テガミバチ 第四話「ラグの相棒(ディンゴ)」 | 無限回廊幻想記譚 旧館 -アニメ・映画感想-

テガミバチ 第四話「ラグの相棒(ディンゴ)」

目的地レントの町で『ラブサムワンダウン』に到着したラグ・シーイングはニッチを送り届ける。
ラグは『ラブサムワンダウン』の檻に閉じこめられている動物たちを見て、こんな動物が自分の相棒(ディンゴ)になってくれたら、と呟き、ニッチにディンゴの事を説明。
動物たちが何故か傷だらけだという事に気付くが……
明らかに柄の悪い男や、胡散臭さの漂う主人でしたが主人は満面の笑顔でニッチを受け取り、ラグにチップを渡すほどのご機嫌ぶり。
届けてくれた子供に愛想を振りまくほど、ニッチは今回の目玉とも言える存在なのか。

ニッチと別れ、目的の町へと向かうことにしたラグは後ろ髪を引かれながらも。
鎧虫フォア・ローゼスの生息するブッコロリの森を回避してユウサリの町を目指そうとするも、ちょうど入れ替わりでレントの町へとやってきた二人組の男から『ラブサムワンダウン』が見せ物小屋である事、そして絶滅したといわれる伝説の生物マカの血肉を喰らった女性が身体に金色の剣を持つ呪われた子を産んでいた、という謳い文句のチラシを目にする。
金色の鬣に瑠璃色の瞳を持つ龍に似た生物マカ。
どこまでが本当の話なのかは判らないのですが、ニッチがただ者でない事だけは確かです。
ラグはニッチが見せ物にされようとしている事に気付いて『ラブサムワンダウン』に戻る事に。
町を出て直ぐに話を聞けたのはラッキーだったな。これがユウサリについてから聞かされていたりしたら、もの凄い落ち込む羽目になっていたでしょうから。
どうでもいいが、やはり「ブッコロリ」は「ブロッコリー」から来ているのでしょうね。子供は良くブロッコリーを「ブッコロリー」と言い間違えるから。

見せ物小屋では、ニッチに金の剣を出させようと男達が躍起に。
腕は獣ののように鋭い爪を持つも、金の剣を出さない。団長はニッチを「マカ」と呼んで、笑顔で金の剣を出させようとするも、ニッチは自分の名前を「マカ」と呼んだ男に怒り、その怒りに檻の獣たちも興奮。
「間違えるな。
 私の名前は……ニッチだ!」
ニッチ、ラグのデカパンツだけは脱ごうとしてなかったみたいです。名前の事と言い、かなりラグとの事を大切にしてくれています。
獣の調教は生死の恐怖を感じさせる事から始まるとナイフを投げつけた団長に、ニッチは髪の毛で防御。金色の剣とはニッチの髪の毛。
団長がお気楽すぎる。あんな髪の毛があれば、檻なんて簡単に破って出て行く事ぐらい想像してもいいだろうに。それとも今までのニッチはそうした事をしてこなかったから、言うことは聞くと聞かされていたのかな。
ニッチが本物だったと喜ぶも、ニッチは金の髪で珍獣たちの檻を切り裂き、テントも切り裂いて逃亡。
腕を押さえていたから怪我でもしたのかと思いきや、服を抑えていただけなんですね。


ブッコロリの森へと向かったニッチを目撃したラグは必死に追いかける。
ニッチは森の中で、見せ物小屋にいた獣を目にするが、そこに鎧虫フォア・ローゼスが現れる。
ニッチを助けようと銃を撃つラグだけど、心弾を込めていない銃では傷一つつけられない。しかしニッチはフォア・ローゼスの首をあっさりと切り落とす。
が、それでも死なないのが鎧虫の強さのようです。何故か心弾でしか倒す事が出来ないのですね。
本当に全うな生物なのか……
しかしあの固そうな生物を関節部分とはいえ、あっさりと切り裂くニッチは強すぎる。

フォア・ローゼスから咄嗟にニッチを助けたラグだけど、ニッチは頭を怪我してしまう。
ラグとの再会を喜ぶニッチに、ラグは左目の精霊琥珀を使って心弾を装填してフォア・ローゼスを撃退する。
ニッチは心弾の光に、ラグの様々な悲しい別れの記憶を見る。
その中にはニッチとの別れの記憶も。
「良かったぁ……ニッチ、また会えた」
怪我をしたラグを舐めるニッチ。
痛いところを舐めると早く治るから。
「痛いところを舐めさせたのも、パンツを穿かせたのも、お前が初めてだ、ラグ。
 お前が“さよなら”に悲しむなら、ニッチはおまえの傍にいる」

「ニッチ……」
「“さよなら”は哀しいか?」
「……うん、そうだね、凄く哀しいよ」
涙を流しながらも笑い返すラグ。
泣き虫ラグ、毎回1度は泣くのでしょうか。
今回別れの記憶が流れ出たのは、ニッチとの別れが心に強くあったからなんでしょうか。
ラグは精霊琥珀を持っているから、どんな武器でも心弾を使う事が出来るのでしょうが、まだまだ制御できないのだな。それに目のことは秘密にするので、最終的には心弾銃を手に入れないといけないのでしょう。
それにしても、ニッチにとってパンツを穿かせたのはどれだけ重要なんだ……

ブッコロリの森を無事に通り抜けたラグとニッチ。
『ラブサムワンダウン』にいた動物の一匹が着いてきました。ニッチのマカの血に惹かれているのでしょうか。
ニッチは「ステーキ」と命名。
焼かなければ食べられそうにないから……食料ですか!?
しかしラグにとっては逆に食料にされかねない生物のようです。

宛先不明でサインももらっていないので、ニッチは『ラブサムワンダウン』の見せ物ではなく、ただのニッチに。
しかしニッチはそれを否定。
「ニッチは、ラグの相棒ディンゴのニッチになった!」
強ければディンゴになれるというラグの言葉を覚えていたから、自分が強いことを自覚しているので、一緒にいるために自らディンゴになる事を選択したようです。
まぁ、確かに下手な動物を飼うよりもよっぽど頼りになる存在であるのは確かですね。
ラグが提案するのかと思いきや、ニッチの方から申し出る事になったのか。

次回 第五話「行き止まりの町」

次回はまだユウサリに辿り着かず、途中の町での話のようだ。
これ、一晩での出来事なんだよね……長いなぁ。


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