コードギアス 反逆のルルーシュ R2 TURN 22「皇帝 ルルーシュ」
第99代皇帝となったルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは歴代皇帝領を焼き払い、貴族制度やナンバーズの廃止まで行っていた。
ギアスに操られた元皇太子や皇女達はその命令に従い、一兵士やメイドに身をやつしていた。
王族から一兵士はともかく、メイドですか……
ブリタニアの制度が破壊されていく様に、黒の騎士団は戸惑いと感心を覚える。
超合衆国でもルルーシュのブリタニア支持の声を上げる者が殆どという状態となっていた。
ディートハルト・リートはシュナイゼル・エル・ブリタニアやコーネリア・リ・ブリタニアと共に姿をくらましていた。
これから黒の騎士団がどうするのかと問いかけるラクシャータ・チャウラーに、玉城真一郎はルルーシュは良い事をしているのだから、彼に味方するべきとの意見を示すも、黎星刻はそれを否定する。
ルルーシュは別に良い事をしている訳ではないですね。ただ今の制度を破壊して、全てを自分の意のままに操れるようにしているだけ。
それにこれから超合衆国や黒の騎士団に対してどんな行動に出るかもまだ不明なわけですし。
ナイトオブゼロ 枢木スザクを傍らに控えさせ、兵士達を奴隷にするルルーシュ。
そんなルルーシュのギアスに興味津々と言った様子のロイド・アスプルンドはギアスを調べたいと言うが、反抗する貴族の殲滅から帰還したジェレミア・ゴットバルトは「死にたいのか」と告げる。
ロイドもセシルもルルーシュの側についたんだね。
様子からしてギアスに操られているのではなく、純粋にルルーシュの側についたのかな。この前の式典にも別に出ている様子ではなかったし。セシル・クルーミーにしても、面白い方が好きなタイプだもんなぁ。
ジェレミアはルルーシュが生きていると知って、さっさと黒の騎士団を離れてルルーシュの下にやってきたんですね。マリアンヌの事を知らされていないのかな。まぁ、知らされていたとしてもあまり変わらないのかもしれないけど。
ロイドとセシルは本当に2人についてしまっていいのか、と語り合う。
だが、シュナイゼルやコーネリアが姿を消した事、ルルーシュがブリタニアの正当後継である事、何より2人の本当の目的を知らされた事で、2人は彼らに協力せざる得なくなってしまっていた。
この2人に本当の事を話すようにしたのはスザクなんだろうね。
ミレイ・アッシュフォードやリヴァル・カルデモンドに匿われてアッシュフォード学園で生活を続けるニーナ・アインシュタイン。
ミレイ達はブリタニアの領土ではなくなった日本を離れ、ブリタニア本国に戻るかどうかの会議を職場でする事になった。
ミレイも貴族制度の解体により、貴族ではなくなっていたのは当然か。まぁ、元々貴族としては力が落ちていた家系だし、ミレイ自身は手に職を付けているので気にもしないのだろうね。
ニーナはフレイアを作ったせいで、色々な国から狙われていた。
狙われるというのは、殺害されるだけではなく、誘拐して自国にフレイアを作らせようという輩も含まれているのだろうね。
ブリタニア皇宮エグゼリカ庭園。
ブリタニアの文化を破壊し、歴史に名を残したというスザクに、ルルーシュはまだまだこれから大量の血を流すのだという。
彼らは目的である『ゼロ・レクイエム』の足がかりとして、世界征服を果たそうとしていた。
そして彼らの元にもたらされたカンボジアの離反などの情報から、シュナイゼルの目的はただ一つだと睨み、彼らの行動よりも先に計画を次の段階に移す必要性を感じ取っていた。
そこに入るナイトオブラウンズとその直属部隊の襲撃。
指揮するのはナイトオブワン ビスマルク・ヴァルトシュタイン。
その指揮下にはナイトオブフォー ドロテア・エルンスト、ナイトオブスリー ジノ・ヴァインベルグ、ナイトオブトゥエルブ モニカ・クルシェフスキーが加わる。
それらを迎え撃つのはただ一機。
スザクの操るランスロット・アルビオンは、ドロテアを一撃の下に葬り去る。
あー……女性ながらビスマルクと肩を並べるほどの豪傑、という設定が披露されることもなく終了です。
更に彼らの部下やモニカもたちどころに葬り去っていく。
