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アイスクリームでなくガリガリ君を手に取るようになった時
緑が空の青さに輝いて 部屋のカーテンと同じ色になっても 少しどこかがちがうと感じたとき
あの夏の傷痕が疼くとき。
アブラゼミの死骸にアリが群がっているのを見たとき。
食卓が父が取ってきたきゅうりとなすばかりになるとき。
Amazonさんに「AIR」のアニメをおすすめされたとき。
母校の球児が試合中に足をつったとき。
何もいいことがなかった日の帰り道、見えないところでやっている花火大会の音がいやにうるさかったとき。
ミルマスカラスのオーバーマスクがスイカだったとき。
2歳新馬戦をやっているのに気づいたとき。
しまい忘れたとき。
富山GRNサンダーバーズの投手が16球で4四球、うち2球がワイルドピッチという惨状を目の当たりにしたとき。
お盆休みに「魁!!男塾」を一気読みして、意外と敵に生物毒を武器にしてるやつが多いと気づいたとき。
天香具山に真っ白な衣が干されるようになったとき。
アセトンを股間に浴びて「ひゃっ、ひゃうん!」ってなったとき。
海も山も腐敗が早いと感じたとき。
親分のパンチパーマにシオカラトンボが絡んでいたとき。
向日葵の色を黄金に塗りつぶしたとき。
水道水の出だしの温度が、体温を越えたとき。
アスファルトに打ちあげられた干蚯蚓たちの、声にならない叫び声を聞いたとき。
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ギャグ漫画でホラー回やってたとき
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