ついにやってきたけいおん!最終回!という事でいてもたってもいられなくなったのでレビューします^^。
たくあん先生から始まった最終回ですが、最後はやっぱりビシッ!と決めてくれたね。私が一番印象に残ったのは唯が学校へ走っているシーンです。あれはOPと繋がっていたんですね。最初何げない遅刻しそうな登校のワンシーンとばっかり思っていたので、思わずOPを見直してみたりしてました。そう思うと少し違って見えるのが不思議です^^。あの時何を思いながら唯は走っていたんだろう?と考えたことが無かったですからね。
「淡々と過ぎていく日々に疑問を持ちつつも、何をしたらいいのか分からない自分。このまま大人になってしまうのかな・・・っと不安に思う事もある。けど、あせらなくてもいい。いつか夢中になれることはきっと見つかる。だからいつもの自分でいれば大丈夫だよ」という今の自分から高校入学当時の自分に向けた唯のメッセージは、京アニからの視聴者へのささやかなメッセージなのかなと思います。お茶飲んでばっかりの12話だったけど、この作品の事がほんの少し分かったような気がします。
澪はしっかりものだけど怖い物が誰よりも苦手で、律は周りのみんなを引っ張っていって、紬はぽわぽわしているけど優しくて、梓は音楽のことが誰よりも好きで、そしてダラーとしていていい加減で妹とは正反対だけど、好きな事をやっている時は誰よりも輝いている唯。澪の反応がいつもワンパターンで面白くないという批判もあったけど、(いい意味で)変わらない3人と(いい意味で)変わった唯を対比させたかったのかなと今では思います。「唯の成長・輝き」を重点的に描いた京アニ制作陣の狙いはこれで良かったよと私は思います。ライブシーンも良かったけど、これだけでは私はここまで心からいいアニメだ!とは思えなかったでしょうね。いいアニメを作り続けてくれる京アニを私はこれからも応援していきます。
「大事な場所を見つけたよ」。私もいつかこんな言葉が言える日が来るのかな?実は意外ともう見つかってるのかもしれないけどね?人生というのはそんなものじゃないでしょうか。
テーマ:けいおん! - ジャンル:アニメ・コミック
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