こんなニュースがありまして……。
(最近は、音声データから文章を起せるらしくって、内容がきれいに文字になっている)
三重県津市の市議会の映像です。市が「こども基本法」に基づき策定を目指している「子ども計画」に関する質疑のなかで、驚きの発言がありました。 岡村武市議(74) 「子どもになんの権利があるのか。子どもに権利があったら、えらいことやぞ。子どもには権利も義務もないんや」 さらに基本方針にある「こども・若者の人格・個性や権利を尊重する」という部分については…。 岡村市議 「子どもに人格なんてないやろ。人格者って言うのか、子どものことを。こういう嘘っぱちを言うのは官僚や。こういうきれいごとを書いたらだめだ」 日本は国連の「子どもの権利条約」を批准していて、SNSでは岡村市議の発言に批判の声も上がっています。 岡村市議は番組の取材に対し、「話したくない」として応じませんでした。 (「グッド!モーニング」2024年12月16日放送分より)
「まあ、何と申しましょうか」って口癖の野球解説者がいたんですよ。昭和30年代には。
子どもに人格があるって場合の「人格」って言葉の意味は、「あの人は人格者だ」と言った場合の「人格者」って言葉のなかでの「人格」と、同じではないでしょう。
普通に考えて。
学校の国語の授業でも。
それとも、成人には人格者と人格者じゃない人とがいて、人格者ならざる人には人格がないって理屈なのかな。
でも、この市議さんばかりではないね。昔から、「今の若者は自分の権利ばかり主張する」っていう人は多かった。
この言い方に、小室直樹の本で、「権利ばかり主張する」というけど、主張してこそ権利なの」って切り返していたような記憶があります。
某党の憲法改正案で、天賦人権論を否定することもありましたしね。この議員さんのオヤジ談義と言って笑ってられないでしょうね。