ハノイ市内のホテルで
キタザワ「ゲーツさん、ゲーツさん、尖閣諸島に中国が攻めてきたら、本当に安保で日本を守って下さるんですよね?」
ゲーツ「ああ、もちろんだとも、安保で守ってあげよう。
・・・もしも尖閣諸島が日本の領土だって中国も納得したらね。 大船に乗ったつもりでいなさい。
・・・泥舟だけどw」
キタザワ「あーよかった!
裏で中国と手を組んでカモにしてるなんて噂を流すブロガーが
ちらほらいて、ちょっと心配だったんですが、やはり悪質なデマでしたか。いやあ安心しましたよ」
ゲーツ「(こいつがバカで助かった…)ところで君ンとこのマエハラクン、尖閣諸島で船長をタイーホしたら、中国は強硬な態度に出るとはおもわなかったのかね?キミ達は何百人も引き連れて訪中するほど中国と仲が良かったんだろう?それなら普通、相手をよく分析研究して知り抜いているはずだよ?ところが尖閣諸島問題ではこのザマだ。相手をよく知るというのは外交のイロハだが、ひょっとして相手のことを全く知らないままタイーホしちゃったのかね?」
キタザワ「な、何を仰います!我が国の外交というのはですね、“相手に気を使ってあげて、向こうもこちらに気を使ってくれるのを待つ”のがモットーです。
我々は中国に対して、日本人の死刑も黙認してあげたし、船長は無条件に帰してあげたし、中国の不利にならないようにビデオは非公開にしてあげたし、フジタ社員の逮捕は適法な逮捕だったかどうかなんて調査する気なんてさらさらないし、ノーベル平和賞受賞した劉暁波氏の釈放だって求めないんですよ?
こうやって恩を売っておけばなんとかなるさ、が我が国の伝統的な外交政策ですから、これでばっちりなんです(キリッ
もちろん貴国への思いやり予算も増額しますし、辺野古も必ず差し上げますから、見捨てないで下さいネ。
それより、こんど我が国も武器輸出三原則を見直す事になったのをご報告いたします。」
ゲーツ「それは喜ばしい。今後キミんとこの自衛隊には、どんどん我が米軍の手足となって侵略戦争の片棒を担いで・・・じゃなかった、世界平和のために国際貢献してもらわねばならないからね。そのためには国民の武器に対するアレルギーをおさえねばならん。武器を輸出してどこが悪いのかと鈍感になってもらわねば困るからな。そのためにも三原則の見直しはいい露払いだ。キミんとこのトイレ・・じゃなかった御手洗クンも大喜びだろう。ははは。
しかし、困った点が一つあるぞ。キミんとこの憲法だがね、9条にこう書いてある。
『国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。』
キミんとこの国民は、武器輸出三原則の見直しはこの憲法の精神に反すると抗議するんじゃないかね?」
キタザワ「いいえ、ご心配には及びません。この国のほとんどの国民は立憲主義なんて知らないから大丈夫。もし政府が憲法に違反したって文句は言いませんよ。これも我が国では
フランスのような優れた人権教育をしないように努力している賜物です。「攻めてきたらどうするんだ!」この一言で終了ですよ。実を言うと僕も立憲主義ってよくわかんないんスよ~、あははは。
それに武器輸出三原則なんてほんのオードブル、メインディッシュは非核三原則をアレして、
昔悲願だった核保有…おっと、今のは聞かなかったことにw」
ゲーツ「うむうむ、大変よろしい。ところで、キミ、一つ言わせてもらいたいのだがね。
うちの外交当局者も言ってるんだが、思いやり予算って、もう言い方が古いんだよ。これじゃ、まるで我々が君たちにたかっているみたいじゃないか。非常に不愉快だ。キミには52番目の州として愛国心がないのかね?もう少し言い方を考えたまえ。」
キタザワ「も、申しわけございません!直ちに「ポスト思いやり予算ネーミング国民会議」を立ち上げて、
都内の豪華ホテルで会議を招集します!」
なぁんて会話だったのかなあ、と想像してみたり(笑)
↓
防衛相、米・ベトナム国防相と対中連携協議
【ハノイ=志磨力】北沢防衛相は11日(日本時間11日)、ハノイ市内のホテルでゲーツ米国防長官と約30分間会談した。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関連し、中国による東シナ海などでの海洋活動が活発化していることについて、両国間で緊密に連携を図ることを確認した。
防衛相は「尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲内」と長官らが表明したことについて謝意を表明。そのうえで、中国の海洋活動に関して「日米間の緊密な協力が重要だ」と述べた。長官は「海洋における様々な関係国の間で緊密な連携、協議を続けることが重要だ」と応じた。
防衛相は武器輸出3原則の見直しについて、「年末にまとめる防衛大綱でぜひ見直したい。政府の合意が得られるよう努力していきたい」と長官に伝え、長官は「大変前向きなことで歓迎する」と評価した。
在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)をめぐる日米交渉については、「日米同盟の強化に資する観点から合意を作っていく」との考えで一致した。
防衛相は、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について「5月の日米合意を確実に実施していく決意に変わりない」と強調した。(引用ここまで)
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