DHC吉田嘉明会長、渡辺喜美代表土下座でも許さずに暴露 理由は?に絡んで…ですが、政治とはあまり関係ない話を。
もう一方の主役というか、問題に火をつけた吉田嘉明DHC会長の経歴・学歴・プロフィールなどについて。今世界で最も熱い吉田です。
ところが、この吉田嘉明さんの情報は検索してもあまり出てきません。私だけ見つけられないわけではないようです、皆さん口々に「全然情報がない」と言っています。中には情報がないことを怪しがる声すらありました。
ただ、おそらく情報が少ないのはインタビューなどにあまり応じていないためでしょう。記事を検索しても今回の件以前のインタビューものはほぼなしといった状態です。
吉田会長がどうかは知りませんが、マスコミ嫌いな社長さんというのはときどきいます。「それがけしからん」って考えの人もいらっしゃるでしょうが、ネットの人は普段「マスゴミ」と言ってそのおごりを批判しているんですから、そんなことは言えませんね。
また、DHCが非上場の会社だということもありそうです。まあ、上場企業の社長であっても露出の少ない方はいらっしゃいますので、ご本人の意向の方が大きいでしょうね。
あと、「生年月日も出身地もわからない」と書いている方もいらっしゃいましたが、オフィシャルサイトに記載がありました。ただ、あまり会長の存在を目立たせていませんでしたので、そこらへんも情報の少なさに繋がっていそうです。
最後にまとめますが、先に見つけたものを適当に並べていきます。まず、そこは確認しとこうよ!というオフィシャルサイトから。
会長メッセージ 会社案内|化粧品・健康食品・ファッション・インナーウェアのDHC
(略歴)昭和16年1月31日生まれ。佐賀県出身。同志社大学文学部英文学科卒業。日本経団連評議員。
http://top.dhc.co.jp/contents/company/cp/message.html
先ほど「マスコミ嫌い」という言葉を書いたものの、吉田会長が本当にそうであるかは知りません。しかし、確実なのは「官僚嫌い」という評です。
この官僚嫌いが行政改革に積極的な渡辺喜美代表やみんなの党支援の理由になったというのは、
DHC吉田嘉明会長、渡辺喜美代表土下座でも許さずに暴露 理由は?で書いた通りなのですが、会長メッセージでも官僚への嫌悪感がありありと現れています。
日本以外のほとんどすべての国がGDPを年々伸ばしている中で、日本だけはずっとストップしたままです。(中略)これは一体誰のせいでしょうか。政府と日銀のせいであることは間違いありません。その政府は霞ヶ関の官僚に今や完全にコントロールされています。日銀はもとより治外法権ですから、政府の言うことは全く聞きません。霞ヶ関官僚も日銀官僚もデフレが大好きです。デフレの時こそ自分たちの力を最大限に発揮できるからです。規制もかけやすいからです。ほとんどの官僚は自分のことしか考えていません。国民がどうなろうと企業がどうなろうと彼らには一切関係のないことです。今の官僚を解体し再構築しない限り日本の明日はありません。
続いて、おなじみWikipedia。ここは吉田会長の名前が出ているのは1箇所のみです。
創業は1972年。吉田嘉明現代表取締役会長が、大学の研究室を相手に洋書の翻訳委託業を行ったことに始まる。「DHC」とは「大学翻訳センター (Daigaku Honyaku Center)」のことである。DHCの略称を持つダイエーホールディングコーポレーション(かつて存在したダイエーグループの中間持株会社)とは関係がない。
1975年に株式会社組織になる。当初は翻訳出版事業が中心。
1983年から基礎化粧品の通信販売事業を開始し、後に「DHCオリーブバージンオイル」と同オイルを主成分としたDHC薬用ディープクレンジングオイルを販売する。現在では、健康食品の取扱品目373を有する最大手企業に成長、美容・健康食品通販売上No.1の実績を誇っている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/DHC
この後になるともうほぼ情報なし。情報が少ないってのは確かです。
もう一つ他にない情報があったのは個人のブログさん。でも、元新聞記者で本も出している方ですから、素人よりは信頼できそうです。
高額所得番付の「長者」から学び、面白い人生を生きよう - 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」 2005年05月17日 16時23分05秒
平成16年分の高額所得が、16日公示された。(中略)
「6位」の吉田嘉明氏は、「DHC」の社長である。社名は「大学翻訳センター」の略である。同志社大学を卒業して「翻訳業」から身を立て、辞書専門の出版社を起こし、5回も倒産の憂き目にあいながら、「七転び八起き」、挫けることなく、化粧品会社を立ち上げて、今日の大成功を手に入れた。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d2602f4dd45df447b1c641c72c555800
情報が少なすぎですし、年数も不明のものばかりなんですが、まとめると以下のようになります。
■吉田嘉明DHC会長の経歴・学歴・プロフィール
1941(昭和16)年1月31日 出生。佐賀県出身
不明(1964年頃?) 同志社大学文学部英文学科卒業
不明 倒産を5回経験
1972年 DHCを創業。大学の研究室を相手にした洋書の翻訳委託業。「DHC」は「大学翻訳センター (Daigaku Honyaku Center)」の略
1975年 DHCを株式会社組織に変更
1983年 基礎化粧品の通信販売事業を開始し、後に美容・健康食品通販中心にシフト
不明 日本経団連評議員
出生も普通なら佐賀県でしょうけど、稀に出生地と出身地を別にしている方がいますので、慎重に書きました。
とりあえず、私がわかったのはこんなところ。本当全然情報がありませんでしたので、エピソードを一つだけ追加。
表紙の色が違うものがあるのでどれに載っていたかわからないものの、
図解入門業界研究 最新化粧品業界の動向とカラクリがよーくわかる本には、化粧品に進出した理由が書かれているそうです。
この本によると、吉田さんが飲み仲間の美輪明宏さんに「オリーブオイルが肌にとてもいい」と聞いて、新規事業を始めたそうです。ここらへんは商売人の感覚の鋭さを感じさせる話ですね。
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