スザクに今なら戻れるというジノだが、スザクは彼こそがブリタニアに忠誠を誓うならば自分たちの下に来るべきだと告げる。
ジノのトリスタンすらものともせずに破壊したランスロット・アルビオン。
ジノは忠誠を誓ったのはシャルルだったのか、ブリタニアだったのか、というところですね。
他の人間のように殺さずに機体に損害を与えるだけにしたのは、彼なら味方になるかもしれないと思ったからなのか。
ジノはどうするのでしょうか。
てか、アーニャは何処? 後、残りのラウンズは何処で何をしているのだろうか……
そんな彼に唯一残ったビスマルクが剛剣エクスカリバーを携えたギャラハッドが迎え撃つ。
封印されたギアスを解放したビスマルク。
2人の戦いが報道中継される。
未来を予知するギアスを持つビスマルクはランスロット・アルビオンの高速機動の動きすら予知する。
むしろここにジェレミアを配置しておいた方が、闘いやすかったのかもしれないですな。
彼がいれば予知しようとした瞬間にその力を無効化出来たわけだし。
マリアンヌ以外には使った事がない。という事は逆に言えばマリアンヌはそれだけの動きでナイトメアフレームを操れたという事か……
ゼロレクイエムのためにも、負けられないスザク。そんな彼の中の「生きろ」というギアスに訴えかけるスザク。
生きろというギアスを使い、自らを奮い立たせる事でコレまで以上の高速機動を行う事で、ビスマルクのギアスの予知すら上回って攻撃をしかけるスザク。ルルーシュはそんなスザクの様子に、改めて彼の力に感心する。
そしてついには正面からぶち当たり、ナイトオブワンを粉砕する。
スザクの能力がどんどん化け物になってます。
止められるのは、同じ機体性能とパイロットとしての高いポテンシャルを持つカレンぐらいか。
ナイトオブワンを粉砕した様子に愕然とする黒の騎士団。
そして自分が何の為に闘うべきなのか、思い悩むジノ。
そんな時、ルルーシュが報道を通じて世界各国に対してブリタニアが超合衆国に参加する事を表明する。
カンボジアにてシュナイゼルたちが報道を見詰める中、彼は交渉の舞台として日本のアッシュフォード学園を指定する。
突然の表明に驚くリヴァルやニーナ。
そりゃあまあ学園にいるものとしては驚くわな。
まさか自分たちの居場所がいきなりそんな大舞台に選ばれるとは思いもしないから。
コーネリアに対して、シュナイゼルは自分たちに賛同できない人間が逃亡した事により、『ダモクレス』を急がねばならなくなったと語る。
王の玉座に自ら剣を吊したというダモクレスの剣の故事に因んで付けられた名称だろう。
と、いう事はOPのあの兵器はシュナイゼルのものなので、超合衆国として最終的にスザクとカレンが協力してアレを破壊するという事なのか。
コーネリアは
C.C.と僅かなSPだけで日本へ向かう。
民主主義に参加させて下さい、とお願いする立場なのだと語るルルーシュに、C.C.は「へぇ」と笑う。
明らかに民主主義に参加するつもりなんてありませんよね。
その姿を見物にきた多くの人々の前で、アッシュフォード学園に現れたルルーシュを紅月カレンが黒の騎士団の代表として出迎える。
歓迎ムードの漂う中、リヴァルはルルーシュに「何故今まで黙っていたのか」と呼びかける。
だがその言葉に応じようとしないルルーシュは、それだけでなくカレンに対しても初対面として振る舞う。
リヴァル、不憫……
少し歩きたいというルルーシュの意志を汲んで歩くカレン。
ギアス対策を講じていた黒の騎士団がその様子を見詰める。
カレンは既にギアスに掛かっているから、ギアスは効かないんだけど、その事をカレン自身も知らないのですね。初期の内にかなりどうでもいい内容で使ってしまっているから、話してないのか。
そして相変わらずお気楽な玉城。すっかり仲間に来たと信用しています。
本来の目的はカレンを味方に引き入れる事なのかもしれないなぁ、と思ったんだけど。
ルルーシュがいなければ新宿ゲートーで死に、黒の騎士団にはなれなかったと感謝していると言うカレン。
「私は嬉しかった。ゼロに必要とされた事が光栄で、誇らしくて。
でも、ゼロがルルーシュだと判って、訳がわからなくなった。
それでもブリタニアと闘う貴方を見て……
そんな貴方がスザクと手を組んだ。
今度は何をやりたいの?」
「…………」
「力が欲しいだけ? 地位がお望み?
