PHP5.2.0とeAcceleratorのインストールメモ
2006年11月06日 プログラミングTIPS
PHPの最新バージョンがリリースされました。
PHPのバージョンアップをする時に、一緒にPHPアクセラレータもインストールしていますが、前回のインストールから何ヶ月か経っているとついつい手順を忘れてしまいます。
サーバーではPukiwiki(ポケットモンスター ダイヤモンド・パール攻略Wikiなど)やOpenPNE(ゲーマーSNS)などを動かしているので、PHPアクセラレータのインストールは必須です。
そこで、次回インストール時の手助けとなるようにLinux用のPHP5とeAcceleratorのインストールメモを残しておきます。 によると、最近ではPHPアクセラレータとしてXCacheがオススメらしいですが、今回は安定して使えている今までと同じeAcceleratorを使いました。
(PHP4の頃はPHPAを使っていました→PHP Accelerator インストールメモ)
サーバーではPukiwiki(ポケットモンスター ダイヤモンド・パール攻略Wikiなど)やOpenPNE(ゲーマーSNS)などを動かしているので、PHPアクセラレータのインストールは必須です。
そこで、次回インストール時の手助けとなるようにLinux用のPHP5とeAcceleratorのインストールメモを残しておきます。 によると、最近ではPHPアクセラレータとしてXCacheがオススメらしいですが、今回は安定して使えている今までと同じeAcceleratorを使いました。
(PHP4の頃はPHPAを使っていました→PHP Accelerator インストールメモ)
PHPのインストール
サーバーに管理者権限でログイン。ソースダウンロード場所に移動。
cd /usr/local/src続いてPHP5.2.0のダウンロード。
wget https://jp.php.net/distributions/php-5.2.0.tar.gzダウンロードしたファイルの解凍。
tar xzvf php-5.2.0.tar.gz解凍ディレクトリに移動。
cd php-5.2.0configure設定(configure設定は、phpinfo()関数を実行すると、現在の設定を確認できます)。
./configure --with-apxs2=/usr/sbin/apxs \「Thank you for using PHP.」と表示されたら、makeとmake testとinstall。
以下省略。(環境に合わせて)
makeあとはphp.ini、php.confを編集して、apacheを再起動すればPHPのインストールは終了。
make test
make install
vi /usr/local/php5/php.ini
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
service httpd restart
eAcceleratorのインストール
続いて、eAcceleratorのインストール。SourceForge.net: eAcceleratorからファイルをダウンロード。
ダウンロードしたファイルを解凍して、解凍したディレクトリへ移動。
configure設定。
/usr/local/php5/bin/phpizemakeとinstall。
./configure --enable-eaccelerator=shared --with-php-config=/usr/local/php5/bin/php-config
makeinstall後に表示されるextensionsのパスをメモ。
make install
Installing shared extensions: /usr/local/php5/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20060613/キャッシュコントロール用のcontrol.phpを公開ディレクトリに移動。
mv control.php /公開ディレクトリ/ユーザー、パスワード設定(control.phpの$user、$pwを編集)。
vi /公開ディレクトリ/control.phpキャッシュディレクトリを作成。
//以下の部分を編集
$user = "admin";
$pw = "eAccelerator";
mkdir /tmp/eaccelerator書き込み権限を設定。
chown apache:apache /tmp/eaccelerator/php.iniを編集。
vi /usr/local/php5/php.iniZend Optimizerオプションより前に以下を記述
・eaccelerator.shm_sizeは、稼働後にcontrol.phpを確認しながら最適な値に変更
・zend_extensionは上でメモったextensionsのパスにeaccelerator.soを付けて設定
zend_extension = "/usr/local/php5/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20060613/eaccelerator.so"apacheを再起動。
eaccelerator.shm_size = "64"
eaccelerator.cache_dir = "/tmp/eaccelerator"
eaccelerator.enable = "1"
eaccelerator.optimizer = "1"
eaccelerator.check_mtime = "1"
eaccelerator.debug = "0"
eaccelerator.filter = ""
eaccelerator.shm_max = "0"
eaccelerator.shm_ttl = "0"
eaccelerator.shm_prune_period = "0"
eaccelerator.shm_only = "0"
eaccelerator.compress = "1"
eaccelerator.compress_level = "9"
eaccelerator.keys = "shm_and_disk"
eaccelerator.sessions = "shm_and_disk"
eaccelerator.content = "shm_and_disk"
eaccelerator.allowed_admin_path = "/公開ディレクトリ/control.php"
service httpd restart
以上でインストールは終了。
control.phpにアクセスすると、eAcceleratorのキャッシュ状況の確認ができます。
早大で講演会をした「2ちゃんねる」管理人のひろゆきさんは、 そうなので、こうやってメモを取っておくことで、次回のインストールの手助けになるようにメモを残しておきました。
追記: