ヒャッコ 第11話「14コメ 虎口を逃れる」
【ストーリー】
○14コメ 虎口を逃れる職員室でポータブルプレイヤーを聞きながらノリノリの傘叶一狼。
隣に座る勢川先生が惚けているので、理由を問いかけるとユウキが熱を出しておかゆを用意しておいて、食べられるようなら食べるように進めて出てきたが、気になって戻る事に。次の授業は傘が担任をする1年6組という事で、傘が変わりに授業を行う。
授業に向かう途中、傘はスケッチブックを手にした京極柳、戦国獅々丸、上下山狐とすれ違う。
「芸術とは自己の表現に始まって、自己の評価に終わる。
夏目漱石」
そう呟く傘に首をかしげる狐。
騒ぐ1年6組の生徒達。
ゲームをする上下山虎子と、横から口をあれこれと挟む伊井塚龍姫。そんな二人を見詰める風茉莉冬馬。
早乙女雀は机に突っ伏して眠っていたが、先生がやってくるのを感じ取って目を覚まし、能乃村歩巳はビックリする。
杏藤子々は傘が英語の時間なのにやってきた事を指摘するが、傘は自習を報せると次の授業が体育だと知りこのまま着替えて運動してこいと支持する。
虎子はそんな傘の提案に大喜びするが、虎子以外はみんな浮かない顔。
古囃独楽から連絡を貰った柳は獅子丸、狐と共に体育館にスケッチしに向かう。
その新しく出来たばかりという第2体育館では、1年6組の生徒達が集まっていた。
何故かブルマー姿でやる気満々に準備運動を行う雀。
まったくやる気のない幕之内潮と涼ヶ崎知恵。
自習だから何もしなくてもいいよね、という知恵だが、蕾家祈はせっかく着替えたのだからと言い、更に何故か傘も来ている事を指摘。そんな3人の輪の中に歩巳もいつの間にか合流。
1年6組の写真を撮ろうとしていた柳たちだが、傘に見つかってカメラを没収されてしまう。
獅子丸と狐は写生の対象を探しているうちに、その中に虎子がいる事に気付いて驚く。
色々なスポーツをする生徒達の中で、何をするか悩んでいた虎子は、大場湊兎が体育館シューズを履こうとして苦戦し、挙げ句に顔面から転ける場面を目撃して呆れる。
虎子はやる気のない潮や運動が苦手だから何もしないでいようとした歩巳たちを強引に巻き込み、更に逃げ出そうとしていた冬馬も引きずり込む。
学年が違う為、彼女らを写真に収める機会など滅多にない。しかしカメラを取り返すのは無理だと諦めた柳は、画質の劣化を我慢すると、丼型をした小型カメラ&Bluetooth付無線受信機を取り出す。
価格は通販で398。
チーム分けの方法で揉める一同。
掌の表裏で決めるという独楽に対して、虎子と知恵はグーパーだろうと主張。
すると、子々が今日の下着の色で決めようと言い出すも、もちろん却下。
ちなみに雀と湊兎はプリントパンツ。
そしてチーム分け方法に湊兎が朝食がご飯かパンかで分けようと提案、傘がそれに決定してしまう。
虎子は傘に審判を依頼、何故か傘はやる気満々。
虎子・龍姫・湊兎・独楽・知恵はごはんチーム。
雀・歩巳・子々・祈・潮はパンチーム。
冬馬は朝食抜きの為、点数係に。
球技は何故かドッヂボールに。
オリジナルのメンバー名を考え始める虎子。
ドラゴン・プリンセス=龍姫
タイガー・キッド=虎子
ハーバー・バニー=湊兎
やる気を漲らせる虎子と子々がボールを奪い合い、勝ち取った虎子が子々を狙ってボールを投げつけるも、ノーコン故に歩巳の顔面を直撃。歩巳は鼻血を噴き出しながら倒れる。
顔面はルール的にセーフながら、歩巳は選手として復帰不能に。
ボールを得たパンチームはパスでボールを回すと、潮が虎子目掛けてボールを目一杯投げつけるが、虎子が避けたボールは知恵の顔面を直撃。
知恵もまたそのまま獅子丸と柳に担がれて退場する。
自分の責任は棚に上げて復讐に燃える虎子。
そこからヒートアップしていくも、今度は雀の投げたボールが龍姫の顔面を直撃して、龍姫を退場に持ち込む。
あまりにも酷い展開に祈が気絶して退場。
湊兎は震え上がってしまう。
残飯チーム:虎子・独楽・湊兎
残パンチーム:子々・雀・潮
超絶展開に恐れ戦き始める虎子達。
新しいメンバーを募集するも、外にいる面子は当然のように中に入ってこようとはしない。
そこで虎子は大将戦の一騎打ちを提案。
残パンチームは当然のように雀を出し、残飯チームは傘を代理に立てようとする。
まだ死にたくないと拒否する傘だが、子々と潮の勝ち誇ったような笑いと、虎子と独楽のすがるような視線に、やる羽目になってしまう。
自習となっていた初等部の弐街道火継と八木ユキ。
真面目に勉強する火継と、折り紙をする八木ちゃん。八木ちゃんは折り紙で自由の女神を折る超絶テクニックを披露する。
なんだかんだでスケッチをせずに終わってしまった獅子丸達。
狐は教室に戻る最中に上下山鬼百合とばったり出くわして挨拶を交わすが、鬼百合はそれを無視する。と、狐は体育館で虎子たちが自習をしていて見学していたと告げると、鬼百合は「そう」とだけ反応すると、狐に真面目に授業を受けるように忠告して立ち去る。
静まりかえる1年6組は、ダメージを受けた生徒達とぶつけた生徒達の間に微妙な空気が流れる。
が、そんな彼女らのダメージなど、傘の受けたダメージに比べればたいした事はなかった。
顔面ズタボロとなった傘は、勢川先生と出くわす。
彼女の言っていたユウキちゃんとは飼い犬の事だった。
次回 第12話「18コメ 一姫二太郎三虎子/19コメ 虎子故に迷う鬼心」
第13話「四人虎を成す」
【感想】
次回は#7にてラストに登場した虎子の姉、上下山鬼百合の話。○コメの方で行くと7話の続編という事になりますね。
2話連続なので、13話もやるようです。13話の方は謎ですが、最終回らしく、メインの4キャラが中心となる話かな。まぁ、いつもよりちょっと盛り上げてみましたみたいな感じなのでしょうけど。
今回の話は7話より前という時間軸なので、虎子と狐はまだ学校で会っていないという設定。
今回は結構面白かったです。
死屍累々となる姿には腹抱えて笑えたし。
潮は体操着のジャージも他の人と違うよね。
雀がブルマーなのは、まぁおいておくとして。一応体操服は統一されているっぽい。
歩巳はなにげに運動得意組みの輪から運動苦手組みに逃げ込んだよな。
朝食でチーム分けって、そんな半々になるとは限らない分け方で良いのか。てか、食べてない人はどうするんだ、と思ったら唯一朝食を抜いた冬馬が点数係ですか。
あまりにも酷い……こんなに過酷なドッヂがあってもいいのか。なんでボールを顔面にぶつける球技になってる!? 明らかにみんなボールを投げる位置が高いよ。
てか、雀凶悪過ぎるだろう。
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