それとも、これもゲームなの?
ブラックリベリオンの時、扇さんは貴方を守れと言った。
私の、お兄ちゃんの夢を継ぐ者だって……
ルルーシュ、あなたは私の事、どう思ってるの!?
どうして斑鳩で私に……キミは生きろと言ったのよ!」
突然ルルーシュに口づけをしたカレン。
「さよなら、ルルーシュ」
次にカレンが発したのは別れの言葉だった。
「……さよなら、カレン」
立ち去るカレンに別れを告げるルルーシュ。
カレンに何かを言うつもりだったのかと思ったけど、何も言わなかったね。
カレンを巻き込みたくないとか思っているのかもしれないけど、ルルーシュはもう少しカレンに気持ちを開いてあげるべきなんだよね。ルルーシュは肝心なところで嘘を言ったりして、相手を遠ざけようとする癖があるようだ。
セシルやロイドが目的を知って彼らに協力するしかなくなっているのだから、2人の目的は意味がある事なわけだし。
会議に置いて、超合衆国の代表である皇神楽耶に超合衆国への参加を求めるルルーシュ。
だが、参加には加盟国の3分の2の賛同が必要。
この時点でルルーシュの目的が見えますね。
そもそも、このルールなんかは、全てルルーシュが作ったものなわけですし。
ギアス対策を行い、ルルーシュの周囲に囲いを作った神楽耶は、ルルーシュを「悪逆皇帝」と呼び、彼の真の目的を問いかける。
星刻や藤堂鏡志朗、扇要たちは、超合衆国の票は人口に比例し、ブリタニアが超合衆国に参加すれば、すなわち過半数をブリタニアが持ち、彼らが事実上の超合衆国の支配者となってしまうのだ。
「そうか、あいつはやっぱり悪人かぁ!!」
「あなたって、本当にお馬鹿さんだったのね」
馬鹿な玉城に突っ込むのは、いつもラクシャータの役割です。てか、知らされておけよ。
ブリタニアを分割するか、票を人口の20%まで下げる事に賛同するように訴えかける星刻たち。
だが、ルルーシュはその問いかけには応えず、逆に「世界を統べる資格」を問いただす。
「矜持です。人が人を統べるのは」
「良い答えだ。貴方はやはり優秀だ。
しかし私の答えは違う」
「聞かせていただけますか?」
「壊す覚悟!」
「壊す?」
「世界を、自分自身すら!!」
ルルーシュの言葉に応じて、突然出現したランスロット・アルビオンが会場となった体育館を強襲する。
更にブリタニア軍も行動を開始、日本へと攻め込んでくる。
貴族制度を廃止しながらも自らは皇帝の地位に座り続けるルルーシュの目的は独裁政治であり、彼らが世界の敵となった確信する黒の騎士団。
カレンは唯一ランスロット・アルビオンに対抗できる紅蓮聖天八極式で迎え撃とうとするが、星刻はこれを制止する。
ルルーシュは当然最悪人質となった代表と殺害する覚悟を持っており、各国代表が殺害されれば世界は混乱に陥ると踏んだ上での事。
「民主主義を始めようか」
ルルーシュの言葉に涙を浮かべる神楽耶。
武力による民主主義です。しかし、世の中、権力やら金の力による民主主義が横行しているので、それが目に見える形をとっただけとも言う……
逃亡するリヴァルとニーナだが、彼らは検問で引っかかる。
そしてそこにロイドが姿を見せる。
全てが予定通りに進行していたが、そこに帝都ペンドラゴンがシュナイゼルたちによって先手を打たれて崩壊したとの報告が入る。
消滅した帝都ペンドラゴンの上空に出現した全長3kmの巨大な要塞。
それはフレイア弾頭を搭載した天空要塞ダモクレス。
