マジドラゴン涙目

　久々の出番にも関わらず、何あのかませ犬全開の扱い。

　…あ？手裏剣？いいんだよあんなの（ｴｰ）。

　てかゴーカイオー、てっきり今まで集めたゴーカイマシンシリーズがてんこ盛り大合体するモノとばかり思ってたのに、何故にゴーオンオンリー？
　ははぁ、さてはプロデューサーに抱かれたな。（誰が？）
　「炎神は俺達の相棒、つまり７人目のゴーカイジャーも同然さ！」って事なのかしら。背中にマジドラゴンの翼とバリブルーンの羽、胸はガオライオンの顔、両手両足はパトストライカーとマッハルコンで、豪獣ドリルに轟轟剣とか消火ホースとかがくっ付いた奇抜な武器を振り回すゴーカイオーも見たかったなー、と。

　さておき、「ゴーカイジャー」第３８話。

　バカ皇子崩御回。
　（…ん？ヤツの場合はまだ皇帝になってないから「薨御（こうぎょ）」が正しいのか？うーん、よく分からん）

　ダラマスさん。内心、あのお坊ちゃんをコケにしているのかと思いきや、意外と忠義の念を抱いてらしたんですね。さすがは、本作唯一の良心（ｴｰｰ）。

　んーしかし、いくら洗脳改造されていたとはいえ、バカ皇子がバリゾーグさんにあれほど思い入れがあったとは。きっと、他の連中は陰でコソコソ自分を笑っていても、彼だけは本気の忠誠を誓ってくれてたからだろうね。それは、ダラマスさんも同じ思いだったのかもしれないけど、ヤツには伝わらなかったらしい。
　プライドが先行して、相手を心から信用できないタイプだったんだな。残念ながら、司令官には一番向かない人材だ。ヤツにもう少しでも部下を慮る謙虚な気持ちがあれば、今頃地球侵略ぐらい完遂できてたかもしれないのに…。実に惜しい（ﾏﾃ）。

　てか、戦場において感情で行動するヤツはどちらにしろ早死にするしな。今後は、ダマラスさんが臨時司令官に着任するのか、新たな司令官がやってくるのか、はたまた皇帝御自ら乗り込んでくるのか。非常に気になるところ。
　ちなみにまさかとは思うけど、バカ皇子をバリゾーグの残ったパーツを使ってサイボーグ化→復活なんて事、ない…よね？
　

　余談でキャプテン（ｦｲ）。ただ仲間を守るんじゃなく、夢の掴むために共に戦う、ってのはヨシとして、じゃあアカレッドの目的は、キャプテン達とは全然違うって事？
　まあ彼は、スーパー戦隊の正義を心が具体化した存在だそうだから、宇宙最大のお宝なんてどうでもいいのかもしれんけど、あくまで未来を託すべき者の先導者という事なのかしら。
　ん？じゃあ何で、あのチョロキアさんと一緒に行動してたんだろ。ヤツも最後の最後で正義の心に目覚めるとか？そんなバカなー。

　なんかなー、あえてライターさんの名は伏せるけど、今週は物語的に結構大事な回だったにも関わらず、ちょっとあらゆる面で脚本が弱かったな。あまりにあっさりし過ぎてるというか。
　最終決戦に向けて、これからどう収束させて、どう着地させるのか。まあでも、何だかんだ言って、今観てる番組の中で、一番続きが楽しみな作品である事は、変わりないけどね。

　次回、メガレンジャー登場。メンバーで一番アホだったレッドが教師とはｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ…。いや、一番アホなのはピンクｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ…。