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紙の切れ端

アニメの感想や購入物のレビュー、その他雑記・趣味に関することについて書いています。

キャシャーン Sins 第24話 「巡り咲く花へ」  

成長したリンゴ
「キャシャーンに会える時まで私は、生きていく。」

"死"があってこそ、真の"生"がある―。

キャシャーンsinsもついに最終回。キャシャーンは守りたいものが滅びゆくことに対して為す術もなく、ただ嗚咽を漏らし、その死を見つめ受け入れるだけしかない・・・これほどヒーロー的でないヒーローも珍しかったのではないでしょうか。オージやリューズが滅びゆくシーンには目頭が熱くなりましたよ・゚・(ノД`)・゚・

最終的にキャシャーンは溢れるほど"生"を生み出すルナに対して死を与える存在になることで真の"生"を示す存在になったようです。結局、過剰な"死"も過剰な"生"のどちらにも真の"生"は存在せず、世界の均衡を崩すということなんでしょうね。なんとなくですけど、キャシャーンもルナも神話に登場するようなキャラクターのように感じました。二人のやっていることはまさに神だと思いますし。

最終回なので簡単に総評をしたいと思います。キャシャーンsinsは滅びの世界を描いているせいか、全体的に暗い感じがするのですけど、物語がすごく練られていてすごくおもしろかったです。数々の見ごたえのある演出も魅力のひとつですね。さらに、1話限りの登場にするにはもったいない魅力的なキャラクターもたくさん出てきたこともキャシャーンsinsの世界観を感じて楽しむことができた理由のひとつだと思います。世界観的に若干万人には勧めにくいところはありますが、はまればこれ以上にない魅力を持った作品だったと思います。

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キャシャーン Sins 第16話 「信じる力のために」  

こんな平和が・・
「こんな平和な日々が続けば・・・」

キャシャーンの出番は少なめでリンゴとディオの話でしたね。"信じる力"(ex.守るべきものを守る力)がより力を強くするってことでしょうか。ディオも守るべき存在(=レダ?)ができたっぽいですね。なんとなくレダがディオにわざと助けてもらうように仕組んだようにも感じられましたけど。

リンゴの出生
今までリンゴは人間かロボットかハッキリしませんでしたけど、どうやら人間っぽいですね。赤ん坊⇒子供と成長していますし。もしかしたら新世代の成長型ロボットだったor(ブライキング・ボスが知らないところで)ロボットが出産した子供なのかもしれませんけど・・・。どちらにせよキャシャーンにとって大切な存在にまでなっているリンゴは物語の重要な存在であることは間違いないでしょう。

次回は「ガラスのゆりかご」

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キャシャーン Sins 第15話 「死神ドゥーン」  

リューズとキャシャーン
「守るモノができると、やさしくなれるのよ。」

ドゥーンの悶え苦しみながらも、絶望から這いあがろうとする様を描いた話。もしかしたら前半はキャシャーンたちがいなかった方がもっとドゥーンの悶え苦しむシーンにインパクトがあったかもしれません。ただそうしてしますと、視聴者を置いてきぼりにしてしまう可能性は高いですけどね。

リンゴが自らの力だけでは呼吸することが難しくなってきているようです。リンゴの滅びも進行しているということなんでしょうね・・・。
『あのね、オージ!リンゴのしたいことはね、・・オージの、望みを、かなえることだよっ』
ってセリフは泣けましたよ(つД`)
リンゴとオージのお互いを想うやさしさがにじみ出ていると思いました。

次回は「信じる力のために」。

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キャシャーン Sins 第14話 「真実は闇を照らし」  

ルナ
「みなさん、よく集まってくれました。私がルナです。」

ルナが生きていた?!
まさか、ラストでルナが出てくるとは思ってもみませんでした。まさに衝撃のラストでしたよ。でもやはり気になるのはルナと名乗る少女=キャシャーンが殺したはずのルナなのか?ってところですね。もし本当にルナなのであれば滅びを止めることができるのかもしれません・・・。

キャシャーンは今回で自分の生きる目的(自分のしたいこと)を得ましたね。わかりやすく言うと正義のヒーローですね。キャシャーンは14話にしてやっと正義の味方としての第一歩を踏み出せたようです。ただ、力が暴走すること自体は解決できていないと思われるので、そこをどう抑えながら自分の信念を貫き通せるかは気になりますね。

次回は「死神ドゥーン」。まさかまたドゥーンが出てくるとは思いませんでした。ドゥーンはルナが生きていることを知っているんでしょうかね?

