地球PF運用ブログ(FIRE生活中)

3億円の「地球ポートフォリオ🌏」でFIRE生活を送る氷河期無職のブログ

地球PF、目標割合(2026年)

地球PFの運用方針は「なるべく費用をかけずに地球全体の資産を保有する」です。各資産の目標割合は時価総額比率となります。つまり地球PFにとって究極の理想は、CAPM(資本資産価格モデル)の「市場ポートフォリオ」(以下、市場PF)です。もちろん、真の市場PFを構築することは不可能です。市場PFは定義上、世の中の全てのリスク資産を時価総額比率で保有しています。しかし実際には、たとえば全地球人の人的資本といった「リスク資産」には投資不可能です。その意味で地球PFとは、理想の市場PFを個人投資家でも実践できる形に落とし込んだ現実的なポートフォリオと言えます。

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さて、ここで問題になるのが対象資産とその割合です。対象資産は株式、債券、不動産(REIT)、商品(コモディティ)といったところでしょう。現在これらの資産クラスには相応のインデックスファンド(ETF含む)があり、個人投資家でも容易に購入できます。ここまでは数年前に姉妹サイトの方にも記載した通りです(参照:お金と労働と地球株 - 4-8. 地球株から地球PFへ )。実際に地球PFもそれらのETF等を組み合わせて作られています。なお地球PFではその後、REITを対象から外したり(地球株に時価総額比率で含まれているため)、一部の暗号資産を対象に加えたりと、ちょこちょこバージョンアップしています。

出典:お金と労働と地球株 - 4-8. 地球株から地球PFへ

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次に割合です。目標とする割合は時価総額比率と決まっています。しかし、これが簡単なようで意外と難しいのです。先に結論を言うと、以下が2026年時点の目標割合となります。

 

<地球PFの目標割合(2026年)>

  • 地球株:45~50%
  • 地球債:45~50%
  • 地球商品:5%

 

ちなみに、仮に目標の割合を達成し、その後追加入金や取り崩しを一切しないと仮定すれば、以降は原理的に何もする必要がなくなります。地球PFの中で勝手にリバランスされるからです。

それはそれとして、割合を定めるにあたって何が難しいのかというと、まず各資産クラスの市場規模はソースによって数字が異なります。それでも株式市場はまだマシの方で、債券市場はどこまでを投資対象として扱うかで数字が大きく変わり、コモディティ市場はそもそも時価総額という概念が馴染まないので更に混迷を極めています。また単純な発行残高の数字と、個人が投資可能な流通市場の数字は異なります。たとえば政府や中央銀行が保有している資産の多くは一般に流通せず、個人投資家はアクセスできません。どちらの数字を採用すべきか、これは考え方によりますが、現実的には後者の数字を採用すべきでしょう。

そんなこんなで調べるのが面倒なので、各資産クラスの最新の時価総額をAI(GeminiとChatGPT)に調べてもらいました。結論から言うと、2025年末時点における各資産クラスの市場規模(時価総額)は以下のようです。なお、ここでは株式市場の数字にREITが、コモディティ市場の数字にビットコインが含まれています。

 

<2025年時点の市場全体の規模と割合>

  • 株式(REIT含む):約151兆ドル(約48%)
  • 債券:約140兆ドル(約45%)
  • コモディティ:約22兆ドル(約7%)

2025年時点の市場全体の推計(Gemini)

<上記のうち流通市場全体の割合>

個人が投資可能な流通市場における規模と割合(Gemini)

 

へー、なるほど。ただし、率直に言って今回のAI推計はあまり当てになりません。実は何度もAIに同じ質問(一字一句同じ)をしてみたのですが、毎回とも回答の数字が異なりました。それでも体感ではGeminiの方がChatGPTよりはマシで、まだ「安定」していました。それぞれ得意分野があるのでしょう。上記の数字は、Geminiでの試行で比較的頻繁に出て来た規模感の時価総額および割合です。まあ現実の数字も日々変わるので、細かい差異は気しても仕方ありません。

ざっくり次のような感じでしょう。まず地球上の主要アセットの市場はほとんど(90%以上)株式と債券で占められています。そして株式と債券の時価総額は拮抗しています。なお重要なことなので繰り返し言いますが、この株式市場の数字にはREITも含まれています。上記の数字を信じるなら、発行残高では株式がやや多く、流通残高では債券がやや多いです。ただし、この関係は怪しいです。特に流通残高の方は、質問の度に各数字(と割合)がコロコロ変わりました。少なくとも、市場の大半は株式と債券であり、両者の規模感が最近同じくらい、とは言えそうです。

ちなみに私が投資を始めた20年くらい前は、たしか債券の市場規模は株式の2倍ほどあったと記憶しています。それが今や同じくらいになっているとは驚きです。確かにここ十数年、特に直近の2年くらいは、米国株を中心に株価がどんでもない上昇を見せています。地球PFは昨年3億円を突破しましたが、その主な要因は近年の株価大幅上昇です。長らく債券市場は株式市場の2倍、と思い込んでいましたが、私も認識を改めなければなりません。

次にコモディティですが、こちらは極小規模から数十兆ドル、割合は0~10%くらいです。コモディティ市場についてはAIの回答が最もバラついた資産クラスでした。おそらく原油やトウモロコシ等が投資対象として入ったり入らなかったり、入るとしても様々な統計数字があったりで、なかなか一意に定まらないのでしょう。上記の数字の大半はゴールドとビットコイン、それにプラスアルファした感じの市場規模のようです。いずれにしてもメインの資産クラスではないので、現実的にはこの数字のとおり5%くらいで良いかなと思います。

以上を踏まえて、2026年現在、地球PFの目標割合は以下です(再掲)。

 

<地球PFの目標割合(2026年)>

  • 地球株:45~50%
  • 地球債:45~50%
  • 地球商品:5%

 

地球株と地球債の割合はそれぞれ45~50%の範囲で、合わせて95%になるようにします。地球商品の割合は5%で固定です。

これに対して現状、最新の運用報告では次の割合になっています。

 

<地球PFの割合(現状)>

  • 地球株:約55%
  • 地球債:約40%
  • 地球商品:約%5%

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地球株が5%ほど上限を超過しているので、この分を地球債に割り振ればOKです。ただし社畜時代と違って今や給料がないため、ノーセルリバランスは困難な状況です。たかが5%、されど5%。一気にリバランスするには、地球株を相当売却しなければならず、当然その分の税金が発生します。とりあえず預貯金や地球PF全体の分配金の一部をちまちまと地球債に充当していきます。それで時間がかかり過ぎるなら、加えて数年単位でゆっくりと地球株を取り崩し、売却益を地球債に充てていく感じになるかと思います。

ところでAI(Gemini)は割と何度も、ちょうど現状の割合とほぼ同じ数字を時価総額的に「正解」だと回答して来ました。それが本当に正しいなら、せっかく現状たまたま合致しているので、あえて何もするべきではないでしょう。何が本当かよく分からず、AIの使い方もなかなか難しいものだと思いました。

「個人が投資可能な流通市場における割合」の別回答(Gemini)

 

そういうわけで、2026年における地球PFの理想の割合が一応定まりました。地球株と地球債が45〜50%、地球商品が5%。今年は理想に向けて、ゆっくりとゆっくりとリバランスを開始したいと思います。

 

【姉妹サイト】

お金と労働と地球株
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