蒼い髪の乙女
主に「マリア様がみてる」と「リリカルなのは」の二次創作を書いています。「マリア様がみてる」はオリキャラが出たり、マイナーカプだったりします。「リリカルなのは」はなのは×はやてで書いています。なのはさんがはやてちゃんLOVEです!
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はやラヴ 第15話 二人のヴァレンタイン
ちょっと遅くなったけど、はやてちゃんとなのはさんのヴァレンタインです。
本編ではやてちゃんはチョコを作ってるけど、チョコを作るのって結構大変なんですよ。
まず市販の板チョコを包丁で小さく刻むのに時間がかかります。
そしてなんと言っても大変なのは湯煎です。
中に少しでもお湯が入ったらアウトですから気をつけてチョコを溶かしましょう。
湯煎が終わったら型の中にチョコを流し込んで冷蔵庫で冷やしましょう。
固まったら好きに自分の好きなようにトッピングして出来上がりです。
手作りチョコを作る人は気長に頑張りましょう。
それでは、はやラヴは続きからどうぞ。
2月14日 ヴァレンタインデー
それは全国の恋する乙女たちが自分の想い人に好きという気持ちと一緒にチョコを贈る、年に一度のスペシャルイベント。
もちろんなのはちゃんという恋人のいる私にとって無関係なイベントであるはずが無く、昨日なのはちゃんがいない間にこっそりと手作りチョコを作った。
後はもう手渡すだけで、冷蔵庫から冷えたチョコを取り出して、リビングのソファーで今か今かと待っているなのはちゃんの元へと急ぐ。
「はい、私からのヴァレンタインチョコ」
「はやてちゃん、ありがとう!」
なのはちゃんは嬉しそうにチョコを受け取ると、早速チョコを一つつまんで食べてくれた。
私はドキドキしながらなのはちゃんの反応を待つ。
「甘くておいしい!さすがはやてちゃん」
「喜んでもらえて良かったわ」
良かった、ちゃんとおいし作れたみたい。
なのはちゃんの言葉と笑顔に、私も笑顔で応えた。
「じゃあ、次は私からはやてちゃんにヴァレンタインチョコ」
「え?」
今度は逆になのはちゃんからチョコを渡された。
正直、自分があげることで頭が一杯だったから、貰ったときのことなんてまったく考えてなかった。
「市販だから手作りには負けるけど、喜んでくれると嬉しいな」
なのはちゃんから貰ったのは今話題の洋菓子屋さんのチョコレート。
ヴァレンタイン間近ということで、一週間以上前から予約しないと当日に手に入らないというのを三日前にテレビで見た。
「ありがとう、なのはちゃん!私、とっても嬉しい」
私もさっきのなのはちゃんと同じくらい、いやそれ以上に喜んだ。
こんなに嬉しいなんて、ヴァレンタインの時のチョコは人を喜ばせる魔法でもかかってるのかもしれない。
「はやてちゃん、食べてみて」
「うん。それじゃあ、いただきます」
箱の中に入っているチョコはどれも美味しそうで、私はハート型のものを選んで食べた。
すると
「・・・・苦い」
つい口に出して言ってしまった。
味は確かにおいしいんだけど、甘党な私にとってこの大人向けの苦さはちょっと食べづらい。
「そっか、はやてちゃんは苦いのダメだったね。それじゃあ・・・」
なのはちゃんは私があげたチョコを口に入れると、それを少し咀嚼して・・
「んん!?」
キスをしてきたかと思うと、舌で無理やり私の唇をこじ開けて舌を絡ませてきた。
最初は驚いて抵抗したけど、結局なのはちゃんからされるまま。
時間が経つにつれなのはちゃんの口の中にあるチョコと私の口の中に残ってるチョコとが舌によってだんだんと混ざり合い、程よい甘さが口の中に広がり始めた。
チョコがすべて溶けあったのを確認すると、なのはちゃんは私から離れて口の中に残ったチョコを飲み込み、私も続くように飲み込んだ。
チョコは私となのはちゃんの唾液でドロドロだったけどとっても甘かった。
「とってもおいしかったよ、はやてちゃん」
唇に付いたチョコを舐め取りながら、なのはちゃんは同性でも落ちてしまいそうな笑顔でそう言った。
「まだチョコが残っているから、無くなるまでこうやって食べさせてあげるね」
私はなのはちゃんの言葉を聞いて顔を真っ赤にしながら無言でなのはちゃんを睨みつけたけど、まったく効果がなくて最後はコクンと小さく頷いた。
残ったチョコは全部で7個。甘い甘いキスがあと7回残っている。
本編ではやてちゃんはチョコを作ってるけど、チョコを作るのって結構大変なんですよ。
まず市販の板チョコを包丁で小さく刻むのに時間がかかります。
そしてなんと言っても大変なのは湯煎です。
中に少しでもお湯が入ったらアウトですから気をつけてチョコを溶かしましょう。
湯煎が終わったら型の中にチョコを流し込んで冷蔵庫で冷やしましょう。