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キャシャーン Sins 第13話 「過去は目の前に満ちる」  

やめて
「やめて、こんなことをしたら本当に死んじゃうよ。だから、やめて・・・ねぇ、キャシャーン―。」

かつての支配者だったブライキング・ボスがキャシャーンの前に現れたことで話が核心へと一気に近づきましたね。ええ、もうほんと突然でしたよ。ブライキング・ボスとの関わりはもう少しひっぱるのかと思いきやいきなりでしたね。
ブライキンブ・ボスによってキャシャーンが誰が何のために造ったのかが明らかになりました。キャシャーンはロボットが人間を越える(神を造る)ために子孫を残す機能を持ったロボットとしてオージの手によって造られました。男性のボディとして造られたのがキャシャーンとデュオであり、女性のボディがレダにあたるようです。オージがキャシャーンのことを知っているような素振りは見せていましたが、まさか製作者だったとは思いもしませんでした。
ブライキング・ボスがルナを殺せと命じた理由が太陽は2つもいらない(王者は一人だけでいい)という支配者の心理から来ているのはちょっと拍子抜けしました。もっと別の深い意味があるのだと思っていたので・・・。

次回は「真実は闇を照らし」。記憶を取り戻した(?)キャシャーンがどういった行動にでるのか楽しみです。

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キャシャーン Sins 第11話 「己の使命のもとに」  

ジン
「お別れだキャシャーン。達者でな、フレンダー。」

信念を貫くジンは渋くてかっこよかった。
"信念"を持っていれば滅びが起きないという話が出てきました。実際には滅びと信念の関係がどうなっているのか明らかではないんですけど、少なくとも物語に出てくる滅びが始まっていないロボットたちは信念を持っている感じはします。今回出てきたジンもそうですし、デュオやレダも信念(≒野望)を持っていますしね。そういった意味ではキャシャーンが1番"信念"が感じられないイレギュラーなキャラクターかもしれません。

ところで今回流れていた挿入歌『蒼い影』などはキャシャーンsinsのサントラに入っているのでしょうか。8話のジェニスの曲もすごくいいですし、キャシャーンの挿入歌が収録されるのであればほしいですね。
話とは関係ないのですが、リューズ役の宮原永海さんのCDがほしくてネット調べてみたところ廃盤になっていて何処にも売っていないんですよね。Amazonでは元の3倍近いプレミア価格で販売されていますし・・・(;´Д`)

次回は「生きた時を色にして」。

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キャシャーン Sins 第10話 「過去に囚われた男」  

ディオ
「俺に従う限り、二度と死の恐怖を味わうことはない!!」

ディオが再び登場。その代わりキャシャーンの出番がほぼなし・・・w
ディオが過去に囚われていた自分から抜け出し、ロボットたちの軍団を作ったお話。滅びの世界でひとつの大きな組織を作ったということは結構重要なことなことなのかもしれません。キャシャーンは今まで自身を単独で狙うロボットたちの相手ばかりしていましたが、これからはキャシャーンvsディオ軍団となるでしょうね。
ディオは自分の容姿がキャシャーンと似ていることにコンプレックスをもっているようです。自分はキャシャーンとは違うということをすごくまわりにアピールしている感じがしますし、キャシャーンを倒すという理由のひとつはディオみたいな容姿をもつロボットを自分だけにしたいからなのかもしれません。

レダ
「私の邪魔になるものは全て消えてもらわなければ・・・。」

レダは自分の目的のためにディオと一緒にいる(利用している?)っぽいですね。この滅びの世界でレダが何をしようとしているのかは全くわかりませんけど、もしかしたらキャシャーンにとってディオ以上の強敵になる可能性がありそうですね。

