結構大きな衝突だったみたい -- でも、ちょっとワクワクしてる
知人からクルマを譲り受けました。個人売買なので名義変更等の手続きは自分でやる必要があって少し面倒ですが、その分だけ格安で入手することが出来ました。
今回、譲渡価格を更に安くして頂いたのですが、それには理由があって、バンパー周りにぶつけられた(結構大きな)痕があるんです。
どうも、駐車しているうちに誰かに衝突され、その誰かさんは何も言わずに逃げてしまったとのこと。
前の車を中古車売買業者に査定してもらった時に、ついでにこの状態を見てもらったら、これならバンパーを交換するだけなので7万~10万円も出せばキレイに直りますよ、とのことでした。
まあ、この程度なら自分で何とかなりそうな気もするし、10万円もかけて修理に出す積りはサラサラなかったんですけどね。
ところが、改めて詳細に観察してみると、被害の状況はもっと甚大だったんです。
先ず上の写真の矢印の所、ボディの板金が外側へと膨らんでしまっています。
右側の正常な同じ場所のボディのカーブをダンボール紙に写し取り、それを型紙として左側の歪んだ部分に当てがってみると、思ってた以上に飛び出してますね。
バンパーってのは、文字通り衝突した時の衝撃を吸収するためにあるものなので、ある程度の柔軟性もありながら、それなりの強度も持っているはず。
それがこれだけ派手に切り裂けているってことは、衝突時の衝撃の大きさを物語ってるよな、なんてことを考えながら眺めていたら、被害は更に拡大していきます。
この時点で、ヘッドライトと車体とがどういう形で固定されているのか分からないので、車体フレームが歪んだりしていると大事になるなって、ちょっと不安だけど、「腕が鳴るぜ!」って気持ちも。
少なくとも、このままでは間違いなく光軸がズレているので、車検は通らないでしょうね。
ボンネットを開けると、エンジンルーム内に黒いカバーがあります(初めて見た)。これを外すにはどうすればいいの?と調べてみると、どうやらプッシュリベットを外していくようです。
全部で11個のプッシュリベットで(このエンジンルーム内カバーは)固定されていました。
この後の作業で、更に数種類のプッシュリベットが出てきます(上の写真の青○は、バンパー固定用のもの)が、エンジンルーム内カバーを止めていたのは一番小さなプッシュリベットでした。
このプッシュリベットは、真ん中を押すと中心の芯が下に下がり、周囲の爪が内側へと小さくなって穴から抜ける、って仕組みでした。
ところが、これは冬にやってはいけない作業なのか、単に経年変化で脆くなっていただけなのか、もしかしたら両方なのかもしれないけど、プッシュリベットの8割くらいの爪が折れてしまった。
少なくとも真夏にやっていれば、ここまで酷くはならなかったと思うけどね。
さて、この時点でヘッドライトを固定してそうなネジは2~3個(ちょっと微妙)見えてますが、上で触れた通りヘッドライト下部はバンパーに押えられているので、先ずはバンパーを外す必要が・・・
日が暮れて寒くなってきたので、明日へと続きます。
今回、譲渡価格を更に安くして頂いたのですが、それには理由があって、バンパー周りにぶつけられた(結構大きな)痕があるんです。
どうも、駐車しているうちに誰かに衝突され、その誰かさんは何も言わずに逃げてしまったとのこと。
パッと見、単にバンパーが切り裂けて、少し歪んでるだけだと思ったんだけど
これが譲り受けた時の状態。パッと見、バンパーの切り裂き傷が目立つのと、バンパー全体が歪んで車体の板金やヘッドライトとの間に隙間が出来ているのが分かります。前の車を中古車売買業者に査定してもらった時に、ついでにこの状態を見てもらったら、これならバンパーを交換するだけなので7万~10万円も出せばキレイに直りますよ、とのことでした。
まあ、この程度なら自分で何とかなりそうな気もするし、10万円もかけて修理に出す積りはサラサラなかったんですけどね。
ところが、改めて詳細に観察してみると、被害の状況はもっと甚大だったんです。
先ず上の写真の矢印の所、ボディの板金が外側へと膨らんでしまっています。
右側の正常な同じ場所のボディのカーブをダンボール紙に写し取り、それを型紙として左側の歪んだ部分に当てがってみると、思ってた以上に飛び出してますね。
バンパーってのは、文字通り衝突した時の衝撃を吸収するためにあるものなので、ある程度の柔軟性もありながら、それなりの強度も持っているはず。
それがこれだけ派手に切り裂けているってことは、衝突時の衝撃の大きさを物語ってるよな、なんてことを考えながら眺めていたら、被害は更に拡大していきます。
ヘッドライトが下を向いてしまってる
バンパーから伝わった衝撃は、ヘッドライトの下部を後方へと押します。ヘッドライトは下方向へ向こうとして、ライトの左側は下がり、右側はボディに押えられ、押されたボディは外へと膨らみ、ライトの右上は上へと押し上げられています。この時点で、ヘッドライトと車体とがどういう形で固定されているのか分からないので、車体フレームが歪んだりしていると大事になるなって、ちょっと不安だけど、「腕が鳴るぜ!」って気持ちも。
少なくとも、このままでは間違いなく光軸がズレているので、車検は通らないでしょうね。
プッシュリベットが次々と折れていく
ってことで、エンジンルームの内側からヘッドライトにアクセスして、何が悪いのか、それは素人で修理できる範疇なのか、なんてことを調べていきます。ボンネットを開けると、エンジンルーム内に黒いカバーがあります(初めて見た)。これを外すにはどうすればいいの?と調べてみると、どうやらプッシュリベットを外していくようです。
全部で11個のプッシュリベットで(このエンジンルーム内カバーは)固定されていました。
この後の作業で、更に数種類のプッシュリベットが出てきます(上の写真の青○は、バンパー固定用のもの)が、エンジンルーム内カバーを止めていたのは一番小さなプッシュリベットでした。
このプッシュリベットは、真ん中を押すと中心の芯が下に下がり、周囲の爪が内側へと小さくなって穴から抜ける、って仕組みでした。
ところが、これは冬にやってはいけない作業なのか、単に経年変化で脆くなっていただけなのか、もしかしたら両方なのかもしれないけど、プッシュリベットの8割くらいの爪が折れてしまった。
少なくとも真夏にやっていれば、ここまで酷くはならなかったと思うけどね。
さて、この時点でヘッドライトを固定してそうなネジは2~3個(ちょっと微妙)見えてますが、上で触れた通りヘッドライト下部はバンパーに押えられているので、先ずはバンパーを外す必要が・・・
日が暮れて寒くなってきたので、明日へと続きます。
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