NHKが公式サイトなどで配信した国際放送の中国語字幕で尖閣諸島が中国側呼称の「釣魚島」などと表示された問題で、NHKの古賀信行経営委員長は18日の委員会会合後、問題の字幕が英語音声からグーグルの人工知能(AI)翻訳機能で作られたことを踏まえ、報道陣に「NHKは技術部がしっかりしている。自前で(AI翻訳を)開発できたら、次につながる。チャンスかもしれない」とNHKによる字幕開発が望ましいとの考えを示した。
この問題では、NHKが10日に配信したニュースで日米首脳会談を受けた中国側反応を伝えた際、「沖縄県の尖閣諸島」「日本が実効支配する尖閣諸島」と英語で放送したにもかかわらず、中国語字幕では「釣魚島」と表示された。NHKは同日中に全ての字幕サービスを終了した。
古賀委員長は「災害など突発的な部分は極力、(字幕を)あらかじめ用意して活用する対策もしながら、できたら自前で信頼できる方法を確立できればいい」と述べた。




