(感想)そらのおとしもの 最終回「空の女王(オトシモノ)」
・桜井智樹 保志総一郎
・イカロス 早見沙織
・見月そはら 美 名
・守形英四郎 鈴木達央
・五月田根美香子 高垣彩陽
・ニンフ 野水伊織
・空のマスター 三木眞一郎
・ハーピー1 根谷美智子
・ハーピー2 岡本麻弥
【スタッフ】
・脚本 柿原優子
・絵コンテ 五十嵐紫樟・斉藤久
・演出 五十嵐紫樟・奥野耕太
・作画監督 木村貴宏・植田洋一
【ED】
・そばにいられるだけで (吉田仁美&早見沙織)
【あらすじ】
エンジェロイドであるイカロスとニンフは夢を見ない。誕生日もない。笑顔を見せる事もない。二人の魂は、いまだ空の彼方にある新大陸に捕らわれている。
彼女たちと出会った事で人生が変わった智樹は、そんな二人を変えてやりたく思う。
そう、地上の空は広いのだから・・・。
(”あらすじ”は、公式ページより引用しております→そらのおとしもの 公式サイト)
騙されるニンフ
空から攻撃してきた明らかに悪役な"2匹"にだまされ、
イカロスをおびき出すことの片棒をかつぐ
ことになってしまったニンフ。
イカロスを説得するまでは手をださないように
約束させるニンフ。
しかしこの2匹はそんな約束など端から守る気もなく・・・。
マスターにほめてもらいたいと願うニンフの
素直な心に付け込んだ卑怯な行為をしでかす
この2匹を、じぶんはシナプスの三木さんの
ごとく残虐に粉微塵に踏みにじってやりたいです!
別れを告げるイカロス
狙いはおそらく自分、ニンフを助けるためには
戦いもしなければならない。
しかしそれでは兵器は嫌だといっていた智樹を
悲しませることになってしまう。
だからもう、智樹のもとに戻ってくることは
できない・・・。
それでも、行かなければならない。
覚悟を決めるイカロスは・・・
「大好き…でした…。」
「マイ…マスター…。」
そういい残して智樹の前から飛び立っていった・・・。
悲しすぎますよ!
イカロスの幸せはどうなってしまうので
しょうか!?
イカロスが智樹に告げた言葉、それは
感情をそこまで豊かにできないイカロスが
悲しみに満ちた表情で、それでも伝えたかった
言葉でした。
そして言葉が「大好き…でした…」と
過去形になってしまっているのがさらに
涙をさそうものとなっていました泣
ホントいたたまれません"(/へ\*)"
奇襲、ニンフの反撃、そして返り討ち…
ニンフのもとへやってきたイカロス。
しかしそこにはニンフのステルスモードに
援護された2匹が隠れている。
そして、ニンフとの約束などまったく
かまわずイカロスを超至近距離から攻撃
する。
間一髪でその攻撃の直撃は避けるものの
羽を片方打ち抜かれ、倒れてしまうイカロス。
つれて帰るのが目的だったはずだというニンフに
対して、マスターからウラヌスシステムのコアで
ある可変ウイングのみ持ち帰れと言われているという
2匹。
そしてマスターからの使命を完遂すべく、
さらにトドメをさそうとする2匹に対して
ニンフがマスターの命令に初めてそむいて
攻撃をしかける。
それは、イカロスを守るため…いや、
イカロスが倒されることで
「智樹が悲しむ」のが嫌だったため。
だからニンフは攻撃した。
しかし2匹を排除するには至らず、
ニンフは反撃をうけあのきれいな
羽をむしりとられてしまう・・・。
イカロスにトドメがさされそうになった時に
心にうかんだこと。
それは空の三木さんのことではなく、
そしてまたイカロス本人の心配でもなく、
智樹が悲しむ、それが嫌だということでした。
智樹たちをすごした時間は、たしかに短いもの
であったかもしれませんが、その時間が確実に
ニンフに大きな影響を与えていたことに間違い
はないでしょう!
ニンフがかわいそすぎですっ!
このゴミ2匹は顔面を踏みにじってから
腕や足を一本ずつ破壊して苦しみを十分
味あわせてやりたいです!
それぐらいの苦しみをニンフに与えている2匹。
しかしニンフも、こいつらが言ってた
ことをよ~く聞いてなかったのもよくないですね汗
なにしろこの2匹が登場したときなんていってましたか?
