春から新生活がスタートし、アルバイトを始めたり、逆に職場で新しくバイトさんを雇う人も多いのではないでしょうか?
職場にうまくフィットして長く働けることが理想的ですが、すぐに退職してしまう場合も……。
アルバイトを辞める理由は人それぞれ。家庭の事情や体調不良、引越しなど様々ですが……
「アルバイトを辞めた理由に関する意識調査」によると、約4割もの人が「バイトを辞める “本当の理由” を伝えなかった」と回答していたんです。
【納得の1位と言えるかも…】
ビズヒッツがアルバイトを辞めた経験がある男女500人を対象に行った今回の調査。
アルバイトを辞めた理由1位は「人間関係」で、具体的には
「社員からの嫌がらせを受けたからです」(20代女性)
「店長の性格が自分には合わず辞めました」(30代男性)
「直属の上司からのパワーハラスメントです」(50代男性)
といった声が寄せられています。
雇用形態を問わず、退職理由としてよく挙げられる「人間関係」。
特別嫌がらせされなくても、「うまく同僚と馴染めない」といった理由で職場を去った人もいたようです。
【調査から見える「本音」】
なお、「アルバイトを辞めた理由」ランキング2位以下の結果は次のとおり。
2位 卒業・進学・就職のため
3位 学業に専念するため
4位 仕事内容が合わない
5位 他の仕事をしたくなった
6位 体調不調・健康面の不安
7位 勤務時間・日数への不満
8位 時給・収入への不満
具体的には、「希望の休みがとれない」「時給以上の働きを求められる」といった声が挙がっており、雇う側の「こっちに合わせてほしい」と、雇われる側の「バイトなのになんでここまでやらなきゃいけないんだ」という本音が見えてきます。
【約4割が「建前の理由」で辞めていた!】
もうひとつ注目したいのは、「バイトを辞める本当の理由を伝えなかった」人が多い点。
本当は別の理由があるけれど、「学業に専念」「家庭の事情」「引っ越し」といったウソの理由で辞めた人が約4割いるという結果に。
もし理由が人間関係だったら言いづらいですし「なかなか辞めさせてもらえない」「波風を立てたくない」などの事情もありそうですよね。
あるいは「人間関係が円滑ではないから本音を言えない」とも推測できて、最初にご紹介したランキングと重なります。
また、アルバイトを雇うものの、退職者が多い場合は職場の人間関係に問題がないか再点検してみたほうがいいかも?
さてみなさんは、この結果をどう思うでしょうか……。
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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