閃光のナイトレイド 第5話「夏の陰画」
三好葵に料理の写真の撮り直しを要求していた風蘭。
店の方は写真のおかげで繁盛しているとの事。
そこにやってきた井波葛は、葵が撮影したパーティの写真について問う。共同租界の理事をやっているホルストシュタインというドイツ人で撮影した写真らしいが、葛は気に掛かることがあるらしい。
葛の足には、子供の頃に友人と遊んでいて割れた竹を踏んづけてしまったためについた古傷がありました。その友人が写真に写っていたという事だ。
男性の名前は上海亜星商事 西尾拓。
しかし肝心の彼は一週間前から無断欠勤が続いていて、自宅にも戻っていない状態らしい。正式な社員でも無かったため、会社の方でも彼のことは詳しく判っていませんでした。
西尾の事を調査する葛を追い掛けていたホルストシュタイン家で使えていた愛玲。
その愛玲が男たちに絡まれている場面に遭遇してしまい、成り行きで助けることになったものの、逆に捕らえられてしまいました。
咄嗟に適当な名前を口にするなど、ある程度手慣れている感じがありますね。ただの一般人に出来る事ではない。
葛は逃げようと思えば力を使って逃げられるのに、敢えて逃げていないのは無闇に力を使うところを見られないようにするためと、西尾についての情報を手に入れるためか。
西尾を共産党のスパイだと思い、彼の仲間だと思いこんだ葛から情報を引き出そうと必死。
相手の男たちは国民党の一味でした。
愛玲は西尾と同じ共産主義で、西尾に影響されている人物のようだが。
風蘭からの情報で桜井機関が手を回したようで、翌朝には葵が葛を迎えに来ました。
ソ連から第三国を経由して共産党に武器の取引がある。
その情報を国民党に売る予定だった桜井信一郎ですが、葛を助けるためにその情報を提示したらしい。
第三国については鍵谷棗の目があれば十分で、葛には西尾に関わるなという指示。
国民党に見張られている事を承知で、釈放後も同じ部屋に住み続けていた愛玲。
彼女の腕には西尾と同じ車に乗った時に出来た傷がありました。助けが来るまでの間、西尾は彼女を励ますために自分の腕にも同じ傷をつけたため、彼女は西尾に惚れてしまったらしい。
搾取階級の無い、平等の世の中が必要だという主張をしていた西尾を、愛玲は夏のような人物だと評価する。
葛が愛玲に関わり続けるのは、西尾にもう一度会ってみたいというだけではなく、彼女に自分と似たものを感じ取っているからなのか。
西尾たちによる取引現場に乗り込んだ国民党ですが、西尾は海に飛び込んで逃亡。
逃げた彼の前に葛が現れる。葛の事に気付かない西尾に葛は彼を待っている女性がいる事を伝えるも、やるべき事があると聞く耳を持たない。
結局、彼にとって愛玲も葛もその時に自分にとって必要なものでしかなかったという事なのかな。人を本当に大切に思っていない彼に、真の平等などを作れるのか。いや、誰も特別視しない、誰に対しても同じようにしか接しないから、平等を口にする事が出来るのか。
その西尾は国民党の手の者にか、殺害されてしまいました。西尾の足には葛と同じ傷痕が。
つまりは愛玲の時と同じく、葛が怪我をした時に自分の足に同じ傷を付けたという事なんだろう。
それらが全て打算によるものなのか、それとも本当に相手を思っての事なのかは定かではありませんでしたが。
そんな訳でちょっぴり切なく、救いもないお話。
ある意味でお約束のお話でもあります。
そういや、雪菜が出番無かった。
次回 第6話「乱階の夜」
再び雪菜兄の手下とのバトルのようだな。
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アニメ 感想 レビュー
店の方は写真のおかげで繁盛しているとの事。
そこにやってきた井波葛は、葵が撮影したパーティの写真について問う。共同租界の理事をやっているホルストシュタインというドイツ人で撮影した写真らしいが、葛は気に掛かることがあるらしい。
葛の足には、子供の頃に友人と遊んでいて割れた竹を踏んづけてしまったためについた古傷がありました。その友人が写真に写っていたという事だ。
男性の名前は上海亜星商事 西尾拓。
しかし肝心の彼は一週間前から無断欠勤が続いていて、自宅にも戻っていない状態らしい。正式な社員でも無かったため、会社の方でも彼のことは詳しく判っていませんでした。
西尾の事を調査する葛を追い掛けていたホルストシュタイン家で使えていた愛玲。
その愛玲が男たちに絡まれている場面に遭遇してしまい、成り行きで助けることになったものの、逆に捕らえられてしまいました。
咄嗟に適当な名前を口にするなど、ある程度手慣れている感じがありますね。ただの一般人に出来る事ではない。
葛は逃げようと思えば力を使って逃げられるのに、敢えて逃げていないのは無闇に力を使うところを見られないようにするためと、西尾についての情報を手に入れるためか。
西尾を共産党のスパイだと思い、彼の仲間だと思いこんだ葛から情報を引き出そうと必死。
相手の男たちは国民党の一味でした。
愛玲は西尾と同じ共産主義で、西尾に影響されている人物のようだが。
風蘭からの情報で桜井機関が手を回したようで、翌朝には葵が葛を迎えに来ました。
ソ連から第三国を経由して共産党に武器の取引がある。
その情報を国民党に売る予定だった桜井信一郎ですが、葛を助けるためにその情報を提示したらしい。
第三国については鍵谷棗の目があれば十分で、葛には西尾に関わるなという指示。
国民党に見張られている事を承知で、釈放後も同じ部屋に住み続けていた愛玲。
彼女の腕には西尾と同じ車に乗った時に出来た傷がありました。助けが来るまでの間、西尾は彼女を励ますために自分の腕にも同じ傷をつけたため、彼女は西尾に惚れてしまったらしい。
搾取階級の無い、平等の世の中が必要だという主張をしていた西尾を、愛玲は夏のような人物だと評価する。
葛が愛玲に関わり続けるのは、西尾にもう一度会ってみたいというだけではなく、彼女に自分と似たものを感じ取っているからなのか。
西尾たちによる取引現場に乗り込んだ国民党ですが、西尾は海に飛び込んで逃亡。
逃げた彼の前に葛が現れる。葛の事に気付かない西尾に葛は彼を待っている女性がいる事を伝えるも、やるべき事があると聞く耳を持たない。
結局、彼にとって愛玲も葛もその時に自分にとって必要なものでしかなかったという事なのかな。人を本当に大切に思っていない彼に、真の平等などを作れるのか。いや、誰も特別視しない、誰に対しても同じようにしか接しないから、平等を口にする事が出来るのか。
その西尾は国民党の手の者にか、殺害されてしまいました。西尾の足には葛と同じ傷痕が。
つまりは愛玲の時と同じく、葛が怪我をした時に自分の足に同じ傷を付けたという事なんだろう。
それらが全て打算によるものなのか、それとも本当に相手を思っての事なのかは定かではありませんでしたが。
そんな訳でちょっぴり切なく、救いもないお話。
ある意味でお約束のお話でもあります。
そういや、雪菜が出番無かった。
次回 第6話「乱階の夜」
再び雪菜兄の手下とのバトルのようだな。
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