そこにシュナイゼルから通信が入る。
ルルーシュを皇帝として認めていないといシュナイゼル。
彼がブリタニアの皇帝に相応しいとした人物は死んだと思っていたナナリー・ヴィ・ブリタニアだった。
「お兄様……スザクさん。
私は……お二人の……敵です」
やはり生きていましたナナリー。
しかも敵になって現れましたよ。
これで彼らは下手にダモクレスを破壊できなくなってしまったのか。
どうやって生きていたのか。忍者咲世子はどんな技を使ったのか。ディートハルトが向こうに着いた事で咲世子が敵に回る可能性はあり得たのですが。
ルルーシュ達の真意を知らないので、ナナリーは表面の事だけを知って敵に回ってしまったのでしょう。
ナナリーはもっと人を見る目があるかと思ったのですけどね。
少なくとも、真っ当な人はいくらみんな操られているとはいえ、罪のない首都に住んでいたブリタニア人を大量虐殺なんてしませんよ。
次回 TRUN22「シュナイゼル の 仮面」
ルルーシュとスザクがナナリーを敵に回して戦えるのか、というところになってきましたが、敵にするしかないのでしょうね。
ルルーシュはいきなり意気消沈という状態のようですけど……
シュナイゼルがめちゃくちゃ悪党面です。いよいよ本性を見せ始めるというところか。
気になるのは怪我をした佐世子の相手をしているのが誰なのか。普通に考えるならナナリーだけど、実は佐世子は逃亡していて、ルルーシュたちのところへ来るという可能性もゼロではないよね。限りなく可能性が低いけど。
でもナナリーがあそこにいるという事は、やはりルルーシュへの忠誠よりもディートハルトへの忠誠が上なのか。
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アニメ 感想 レビュー 第22話
ギアスに操られた元皇太子や皇女達はその命令に従い、一兵士やメイドに身をやつしていた。
王族から一兵士はともかく、メイドですか……
ブリタニアの制度が破壊されていく様に、黒の騎士団は戸惑いと感心を覚える。
超合衆国でもルルーシュのブリタニア支持の声を上げる者が殆どという状態となっていた。
ディートハルト・リートはシュナイゼル・エル・ブリタニアやコーネリア・リ・ブリタニアと共に姿をくらましていた。
これから黒の騎士団がどうするのかと問いかけるラクシャータ・チャウラーに、玉城真一郎はルルーシュは良い事をしているのだから、彼に味方するべきとの意見を示すも、黎星刻はそれを否定する。
ルルーシュは別に良い事をしている訳ではないですね。ただ今の制度を破壊して、全てを自分の意のままに操れるようにしているだけ。
それにこれから超合衆国や黒の騎士団に対してどんな行動に出るかもまだ不明なわけですし。
ナイトオブゼロ 枢木スザクを傍らに控えさせ、兵士達を奴隷にするルルーシュ。
そんなルルーシュのギアスに興味津々と言った様子のロイド・アスプルンドはギアスを調べたいと言うが、反抗する貴族の殲滅から帰還したジェレミア・ゴットバルトは「死にたいのか」と告げる。
ロイドもセシルもルルーシュの側についたんだね。
様子からしてギアスに操られているのではなく、純粋にルルーシュの側についたのかな。この前の式典にも別に出ている様子ではなかったし。セシル・クルーミーにしても、面白い方が好きなタイプだもんなぁ。
