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米国のイラン攻撃、世界経済に暗雲 スタグフレーションのおそれも

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杉山歩=ニューヨーク 笹井継夫
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 米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発した中東情勢の緊迫化により、日本と世界の経済にも暗雲が立ちこめている。中東からの原油輸送の要「ホルムズ海峡」が事実上封鎖されるなどし、原油価格は急騰した。混乱が長期化すれば、景気が低迷する中で物価高が進む「スタグフレーション」に陥るおそれがある。

 イランは世界有数の資源国だ。米エネルギー情報局(EIA)によると、確認済みの原油埋蔵量は2023年時点で世界で3番目、生産量は石油輸出国機構(OPEC)の中で4番目に多かった。天然ガスの埋蔵量も世界で2位だ。

 イランとアラビア半島の間には、エネルギーの海上輸送の要衝であるホルムズ海峡があり、EIAによると世界の原油消費量の約2割が通過する。今回の事態を受けて海峡での船舶の運航が止められ、米国産WTI原油の先物価格は1日、一時1バレル=75ドル台と約8カ月ぶりの高水準をつけた。

 原油は各種燃料や幅広い化学…

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この記事を書いた人
杉山歩
ニューヨーク支局
専門・関心分野
米国経済、移民
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    加谷珪一
    経済評論家
    視点

    現時点における原油価格の動きを考えた場合、世界経済への影響は限定的ですが、記事にもあるように、混乱が長期化した場合、インフレが加速するリスクが出てきたといえるでしょう。  しかしながら、本当の意味で国際金融資本が懸念しているのは、今回の攻撃

    2026年3月3日 14:32

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