在1人分空いているのでそこに入っていただき直接のやりとりをしていただくことになります。

 ともかく全く外に出ることもできないので動画も写真もお見せできませんが、かなり先鋭な書き方の文章とは対照的に、ご本人は直接お会いすると極めて柔和な方です。

 ご協力いただける方は私宛メールをいただけると幸いです(kumoha551■mac.com ■を@に)。

|

« 短波放送「JSRしおかぜ」周波数改編 【調査会NEWS2324】(28.10.31) | トップページ | チャンネルAJER 「自衛隊幻想」 »