相変わらずスピード感とパワフルさを上手く両立させたメリハリのある戦闘シーンはすばらしいですね。ディオ&レダvsドゥーンの激しい戦闘シーンは"ここまで動くか!!"って思いましたよ。

次回は「己の使命のもとに」。

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キャシャーン Sins 第9話 「滅びの谷に咲く花 」  

リコ
「僕が本物のルナに会わせてあげる―。」

リコの純粋にルナを想う気持ちに泣けた・・・(つД`)
今回の話でなんとルナが生きている可能性が出てきました。ロボットたちの間ではルナがまだ生きているという噂が流れているようですし・・・もしこれが本当だとすると物語が根底から覆されますね。キャシャーンがルナを殺したことが滅びが始まった直接の原因ではないかもしれません。このあたりはキャシャーンが記憶を失っていることと何か関係あるのかな?

花のビジュアルがすごくキレイだと思いました。滅びの無機質な世界において花のような鮮やかな色はホント美しいと感じますね。話しのポイントポイントに花びらを出す演出はよかったです。

次回は「過去にとらわれた男」。久々にデュオが登場するみたいですね。

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キャシャーン Sins 第8話 「希望の賛歌 」  

賛歌

キャシャーンが希望の歌姫であるジャニスに出会い、音楽堂を目指すジェニスの旅にキャシャーンが同行する話。音楽堂にたどり着いたジャニスがロボットたちの期待に応え歌う曲をバックにキャシャーンが壮絶な戦闘をおこなっているシーンは痺れました。希望を与える歌姫ジェニスと死を与えるキャシャーンとの対比が美しいと感じましたね。この演出はすばらしかったです。
キャシャーンは今回初めて自身の力を振るうことで誰かを守ることができたと感じたのではないでしょうか。今までは力を使うと暴走して人々を守るどころが傷つけてしまっていましたし・・・。ジェニスと出会えたことはキャシャーンにとって救いとなったでしょうね。"意味のないものなんてこの世にない"というセリフはこれからもキャシャーンを支えていくと思います。

挿入歌の『a path』『sky』がすごくよかったので誰が歌っているのかとEDテロップを注目してみてみると・・・なんとリューズ役の宮原永海さんが作詞作曲&歌っていると知って驚きました。これらの2曲はサントラCDに収録されるなら絶対ほしいです。それ以前に宮原永海さんのCDを買ってしまいそうですw

次回は「滅びの谷に咲く花」

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キャシャーン Sins 第7話 「高い塔の女 」  

高い塔の女

「鐘を鳴らした女がいた。滅び行く世界で。その音はまだ僕の耳で響いている―。」

キャシャーンが高い塔の上に鐘を作っているリズベルに出会う話。滅びゆく世界を美しいと感じ、その世界でただ滅ぶのではなく、鐘をつくることで世界の美しさを絶望しているみんなに知ってほしいというリズベルの想いはいつもウジウジしているキャシャーンに希望を与えた感じですね。リズベルが不出来だと思って鳴らした鐘でもキャシャーンの心には響いていたようで"響いたのはこの世界で何か作ろうとするキミの心かもしれない"ってセリフによく表れていたと思います。ラストの方でリズベルは実際に鐘を作って鳴らすことがまわりに希望を与えるのではなく、鐘を作ろうとする想い(世界を美しいと感じさせ希望を持たせること)こそが見えない鐘の音となって相手の心に響くものだと気付いたっていう流れはすごくキレイだと思いました。

にしてもリズベルの仕草がひとつひとつエロ怖かったです。キャシャーンのボディを手でなぞりながら感じているシーンはビクッとしました。キャシャーンもリズベルに触られてまんざらではなかったようですしねwキャシャーンsinsに出てくる女性ゲストキャラはなんかみんなエロい感じがします。自分の想い(欲)に忠実なキャラが多く、キャラの仕草を丁寧に描いているからそう感じるのかもしれません。

次回は「希望の賛歌」

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