デュラララ!! #22「解散宣言」
法螺田たちに取り囲まれた園原杏里の目撃情報を書き込む仲間たち。竜ヶ峰帝人からの連絡を受けたダラーズの面々が、杏里を助けようと一致団結して次々と助けに入る。
目撃情報は折原臨也によるもので、本人は煽るだけ煽って後は高みの見物を決め込んだ。
取り囲まれながらも、まるで動じた様子のない杏里は、いくら罪歌を所持しているとはいえ人間味が薄いというか。
――私のした事はなんだったのだろう。
何かしなければと必死だったが、混乱するばかりだと悩む杏里。
カズターノも仲間だったのか。
タッキーもダラーズを止めませんでした。ちょっとだけやられた相手に一矢報いた感じか。
ラビさんは杏里をお姫様だっこして逃げていたけど、思ったより細身だったな。
法螺田も仲間に連絡を入れて杏里を追跡する。
門田京平が黄巾賊を渡草三郎の車で足止めすると、配達中のサイモン・ブレジネフが現れる。
「ケンカー、ヨクナイネー。寿司ネタにするぞ」
サイモン、こえぇよ。
こいつら、前にサイモンにボコられた奴らだよな。悪夢再びな感じだろうな。
しかしダラーズは本当にそこらじゅうにいるな。
ウサギのキグルミを着て逃げていた杏里を紀田正臣が手を引いて逃げる。
――大事なことは何故、気付いた時には失っていんのだろう。
路地裏で二人きりとなった正臣は、杏里がこそこそと何を嗅ぎ回っていたのか、と詰め寄る。
「帝人は何にも知らないの?
あいつをどうするつもりだったの?
あいつの……
あいつの気持ち判ってて!!」
「紀田くんは、どうして竜ヶ峰くんに言えない」
「楽しかった!?
俺を騙したり、アイツに取り入ったり」
一方的に杏里を責め立てる正臣は、自分を騙し、帝人に取り入って面白かったか、と口走ってしまい、杏里にぶたれてしまう。
杏里は正臣の前から立ち去り、正臣は自己嫌悪に陥る。
杏里を責め立てる事で自分自身の罪の意識から逃れるようとしているのか。
だからわざと杏里の言葉を遮って、自分の都合の悪い言葉を聞くまいとしたのかもしれない。
ただ、正臣に誰かを傷付けたり傷付けられたりしたくなかっただけの杏里だが、正臣からも逃げ出してしまったと落ち込む。
公園にやってきた杏里を見つけた法螺田たちは、彼女がダラーズだと思い込み続けていた。ダラーズではないと否定する杏里するが、それを信用しない法螺田たち。
「私が何者なのか、知りたいんですか?」
切り裂き魔としての正体を見せようと、刀を取り出し始めた杏里だが、彼女が頼んだ黄巾賊にいる罪歌の子供たちを法螺田たちがリンチした事を聞かされてショックを受けてしまう。
自分のせいで傷ついてしまった人がいる。良かれと思ってした筈の事は、結局は傷つく人を増やすだけという空回り。
偶然側を通りかかった平和島静雄は、大量のメールにイライラしていた。そこで目撃した法螺田たち黄巾賊をぶちのめしてしまう。
メールのウサギの女の子とは知らず、完全にただの八つ当たりなんですけどね。
「女の子発見。
無事です。一件落着。
なぜなら」
静雄から僅かに遅れて到着したセルティや京平たちはその様子に一安心する。
「何故なら、
池袋のフォルテッシモ登場!」
狩沢絵理華は歓喜。
静ちゃんは相変わらず良いタイミングで現れるな。
無自覚でこーゆー現れ方が出来るから、臨也は静雄が苦手なんだろうな。
杏里の無事を知った帝人は、一つの決断を下す。
――見つかったんだ、もう……一番大事な事は。
そんな帝人の気持ちを察した臨也は、チェックメイトと王手が同時にいけると笑う。
つまり、黄巾賊とダラーズの同時消滅か。
杏里がセルティの部屋で目を覚ますと、セルティは岸谷新羅とゲームをしていたものの、負けてゲームを闇で包んでしまう。
セルティ、ゲームで負けたからって大人げ投げないな。
杏里に暫く自分たちの家で過ごせば良いと告げる。
帝人には彼女から連絡済みだった。
自分は杏里の味方であるし、白衣の怪しい奴もしんら仲間だからと語る。
信頼という言葉を取り消したセルティ。新羅が見ていたから照れくさくなったのか、それとも絶対信頼出来ると言い切れなくなったのか。
杏里はセルティが男とどう今日していたと知ってちょっとビックリ。
確かに、デュラハンであるセルティが男と同棲しているとは思わないよね。しかもちゃんと男女の関係だし。