「一緒に壊しに行きましょ、ウラヌスクイーンを」
とがっつり破壊するといってます。
なのでマスターが心配しているといわれて
心に動揺が走っていたからとはいえ、やはり
ニンフにも責任はあるかもと思いますね汗
わかってたさ。
智樹が兵器は嫌だといったのはイカロスの
ことを思ってのコトバでした。
スイカをかわいがったり、ヒヨコを育てたり、
とてもやさしいところがあるイカロスが生まれ
つきに人殺しの道具だというのはあんまりだなと
思っての、智樹なりの優しさに満ちた言葉。
そして、今、イカロスが兵器でよかったという
智樹。
それは・・・
「おかげで友達を助けられる!」
「頼むっ、ニンフを助けてくれっ!イカロス!!」
まずは智樹。
イカロスが兵器だとわかっていたにも
関わらず、まったく態度を変えることも
なく一緒にすごしていた彼はやはり、
とてもやさしく、思いやりに満ちた少年で
あると思いますね!
普段は変態的行動をしていても、ニンフや
イカロスが信頼を寄せるようになるような、
強さと思いやりを根にもってます!
そしてそれを聞いたイカロスも、きっと
その瞬間幸せだと感じたに違いないでしょう!
自分を嫌いになるどころか、
マスターは自分のことを思ってそんな
ことを言っていた。
それだけで胸いっぱいのうれしさが
あふれてきたことでしょう!
感情表現に乏しいはずのイカロスが
ぼろぼろと泣いてしまうシーンは見ている
人もきっと心動かされたのではないでしょうか?
そして、智樹の期待・願いをかなえるべく、
タイプαイカロスは出撃します!
要撃用エンジェロイドタイプγハーピー
との戦いがはじまる。
その戦いでは・・・
イカロスの猛攻!ウラヌスシステム起動
イカロスが一方的に敵性を圧倒して戦闘は
繰り広げられ、γたちは文字通りても足も
出ず、最後には大気圏を超えていくような
威力をもつビームで威嚇して敵性を撤退
させました!
戦闘シーンがとてもすごかったです!
軽く鳥肌ものでした!
普段のシーンから絵がとてもきれいで
じぶん的にとても感動していたのですが
今日改めてAICさまに感謝感謝でございますっ♪
たとえどのようなシーンにおいても作画に妥協が
見られずとてもすばらしい限りでございました!
そしてホントに胸がすっとする戦いでした!
イカロスがあの卑怯な2匹を圧倒的な力をもって
たたいてくれたのでもう満足です笑
戦いはそのように進行しているが
ニンフや智樹たちの方はというと・・・
たぶん、今わたし、しあわせだって感じてる…
今なら私、きっと笑える!
心から、笑えるわっ・・・
智樹たちはニンフの首輪が爆発し、自分達も
吹き飛ばされてしまうかもしれないということ
も気にせず、ニンフの首輪をはずそうとします。
しかもそれは友達として当然だときっぱりと
言い切る智樹。
それを聞いてニンフは、初めて幸せだと
感じることができました!
そしてついに、ニンフの首輪、束縛は解き放たれ
たのでした!!
もはやとやかく言うやに及ばずなところですっ!
ニンフの幸せ、イカロスの幸せ、
それはそれぞれに違う形で感じるにせよ
幸せということに違いはありません。
そしてその幸せを生み出してあげたのは
何を隠そう智樹たちでした。
まっすぐな気持ちをもつ人たちの、友達の
ために必死になるその心こそがエンジェロイドに
幸せという感情をもたらしたのでした!
これは・・・
キズナが生み出した奇跡の物語・・・。
というところでしょうか?
こんかいのお話はあまりにすばらしいもの
でしたので書きたいことがありすぎて逆に
ぐちゃぐちゃとわけのわからないものになって
しまいました汗
このあふれんばかりの感情を、うまく文章に
することができないじぶんがとても憎い限りです・・・。
とにかくついに最終回でした本作品、
最高の締めくくりとなっていることに間違いは
ありません!
じぶんとしては確実に今期最優秀作品と
位置づけるものでしたっ!
激しいギャグがあったかと思えば、とても
考えさせられるシーンがあるなど、魅力が
尽きないすばらしいものでしたっ!
まぁ、この辺のことはのちに書く講評でいろいろと
書かせていただこうかと思います!
それでは、最後の感想を終わりにしようかと思います!
乱文で誠に申し訳ありませんでした泣
そして、
最高の作品、ありがとうございましたっ!
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でわまた。。。
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