ジェレミアはルルーシュが生きていると知って、さっさと黒の騎士団を離れてルルーシュの下にやってきたんですね。マリアンヌの事を知らされていないのかな。まぁ、知らされていたとしてもあまり変わらないのかもしれないけど。
ロイドとセシルは本当に2人についてしまっていいのか、と語り合う。
だが、シュナイゼルやコーネリアが姿を消した事、ルルーシュがブリタニアの正当後継である事、何より2人の本当の目的を知らされた事で、2人は彼らに協力せざる得なくなってしまっていた。
この2人に本当の事を話すようにしたのはスザクなんだろうね。
ミレイ・アッシュフォードやリヴァル・カルデモンドに匿われてアッシュフォード学園で生活を続けるニーナ・アインシュタイン。
ミレイ達はブリタニアの領土ではなくなった日本を離れ、ブリタニア本国に戻るかどうかの会議を職場でする事になった。
ミレイも貴族制度の解体により、貴族ではなくなっていたのは当然か。まぁ、元々貴族としては力が落ちていた家系だし、ミレイ自身は手に職を付けているので気にもしないのだろうね。
ニーナはフレイアを作ったせいで、色々な国から狙われていた。
狙われるというのは、殺害されるだけではなく、誘拐して自国にフレイアを作らせようという輩も含まれているのだろうね。
ブリタニア皇宮エグゼリカ庭園。
ブリタニアの文化を破壊し、歴史に名を残したというスザクに、ルルーシュはまだまだこれから大量の血を流すのだという。
彼らは目的である『ゼロ・レクイエム』の足がかりとして、世界征服を果たそうとしていた。
そして彼らの元にもたらされたカンボジアの離反などの情報から、シュナイゼルの目的はただ一つだと睨み、彼らの行動よりも先に計画を次の段階に移す必要性を感じ取っていた。
そこに入るナイトオブラウンズとその直属部隊の襲撃。
指揮するのはナイトオブワン ビスマルク・ヴァルトシュタイン。
その指揮下にはナイトオブフォー ドロテア・エルンスト、ナイトオブスリー ジノ・ヴァインベルグ、ナイトオブトゥエルブ モニカ・クルシェフスキーが加わる。
それらを迎え撃つのはただ一機。
スザクの操るランスロット・アルビオンは、ドロテアを一撃の下に葬り去る。
あー……女性ながらビスマルクと肩を並べるほどの豪傑、という設定が披露されることもなく終了です。
更に彼らの部下やモニカもたちどころに葬り去っていく。
スザクに今なら戻れるというジノだが、スザクは彼こそがブリタニアに忠誠を誓うならば自分たちの下に来るべきだと告げる。
ジノのトリスタンすらものともせずに破壊したランスロット・アルビオン。
ジノは忠誠を誓ったのはシャルルだったのか、ブリタニアだったのか、というところですね。
他の人間のように殺さずに機体に損害を与えるだけにしたのは、彼なら味方になるかもしれないと思ったからなのか。
ジノはどうするのでしょうか。
てか、アーニャは何処? 後、残りのラウンズは何処で何をしているのだろうか……
そんな彼に唯一残ったビスマルクが剛剣エクスカリバーを携えたギャラハッドが迎え撃つ。
封印されたギアスを解放したビスマルク。
2人の戦いが報道中継される。
未来を予知するギアスを持つビスマルクはランスロット・アルビオンの高速機動の動きすら予知する。
むしろここにジェレミアを配置しておいた方が、闘いやすかったのかもしれないですな。
彼がいれば予知しようとした瞬間にその力を無効化出来たわけだし。
マリアンヌ以外には使った事がない。という事は逆に言えばマリアンヌはそれだけの動きでナイトメアフレームを操れたという事か……
