近視・遠視・乱視といった “屈折異常” は本来、適切な検査や処置をせずに放置すれば、失明につながりかねない深刻な症状です。
通常は、視力検査をした上で、メガネやコンタクトレンズを使用するなど対処ができますが、そもそも視力を測定するシステムが普及していない国や地域が、世界にはまだまだたくさんあるというのが現状です。
そこで生まれたのが、インドの「 LVPEI Center of Innovation」によって開発された、誰でも簡単に組み立てることができる視力検査キット「Folding Foropter」。
一見するとオモチャの望遠鏡のようにも見えますが、検眼医による視力検査をかなりの精度で再現してくれるというんです。