★パブやバー従事者の受動喫煙による死亡者は約4倍だ!!
2005年 03月 12日
の受動喫煙による死亡が・・・一般の約4倍に!!
(Estimate of deaths attributable to passive
smoking among UK adults: database analysis)
オーストラリアQueensland大学のKonrad Jamrozik氏はBritish Medical Journal誌に職場と家庭での受動喫煙が原因と考えられる死者数を推定し、人口寄与割合を研究を発表した。
英国の人口は4450万人、うち65歳以上は940万人。労働者数は2980万人で、うち1.1%がパブ、バーやナイトクラブ、2.8%がホテルやレストランに従事。
この年齢層の人の家庭での受動喫煙の頻度は37%
一般職場の受動喫煙・・・・・・11%
65歳以上の喫煙者・・・・・・・・15%
家庭内の受動喫煙・・・・・・・・・13%
接客業者の受動喫煙は、家庭内受動喫煙者の唾液のコチニン濃度の3.04倍だが、接客業でもホテルやレストラン従事者は、バー・パブ・ナイトクラブなどに比べ、受動喫煙量は少なく、一般の職場と同様であった。
2003年には英国全土で617人が職場の受動喫煙による死亡とされ、そのうち54人は長期間接客業に従事者であり、その半分はパブ、バー、ナイトクラブの従業員だった。
職場での受動喫煙による死者と合わせると3343人
65歳以上では、受動喫煙の死者の総計は7959人
(副流煙には主流煙に比べて)
発癌物質ニトロソアミン・・・52倍
一酸化炭素・・・・・・・・・・・・・4.7倍
発癌物質ベンゾピレン・・・3.7倍
カドミウム・・・・・・・・・・・・・・・3.6倍
タール・・・・・・・・・・・・・・・・・・3.4倍
ニコチン・・・・・・・・・・・・・・・・2.8倍
Konrad Jamrozik氏ら研究者は英国も、アイルランドのように全職場が禁煙となれば、職場での受動喫煙による死者はゼロになるだろう。また、一般の喫煙率がオーストラリア程度(65歳未満の成人で24%、65歳以上で10%)になれば、家庭での受動喫煙に起因する死者も3分の1になると推察しているそうだ。
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