ゼロレクイエムのためにも、負けられないスザク。そんな彼の中の「生きろ」というギアスに訴えかけるスザク。
生きろというギアスを使い、自らを奮い立たせる事でコレまで以上の高速機動を行う事で、ビスマルクのギアスの予知すら上回って攻撃をしかけるスザク。ルルーシュはそんなスザクの様子に、改めて彼の力に感心する。
そしてついには正面からぶち当たり、ナイトオブワンを粉砕する。
スザクの能力がどんどん化け物になってます。
止められるのは、同じ機体性能とパイロットとしての高いポテンシャルを持つカレンぐらいか。
ナイトオブワンを粉砕した様子に愕然とする黒の騎士団。
そして自分が何の為に闘うべきなのか、思い悩むジノ。
そんな時、ルルーシュが報道を通じて世界各国に対してブリタニアが超合衆国に参加する事を表明する。
カンボジアにてシュナイゼルたちが報道を見詰める中、彼は交渉の舞台として日本のアッシュフォード学園を指定する。
突然の表明に驚くリヴァルやニーナ。
そりゃあまあ学園にいるものとしては驚くわな。
まさか自分たちの居場所がいきなりそんな大舞台に選ばれるとは思いもしないから。
コーネリアに対して、シュナイゼルは自分たちに賛同できない人間が逃亡した事により、『ダモクレス』を急がねばならなくなったと語る。
王の玉座に自ら剣を吊したというダモクレスの剣の故事に因んで付けられた名称だろう。
と、いう事はOPのあの兵器はシュナイゼルのものなので、超合衆国として最終的にスザクとカレンが協力してアレを破壊するという事なのか。
コーネリアは
C.C.と僅かなSPだけで日本へ向かう。
民主主義に参加させて下さい、とお願いする立場なのだと語るルルーシュに、C.C.は「へぇ」と笑う。
明らかに民主主義に参加するつもりなんてありませんよね。
その姿を見物にきた多くの人々の前で、アッシュフォード学園に現れたルルーシュを紅月カレンが黒の騎士団の代表として出迎える。
歓迎ムードの漂う中、リヴァルはルルーシュに「何故今まで黙っていたのか」と呼びかける。
だがその言葉に応じようとしないルルーシュは、それだけでなくカレンに対しても初対面として振る舞う。
リヴァル、不憫……
少し歩きたいというルルーシュの意志を汲んで歩くカレン。
ギアス対策を講じていた黒の騎士団がその様子を見詰める。
カレンは既にギアスに掛かっているから、ギアスは効かないんだけど、その事をカレン自身も知らないのですね。初期の内にかなりどうでもいい内容で使ってしまっているから、話してないのか。
そして相変わらずお気楽な玉城。すっかり仲間に来たと信用しています。
本来の目的はカレンを味方に引き入れる事なのかもしれないなぁ、と思ったんだけど。
ルルーシュがいなければ新宿ゲートーで死に、黒の騎士団にはなれなかったと感謝していると言うカレン。
「私は嬉しかった。ゼロに必要とされた事が光栄で、誇らしくて。
でも、ゼロがルルーシュだと判って、訳がわからなくなった。
それでもブリタニアと闘う貴方を見て……
そんな貴方がスザクと手を組んだ。
今度は何をやりたいの?」
「…………」
「力が欲しいだけ? 地位がお望み?
それとも、これもゲームなの?
ブラックリベリオンの時、扇さんは貴方を守れと言った。
私の、お兄ちゃんの夢を継ぐ者だって……
ルルーシュ、あなたは私の事、どう思ってるの!?