仲間の前に姿を見せなくなった正臣だが、法螺田は仲間を指揮してダラーズを襲撃し続ける。面の割れているラビさんが手始めに襲撃受けました。
一方、帝人はダラーズの掲示板で解散を 宣言する。みんなで力を合わせて乗り切ろうと励まし合っていたメンバーは、リーダーの発言に失望してしまう。
ダラーズの掲示板全てが閉鎖されてしまう。
本気で解散を決めてしまった帝人は、本当に大切なものとだけ向き合おうとしているかのように見えて、本当は正臣と同じで目の前の事から逃げているだけなんだな。
それでもトップページだけは消していないのは、心の何処かでダラーズを潰したくないという思いが残っているんだろうな。もう一度復活出来るのかどうか。復活したとして、みんながもう一度戻ってくれるのかという問題もあるでしょうけど。
――一人の時間が長くて、私は沢山沢山考えました。
――そうしていると、二人の顔が浮かんできて……
――二人の、笑顔が浮かんできて、消えません。
セルティに気持ちを打ち明けた杏里に対して、セルティは抗争を止めるために帝人とちゃんと話し合うしかないと帝人を彼女の下へ案内する事を約束する。
これでセルティは3人が全員各グループのトップである事を知ったわけだ。
杏里は帝人の事だけを知らない。その事実を知っていれば、何か変わったのか。
法螺田に銃で撃たれてしまい、雨の中倒れる静雄。
法螺田は恨むなら正臣を恨め、と罪を正臣に押しつけて逃げていく。
流石の静雄も銃で撃たれたらタダではすみませんでした。もちろん静雄があれで死ぬことはないと思うが、ちゃんと病院に行くかどうかは怪しいところ。トムとかサイモンとかに助けられるのかな。
帝人は正臣からの電話にも出ることなく、部屋で丸く鳴り続ける。
直接話あえば事態も変化するだろうに、それをしない事で事態は悪化の一途。
しかも帝人だけが他の二人について何一つ知らないという状況だな。
みんなが自分の正体を隠していたがために、抗争を止められず泥沼に陥ってしまった今回。迷惑を掛けたくないという思いから正体を明かせなかったのだろうけど。
セルティが橋渡しになる事で事態が変化するのかな。
臨也の野望を阻止できるのは、当人たちとセルティだけですね。
次回 #23「千錯万綜」
物語はいよいよ終局へ。
サイモンもダラーズの解散宣言にはガッカリきているのかな。
正臣は逃げ続けた今の黄巾賊と向き合い、杏里も切り裂き魔としての正体を明かすというところか。
法螺田がびびっているのは、やはり彼の前に静雄が現れたからでしょうかね。それとも正臣の決断によるものか。ラストは静雄にフルボッコにされて終わって欲しいな、彼。
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アニメ 感想 レビュー 第22話
目撃情報は折原臨也によるもので、本人は煽るだけ煽って後は高みの見物を決め込んだ。
取り囲まれながらも、まるで動じた様子のない杏里は、いくら罪歌を所持しているとはいえ人間味が薄いというか。
――私のした事はなんだったのだろう。
何かしなければと必死だったが、混乱するばかりだと悩む杏里。
カズターノも仲間だったのか。
タッキーもダラーズを止めませんでした。ちょっとだけやられた相手に一矢報いた感じか。
ラビさんは杏里をお姫様だっこして逃げていたけど、思ったより細身だったな。
法螺田も仲間に連絡を入れて杏里を追跡する。
門田京平が黄巾賊を渡草三郎の車で足止めすると、配達中のサイモン・ブレジネフが現れる。
「ケンカー、ヨクナイネー。寿司ネタにするぞ」
サイモン、こえぇよ。
こいつら、前にサイモンにボコられた奴らだよな。悪夢再びな感じだろうな。
しかしダラーズは本当にそこらじゅうにいるな。
ウサギのキグルミを着て逃げていた杏里を紀田正臣が手を引いて逃げる。
――大事なことは何故、気付いた時には失っていんのだろう。
路地裏で二人きりとなった正臣は、杏里がこそこそと何を嗅ぎ回っていたのか、と詰め寄る。
「帝人は何にも知らないの?
あいつをどうするつもりだったの?
あいつの……
あいつの気持ち判ってて!!」
「紀田くんは、どうして竜ヶ峰くんに言えない」
「楽しかった!?
