私はFirefoxになる前のMozilla(モジラ)のブラウザからのファンであり、引っ越しても気に入った拡張機能(アドオン)があるかどうかわからないし、調べるのも面倒くさいということで、Firefoxがメインブラウザなのですが、一時期Chromeもかなり使っていた時期がありました。
というのも、Firefoxが重いし、メモリ食うしで、全部Firefoxで見ていると私のオンボロパソコンでは負担が大きすぎたためです。(アドオンを全部外すと軽いという話もあったんですが、それだとFirefoxを使う意味が…)
ところが、いつの間にかFirefoxのメモリの馬鹿食いがなくなっていたんですね。どこかのバージョンアップで改善されたようです。
で、Chromeを全然使わなくなっちゃったんですけど、久しぶりに使ってみると、今度はこっちが馬鹿みたいにメモリを食っています。
あれ、私だけ?世間的にはどうなの?と思ったので、検索。
先にわざと古いものを出しますが、やはり以前はFirefoxがメモリ大食い食いしん坊ブラウザとして悪名を馳せていました。
» 2012年02月20日 00時00分 更新
OSS界のちょっと気になる話(3):Firefoxは「メモリ食い」という悪評を払拭できるか (1/2)
[後藤大地,オングス]
いくつか要因が考えられるが、
FirefoxからGoogle Chromeへの移行を加速させた最大の要因は、「メモリを食う」という問題だろう。Google Chromeはタブ1枚ごとにプロセスを割り当てる「マルチプロセスアーキテクチャ」を採用している以上、どうやってもメモリの使用量は多くなる。しかし、Google Chromeはタブを1枚閉じれば、そのタブに割り当てられていたプロセスとメモリを解放できる。
OSは、ハードウェアの空きメモリ容量が不足すると、あまり使われていないデータをメモリからハードディスクに移す(スワップアウト)。スワップアウトが発生し始めると、PCの処理速度は一気に落ちる。こうなると、とても使っていられるものではない。
メモリを浪費し続ける傾向が続いていたFirefoxは、このスワップアウトを発生させるアプリケーションの1つとして悪名を馳せることになってしまった。特に、電源を切らずに起動し続けるノートPCではこれは大きな問題となった。Google Chromeなら、メモリは消費するがタブを閉じればきちんとメモリを解放できると知ったユーザーは徐々にFirefoxから離れていく。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1202/20/news123.html そうだ、メモリを開放できずに溜め込むってのが、問題だったんでした。
面倒くさいから紹介しませんけど、Firefoxのメモリ解放を謳うアドオンやソフトは多数あります。しかし、私はそのどれもうまく行きませんでした。
それらを使うと確かにタスクマネージャーのプロセスで見るとメモリが開放されたように見えるのですけど、肝心のタスクマネージャーのパフォーマンスで見れる合計使用量は全く減っていないんですよね。私だけなのかなぁ……。
まあ、それはいいや。上は古いもの。しかし、2013年に入って書かれた以下の記事を見ると様子がかなり違っています。
なお、以下の記事ではインターネットエクスプローラー(IE)やOperaも出ていますけど、IEは個人的に魅力を感じるところがないですし、Operaはパソコン版では使ったことがないのでノーコメントです。
また、元は海外記事なので日本で人気のSleipnir系のブラウザもありません。
メモリ使用量に関して言うと、FirefoxがChromeを逆転したようです。私の実感通りでした。
ただ、これはメモリ使用量に関してだけです。他の要素ではもちろんChromeが上回っているものもあり、Firefoxがダメダメで苦手なものもあります。
たとえば、Firefoxにはタブの読み込みが苦手なところがあるようで、かなり時間がかかっています。感覚的な重さとしてはむしろFirefoxの方が重いという人も多いでしょう。
"米Lifehackerではスピード対決の総合順位を出すのをやめました"とあるように、ここらへんどこを重視するかは人それぞれであり、記事冒頭で"すべてのコンピューターは状況が異なります"と断っているようにそもそも環境によっても異なります。
もう一つ大きな注意点としては、Firefoxが逆転したように新たなリリースの度に状況が変わってくることです。
(追記:逆転と書いちゃったんですが、考えてみるともともとかも。Firefoxは溜め込むのが問題だったので、新規で開いたときのメモリ使用量は以前からChromeより少なかった可能性があります)
今回、私がこれを書こうと思ったのは、実はまたFirefoxのメモリ食いが気に掛かるようになってきたためです。一時は全くストレス溜まらなかったんですけどね。
タスクマネージャーを見てみると、Firefoxを起動していない時点でのメモリ使用量が以前より確実に上がっているため、他のアプリの影響が大きそうではあります。(上位は以前と同じ顔ぶれで、極端に大きいものもなく、どれとは特定できませんでした)
でも、何となくFirefoxがまた、メモリを大事に大事に溜め込むようになってきたような気もしないでもありません。
で、Chromeも使ってみたものの、こちらも相変わらずメモリを使います。お手上げです。
かなり困っているので、またメモリを増強しようかな?どうせやるなら過剰なくらいに増やそうかな?とメモリメーカーでうちのパソコンを調べてみのですが、もうほとんど増やせる余地はないようです。
もう10年以上使っていますし、XPがもうすぐ期限切れになりますし、来年消費税増税になりますし、これを機に超ハイスペックなパソコンでも買おうかなと思っています。
(まあ、値段見てビビって結局そこそこなものを選びそうですが、気持ち的には一応高みを目指すつもりです)
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