キネマ旬報の最新号で2023年の「ベストテン」が発表されている。
で、ベストテンの方は別にいいのだが、読者選出のベストテンで、えらいことが起きた。
1位は「Gメン」という作品。
この作品、評論家が選ぶベストテンの方は、一票も入ってないのだ。
つまり0点。
日本映画ワーストテン第一位と言ってもいいのだ。
なぜこんな事態が起きたのか?
おそらく考えられるのは、「Gメン」のファン(もっといえば主演の岸優太のファン)が、みんなでキネマ旬報を買って、ハガキ投票したのではないか?ということだ。
簡単に言えば、組織票だ。
もちろん証拠などないが、そうとしか考えられん。
だって、目が肥えたキネ旬の読者がこぞって、あんな映画に投票するわけないのだ。
こんなことして1位にさせてもらって、製作スタッフ・キャストが喜ぶとでも思ってんのか?
いい迷惑してると思う。
はっきりいって、映画ファンは呆れている。
もう読者ベストテンは、最低5年定期購読したやつしか投票できないシステムにすべきじゃねえか?
こんなバカげたことやる連中がいたら、いずれ読者選出ベストテンは無くなるぞ。
どっかのカルト宗教が映画作って、どっかの映画館を借りて公開して、信者がみんなでキネマ旬報を買って、ハガキ投票して、読者選出ベストテン第一位を獲るみたいな事態になったらどうすんだよ?
信者勧誘の宣伝に使われることになるんだぞ。
「Gメン」のファンがブルーレイ買ったり、配信で何度も見たり、Xやブログで「最高だった」と発信するのは結構。
でもこれは絶対やっちゃダメ。
「やったー、読者ベストテン第一位を獲った!」と喜んでるバカよ。猛省しろ。