俺を騙したり、アイツに取り入ったり」
一方的に杏里を責め立てる正臣は、自分を騙し、帝人に取り入って面白かったか、と口走ってしまい、杏里にぶたれてしまう。
杏里は正臣の前から立ち去り、正臣は自己嫌悪に陥る。
杏里を責め立てる事で自分自身の罪の意識から逃れるようとしているのか。
だからわざと杏里の言葉を遮って、自分の都合の悪い言葉を聞くまいとしたのかもしれない。
ただ、正臣に誰かを傷付けたり傷付けられたりしたくなかっただけの杏里だが、正臣からも逃げ出してしまったと落ち込む。
公園にやってきた杏里を見つけた法螺田たちは、彼女がダラーズだと思い込み続けていた。ダラーズではないと否定する杏里するが、それを信用しない法螺田たち。
「私が何者なのか、知りたいんですか?」
切り裂き魔としての正体を見せようと、刀を取り出し始めた杏里だが、彼女が頼んだ黄巾賊にいる罪歌の子供たちを法螺田たちがリンチした事を聞かされてショックを受けてしまう。
自分のせいで傷ついてしまった人がいる。良かれと思ってした筈の事は、結局は傷つく人を増やすだけという空回り。
偶然側を通りかかった平和島静雄は、大量のメールにイライラしていた。そこで目撃した法螺田たち黄巾賊をぶちのめしてしまう。
メールのウサギの女の子とは知らず、完全にただの八つ当たりなんですけどね。
「女の子発見。
無事です。一件落着。
なぜなら」
静雄から僅かに遅れて到着したセルティや京平たちはその様子に一安心する。
「何故なら、
池袋のフォルテッシモ登場!」
狩沢絵理華は歓喜。
静ちゃんは相変わらず良いタイミングで現れるな。
無自覚でこーゆー現れ方が出来るから、臨也は静雄が苦手なんだろうな。
杏里の無事を知った帝人は、一つの決断を下す。
――見つかったんだ、もう……一番大事な事は。
そんな帝人の気持ちを察した臨也は、チェックメイトと王手が同時にいけると笑う。
つまり、黄巾賊とダラーズの同時消滅か。
杏里がセルティの部屋で目を覚ますと、セルティは岸谷新羅とゲームをしていたものの、負けてゲームを闇で包んでしまう。
セルティ、ゲームで負けたからって大人げ投げないな。
杏里に暫く自分たちの家で過ごせば良いと告げる。
帝人には彼女から連絡済みだった。
自分は杏里の味方であるし、白衣の怪しい奴もしんら仲間だからと語る。
信頼という言葉を取り消したセルティ。新羅が見ていたから照れくさくなったのか、それとも絶対信頼出来ると言い切れなくなったのか。
杏里はセルティが男とどう今日していたと知ってちょっとビックリ。
確かに、デュラハンであるセルティが男と同棲しているとは思わないよね。しかもちゃんと男女の関係だし。
仲間の前に姿を見せなくなった正臣だが、法螺田は仲間を指揮してダラーズを襲撃し続ける。面の割れているラビさんが手始めに襲撃受けました。
一方、帝人はダラーズの掲示板で解散を 宣言する。みんなで力を合わせて乗り切ろうと励まし合っていたメンバーは、リーダーの発言に失望してしまう。
ダラーズの掲示板全てが閉鎖されてしまう。
本気で解散を決めてしまった帝人は、本当に大切なものとだけ向き合おうとしているかのように見えて、本当は正臣と同じで目の前の事から逃げているだけなんだな。
それでもトップページだけは消していないのは、心の何処かでダラーズを潰したくないという思いが残っているんだろうな。もう一度復活出来るのかどうか。復活したとして、みんながもう一度戻ってくれるのかという問題もあるでしょうけど。
――一人の時間が長くて、私は沢山沢山考えました。
――そうしていると、二人の顔が浮かんできて……
――二人の、笑顔が浮かんできて、消えません。
セルティに気持ちを打ち明けた杏里に対して、セルティは抗争を止めるために帝人とちゃんと話し合うしかないと帝人を彼女の下へ案内する事を約束する。
これでセルティは3人が全員各グループのトップである事を知ったわけだ。
杏里は帝人の事だけを知らない。その事実を知っていれば、何か変わったのか。
法螺田に銃で撃たれてしまい、雨の中倒れる静雄。
法螺田は恨むなら正臣を恨め、と罪を正臣に押しつけて逃げていく。
流石の静雄も銃で撃たれたらタダではすみませんでした。もちろん静雄があれで死ぬことはないと思うが、ちゃんと病院に行くかどうかは怪しいところ。トムとかサイモンとかに助けられるのかな。
帝人は正臣からの電話にも出ることなく、部屋で丸く鳴り続ける。
直接話あえば事態も変化するだろうに、それをしない事で事態は悪化の一途。
しかも帝人だけが他の二人について何一つ知らないという状況だな。
みんなが自分の正体を隠していたがために、抗争を止められず泥沼に陥ってしまった今回。迷惑を掛けたくないという思いから正体を明かせなかったのだろうけど。
セルティが橋渡しになる事で事態が変化するのかな。
臨也の野望を阻止できるのは、当人たちとセルティだけですね。
次回 #23「千錯万綜」
物語はいよいよ終局へ。
サイモンもダラーズの解散宣言にはガッカリきているのかな。
正臣は逃げ続けた今の黄巾賊と向き合い、杏里も切り裂き魔としての正体を明かすというところか。
法螺田がびびっているのは、やはり彼の前に静雄が現れたからでしょうかね。それとも正臣の決断によるものか。ラストは静雄にフルボッコにされて終わって欲しいな、彼。
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