固まったら好きに自分の好きなようにトッピングして出来上がりです。
手作りチョコを作る人は気長に頑張りましょう。
それでは、はやラヴは続きからどうぞ。
2月14日 ヴァレンタインデー
それは全国の恋する乙女たちが自分の想い人に好きという気持ちと一緒にチョコを贈る、年に一度のスペシャルイベント。
もちろんなのはちゃんという恋人のいる私にとって無関係なイベントであるはずが無く、昨日なのはちゃんがいない間にこっそりと手作りチョコを作った。
後はもう手渡すだけで、冷蔵庫から冷えたチョコを取り出して、リビングのソファーで今か今かと待っているなのはちゃんの元へと急ぐ。
「はい、私からのヴァレンタインチョコ」
「はやてちゃん、ありがとう!」
なのはちゃんは嬉しそうにチョコを受け取ると、早速チョコを一つつまんで食べてくれた。
私はドキドキしながらなのはちゃんの反応を待つ。
「甘くておいしい!さすがはやてちゃん」
「喜んでもらえて良かったわ」
良かった、ちゃんとおいし作れたみたい。
なのはちゃんの言葉と笑顔に、私も笑顔で応えた。
「じゃあ、次は私からはやてちゃんにヴァレンタインチョコ」
「え?」
今度は逆になのはちゃんからチョコを渡された。
正直、自分があげることで頭が一杯だったから、貰ったときのことなんてまったく考えてなかった。
「市販だから手作りには負けるけど、喜んでくれると嬉しいな」
なのはちゃんから貰ったのは今話題の洋菓子屋さんのチョコレート。
ヴァレンタイン間近ということで、一週間以上前から予約しないと当日に手に入らないというのを三日前にテレビで見た。
「ありがとう、なのはちゃん!私、とっても嬉しい」
私もさっきのなのはちゃんと同じくらい、いやそれ以上に喜んだ。
こんなに嬉しいなんて、ヴァレンタインの時のチョコは人を喜ばせる魔法でもかかってるのかもしれない。
「はやてちゃん、食べてみて」
「うん。それじゃあ、いただきます」
箱の中に入っているチョコはどれも美味しそうで、私はハート型のものを選んで食べた。
すると
「・・・・苦い」
つい口に出して言ってしまった。
味は確かにおいしいんだけど、甘党な私にとってこの大人向けの苦さはちょっと食べづらい。
「そっか、はやてちゃんは苦いのダメだったね。それじゃあ・・・」
なのはちゃんは私があげたチョコを口に入れると、それを少し咀嚼して・・
「んん!?」
キスをしてきたかと思うと、舌で無理やり私の唇をこじ開けて舌を絡ませてきた。
最初は驚いて抵抗したけど、結局なのはちゃんからされるまま。
時間が経つにつれなのはちゃんの口の中にあるチョコと私の口の中に残ってるチョコとが舌によってだんだんと混ざり合い、程よい甘さが口の中に広がり始めた。
チョコがすべて溶けあったのを確認すると、なのはちゃんは私から離れて口の中に残ったチョコを飲み込み、私も続くように飲み込んだ。
チョコは私となのはちゃんの唾液でドロドロだったけどとっても甘かった。
「とってもおいしかったよ、はやてちゃん」
唇に付いたチョコを舐め取りながら、なのはちゃんは同性でも落ちてしまいそうな笑顔でそう言った。
「まだチョコが残っているから、無くなるまでこうやって食べさせてあげるね」
私はなのはちゃんの言葉を聞いて顔を真っ赤にしながら無言でなのはちゃんを睨みつけたけど、まったく効果がなくて最後はコクンと小さく頷いた。
残ったチョコは全部で7個。甘い甘いキスがあと7回残っている。
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Comments
No title
コメント返信
ど、どうして分かったんですか?さすがは水面の月さん。
ええ、お察しの通りなのはさんはわざと苦いのを選んできました。
あの展開にもっていくまで全てなのはさんの計算どおりです。
ちなみにこの甘いキスはチョコが無くなるまで毎晩行われたそうです。
次は純粋に甘いなのはやを書けるよう頑張りたいと思います。なのはさんが暴走しない感じで。
コメントありがとうございました!
ええ、お察しの通りなのはさんはわざと苦いのを選んできました。
あの展開にもっていくまで全てなのはさんの計算どおりです。
ちなみにこの甘いキスはチョコが無くなるまで毎晩行われたそうです。
次は純粋に甘いなのはやを書けるよう頑張りたいと思います。なのはさんが暴走しない感じで。
コメントありがとうございました!
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というか、なのはさんが最初から狙っていた気がするのは気のせいでしょうかw
まぁ、はやてさんも満更でもない、むしろ嬉しそうですし、問題なしですね(マテ
とってもラブラブでした^^
ごちそうさまです。
ではではー