競馬の競走馬のことをサラブレッドと呼ぶが、一昔前はアラブ馬と呼ばれる馬も競走馬として走っていた。
アラブ馬は虚弱なサラブレッドに比べて足が遅いが頑丈で悪路に強かったので主に軍馬として生産されていたという。
戦後になって馬の用途が競走馬のみとなった結果、スピードに劣るアラブ馬の競争は人気がなく、徐々に廃れていったということになっている。
とはいえ生産者ならともかく競馬をギャンブルとして楽しんでいる身としては、速度の違いも見た目の違いもわからなかったので上の説明には納得していない。
アラブとサラブレッドは基本的に別のレースを走っていたのだが、たまにアラブレースで無双する強いアラブ馬がサラブレッドのレースに出走することがあった。
そんな時、普段は競馬にドラマを見いださない自分でも血筋の差を超えて勝ってくれるんじゃないかと期待したもんだが、アラブ馬が大差負けするのが常だった。