ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常


三上 延 アスキー・メディアワークス 2011年10月

ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)/三上 延
¥557
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鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存 在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つある―それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように 舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき―。

図書館に予約しておいたら、1よりも2の方が先にきてしまって、どうしようかと迷ったが、2から先に読むことに。1において、いろんな事件を栞子さんが解決していったようで、軽くふれらていたが、どんな経緯なのか、こちらも読むのが楽しみだ。

古書自体は知らなかったが、聞いたことのある題名や知っている作家における話なので、親しみが持てた。普段は消え入りそうな雰囲気なのに、謎解きとなると、がぜんしっかりする栞子さんが、すばらしい。

ファックス一つにしても意味があるし、新刊にはさんであるスリップでこんなこともわかる・・・・・

一つひとつの謎解きに驚かされたり、しんみりしたり・・・・・・・

それに加え、栞子のことも少し明かされていて、いったいどんな事情があるのか気になる。

この店主を陰ながら、慕っている様子の青年・大輔。今回、昔の恋人が登場!果たして恋の行方は?

次回作も待ち遠しい。

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