小さいころから海外に憧れを抱いていた私がこの2023年夏に挑戦したのは……3週間の海外留学!
行き先はイタリア半島より少し南に位置し、地中海に浮かぶ「マルタ島」です。
しかし、この歳で誰も知らない国に3週間も留学するのはかなり勇気が必要でしたし、円安で費用が想定以上にかかることもあって、マルタに出発するまでは「やっぱりキャンセルしようかな」と何度も思いました。
それでも、 “ある理由” から今からでも留学は遅くない、と40代の私に感じさせてくれたんです。
ということで、いろんな葛藤がありつつも、ついにマルタへ出発。私の留学体験を本音でお伝えします!
【色んな職業の人が集まる大人留学】
私が選んだ学校は「EC Malta」という語学学校で、日本出発前に受けたテストによってクラス分けがされていて、私が振り分けられたのは「Upper-Intermediate(中上級レベル)」。
授業のスタートは毎週月曜。プランにもよりますが、私のコースは平日は毎日90分の授業が2コマずつありました。
1クラス15人ぐらいで、日本人がいたら安心して日本語を使ってしまったらもったいないな〜と思っていたのですが、実際は私1人でした(笑)。
そんなクラスメートは、南米はブラジルやコロンビア、ヨーロッパからはご近所のイタリア、フランスやベルギーから、さらにはトルコや韓国、リビアなど、世界中から集まっています。
学校全体でみてもヨーロッパ各国と南米の人たちが多かったです。
また、30代以上のクラスなだけあって、弁護士やジャーナリスト、大学の教授などいろんな職業の人が集まっているのも興味深いところ。
また、語学学校主催のイベントが毎日あったので、そこでほかのクラスの人たちとも交流できるのが良かったです。
【なんでみんなマルタを選んだの?】
私がマルタを留学先に選んだ理由は、美しいビーチがあるリゾート地であることに加えて、なんと言っても30歳以上のクラスがある語学学校があること!
留学というと高校生や大学生、20代など若い世代が多く、40代の私にとって同じ世代の人たちと交流できるクラスに入れることがとても魅力的に感じたのです。
留学先としてマルタを選んだ理由をクラスメートたちに聞いてみたところ、
・ビザが必要ないから
・ビザが取りやすかったから
という理由が1番多かったのが印象的でした。
日本のパスポートは短期だと入国にビザが必要ない国が多いですが、ビザの申請の有無が留学先の選択にも影響することもあるようです。
そのほかに多かったのは、「バケーションがてら英語も学びたかったから!」という理由。休暇を利用して友人や家族と一緒に来た人も多く「授業が終わったらビーチへ直行」する、なんて人もいましたよ。
マルタはさすがアイランド!
そこらじゅうにビーチがあるので、服の下に水着を着てタオルだけ持ってGO!なんて感じで気楽に出かけられるんです。
仕事のために英語を頑張っている人もいましたが、私も含め、もはや遊びがメインで勉強はおまけ、という人も多かったような(笑)。
【それぞれの目的がはっきりしているのが特徴】
また、留学時の滞在先といえばホームステイや学生用アパートメント(学生寮)が定番ですが、ホテルに滞在している人が多かったのも大人留学ならでは。
ブラジルで大学の教授をしている50代のマダムは、
「若いときはユースホステルなんでも良かったけど、この歳になると多少お金がかかっても心地良さを優先したくなる。それができないなら家にいる方を選ぶわね」
と話していたのが印象的でした。
雑魚寝も平気だった学生時代と違い、プライベートな空間を持つことは大人になった私にとって必須ともいえるもの。
私も今回は滞在先にはこだわり、少々値は張りますが、自分専用のバストイレ付きで1人部屋の学生用アパートメントにして本当に良かったと思います。
30代以上の留学は各々の「目的」や「こだわり」がはっきり出ているなあという印象がありました。
自分らしく楽しむ大人留学、おすすめです!
参考リンク:EC Malta
画像・執筆:沢野ゆうこ(c)Pouch
Photo:(c)Pouch
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