Kindleがやってきた

 
電化製品買うボーイこと安倍です。英語も読めないのに英語版Kindleが日本でも買える事になった途端にバイナウ!!

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IMG_2277箱を開けるとこんな感じ。

IMG_2278説明書。

IMG_2281起動。液晶はくっきりして、何というか、紙のようです。思っていたよりずっといい。

IMG_2284一定時間放っておくとスリープになるのですが、その時にランダムに表示されるグラフィック。階調が低いので中間調は出ませんが、それなりに見られます。文字はくっきりして大変きれい。

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 本を買うのも本体のブラウザからできて手軽です。PCから買って転送もできます。返す返すも、これが日本語に対応していない事が残念。

 過去に何度も書いた事ですが、紙の本はもちろん必要だしなくなる事はないと思うのですが、資質や装丁に極端にこだわっているもの以外は、そろそろ電子化されていいのではないかと思います。
 書店には紙の本が売られ、お客さんはそれをパラパラ見て、紙の本を買ってもよし、その場で手持ちの電子ブックリーダーで電子ブックを購入してもよし。で、電子ブックを買ったら、紙の本と同じ装丁の電子ブックリーダー用のブックカバーを買ってそれをつける。というのが未来の書店のあるべき姿なのではないかと思います。

 KindleでもMacからも、Amazon Bookstoreを見ましたが、やはりリアルな空間に展示された紙の本を眺める体験には及びません。でも自分の本棚の本の大半が一冊のKindleに入っているという事の利点は非常に大きく、なんとかそれらが両立する未来が来て欲しいものです。

 iPhoneを使うようになって切実に思うのですが、ポケットからさっと取り出せるこの万能端末の手軽さやスピード感と、ユーザーの可処分時間を奪い合うには、本もまた電子化して武装しなければならないと思うのです。
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テーマ : 電子書籍
ジャンル : 本・雑誌

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日本だと、満員電車の中で吊革に掴まりながら、片手で持てて操作出来る大きさにならないと普及するまでにはいきそうにないですね。
新聞を細長く4つ折りしながらも、ギュウギュウ詰めの電車内で必死かつアクロバティックに読まんとするサラリーマン達に快適な読書ガジェットが登場することを願いたい…。

もしくは、週間マンガ雑誌サイズの大きさ等、慣れ親しんだ書籍サイズのバリエーションがあっても良いんじゃないかと思います。

まさにCDとiPodとの関係そのままですよね。
(そういう意味ではライブラリを全部持ち出す事のできるClassicの最大容量モデルにしか用は無いのですが(苦笑))

現在刊行中の藤子F不二雄全集も、置き場の問題でドラえもんしか買えていないのですが、電子化されれば間違いなく全巻購入したいところです。

…と、灰羽脚本集あたり電子化してみませんか?
あれならテキストだけだから、解像度もさほど問題にならないでしょうし。

本は本であっていてほしいなぁ
理に叶ってないとしても本というモノが好きです

Kindleはipodみたいな存在になれれば良いと思うし、なれる可能性も十分にあると思う

でもその前に本が電子化された場合に起こりえる著作権問題についてきちんと対処をしたうえで普及して欲しいです

電子化されると途端にモラルが欠けてしまう現状はどうにかして解決していくべきです

出来ることなら通信を逐一監視されることの無い、縛られない自由で快適なインターネットが存在し続ければ良いんですが・・・
プロフィール

安倍吉俊

Author:安倍吉俊


イラストレーター。漫画集『回螺』、画集『垓層宮』発売中。
ガンガンONLINE『リューシカ・リューシカ』連載中。
代表作『lain』『NieA_7』『灰羽連盟』『TEXHNOLYZE』
Macユーザー。カメラと自転車好き。爬虫類と魚を飼育中。
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