どうして斑鳩で私に……キミは生きろと言ったのよ!」
突然ルルーシュに口づけをしたカレン。
「さよなら、ルルーシュ」
次にカレンが発したのは別れの言葉だった。
「……さよなら、カレン」
立ち去るカレンに別れを告げるルルーシュ。
カレンに何かを言うつもりだったのかと思ったけど、何も言わなかったね。
カレンを巻き込みたくないとか思っているのかもしれないけど、ルルーシュはもう少しカレンに気持ちを開いてあげるべきなんだよね。ルルーシュは肝心なところで嘘を言ったりして、相手を遠ざけようとする癖があるようだ。
セシルやロイドが目的を知って彼らに協力するしかなくなっているのだから、2人の目的は意味がある事なわけだし。
会議に置いて、超合衆国の代表である皇神楽耶に超合衆国への参加を求めるルルーシュ。
だが、参加には加盟国の3分の2の賛同が必要。
この時点でルルーシュの目的が見えますね。
そもそも、このルールなんかは、全てルルーシュが作ったものなわけですし。
ギアス対策を行い、ルルーシュの周囲に囲いを作った神楽耶は、ルルーシュを「悪逆皇帝」と呼び、彼の真の目的を問いかける。
星刻や藤堂鏡志朗、扇要たちは、超合衆国の票は人口に比例し、ブリタニアが超合衆国に参加すれば、すなわち過半数をブリタニアが持ち、彼らが事実上の超合衆国の支配者となってしまうのだ。
「そうか、あいつはやっぱり悪人かぁ!!」
「あなたって、本当にお馬鹿さんだったのね」
馬鹿な玉城に突っ込むのは、いつもラクシャータの役割です。てか、知らされておけよ。
ブリタニアを分割するか、票を人口の20%まで下げる事に賛同するように訴えかける星刻たち。
だが、ルルーシュはその問いかけには応えず、逆に「世界を統べる資格」を問いただす。
「矜持です。人が人を統べるのは」
「良い答えだ。貴方はやはり優秀だ。
しかし私の答えは違う」
「聞かせていただけますか?」
「壊す覚悟!」
「壊す?」
「世界を、自分自身すら!!」
ルルーシュの言葉に応じて、突然出現したランスロット・アルビオンが会場となった体育館を強襲する。
更にブリタニア軍も行動を開始、日本へと攻め込んでくる。
貴族制度を廃止しながらも自らは皇帝の地位に座り続けるルルーシュの目的は独裁政治であり、彼らが世界の敵となった確信する黒の騎士団。
カレンは唯一ランスロット・アルビオンに対抗できる紅蓮聖天八極式で迎え撃とうとするが、星刻はこれを制止する。
ルルーシュは当然最悪人質となった代表と殺害する覚悟を持っており、各国代表が殺害されれば世界は混乱に陥ると踏んだ上での事。
「民主主義を始めようか」
ルルーシュの言葉に涙を浮かべる神楽耶。
武力による民主主義です。しかし、世の中、権力やら金の力による民主主義が横行しているので、それが目に見える形をとっただけとも言う……
逃亡するリヴァルとニーナだが、彼らは検問で引っかかる。
そしてそこにロイドが姿を見せる。
全てが予定通りに進行していたが、そこに帝都ペンドラゴンがシュナイゼルたちによって先手を打たれて崩壊したとの報告が入る。
消滅した帝都ペンドラゴンの上空に出現した全長3kmの巨大な要塞。
それはフレイア弾頭を搭載した天空要塞ダモクレス。
そこにシュナイゼルから通信が入る。
ルルーシュを皇帝として認めていないといシュナイゼル。
彼がブリタニアの皇帝に相応しいとした人物は死んだと思っていたナナリー・ヴィ・ブリタニアだった。
「お兄様……スザクさん。
私は……お二人の……敵です」
やはり生きていましたナナリー。
しかも敵になって現れましたよ。
これで彼らは下手にダモクレスを破壊できなくなってしまったのか。
どうやって生きていたのか。忍者咲世子はどんな技を使ったのか。ディートハルトが向こうに着いた事で咲世子が敵に回る可能性はあり得たのですが。
ルルーシュ達の真意を知らないので、ナナリーは表面の事だけを知って敵に回ってしまったのでしょう。
ナナリーはもっと人を見る目があるかと思ったのですけどね。
少なくとも、真っ当な人はいくらみんな操られているとはいえ、罪のない首都に住んでいたブリタニア人を大量虐殺なんてしませんよ。
次回 TRUN22「シュナイゼル の 仮面」
ルルーシュとスザクがナナリーを敵に回して戦えるのか、というところになってきましたが、敵にするしかないのでしょうね。
ルルーシュはいきなり意気消沈という状態のようですけど……
シュナイゼルがめちゃくちゃ悪党面です。いよいよ本性を見せ始めるというところか。
気になるのは怪我をした佐世子の相手をしているのが誰なのか。普通に考えるならナナリーだけど、実は佐世子は逃亡していて、ルルーシュたちのところへ来るという可能性もゼロではないよね。限りなく可能性が低いけど。
でもナナリーがあそこにいるという事は、やはりルルーシュへの忠誠よりもディートハルトへの忠誠が上なのか。
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