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「コメディ界のビートルズ」こと、ありとあらゆるポップ・カルチャーに影響を与えてきたイギリスのコメディ・グループ、「モンティ・パイソン」。

そして量子宇宙論という分野を形作り現代宇宙論に多大な影響を与えた、「車いすの理論物理学者」としても世界的に有名なスティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士。

彼らが奇跡のコラボを実現させたシングル「ギャラクシー・ソング（Galaxy Song）」については、少し前の記事でお伝えしたとおり。今回ご紹介するのは、こちらのリリースを記念して公開された無料オンラインゲーム、「モンティ・パイソン・アステロイド・ゲーム（Monty Python “Asteroids” Game）」です。

【モデルとなっているのは70年代のヒットゲーム】

現在、動画サイトYouTubeにてデモ・プレイ映像が公開されている同ゲーム、その元となっているのは、70年代に人気を博したアーケードゲーム「アステロイド（Asteroids）」。

【宇宙つながりで生まれた企画のようです】

同ゲームの舞台は宇宙、そしてモンティ・パイソンと博士のコラボ曲のタイトルにある「ギャラクシー」も、宇宙。ってなわけで、宇宙つながりから生まれた同ゲームの内容は、「モンティ・パイソン」発なだけに、やっぱり超シュール。そして、愛すべきおバカっぷりが、もうたまりません。

【小惑星ではなく、メンバーを（！）撃ち落とします】

そもそも「アステロイド」は、宇宙船を操縦しミサイルで小惑星を破壊していくという、いたって単純なゲーム。一方「モンティ・パイソン・アステロイド・ゲーム」は、宇宙船が、ホーキング博士が乗る車椅子ロケットに。小惑星が、パイソン・メンバーを小遊星化したモンティ・パイソン・アステロイドになっている、という具合。

【でも全体的なムードは、いたってのんびり】

のんきなBGMをバックに、ゆるゆる現れるモンティ・パイソン・アステロイド。それをすかさず、車椅子ロケットから発射するミサイルで撃ち落とすホーキング博士も、どことなくゆる～～～いムード。危機感やスリルはほぼゼロ、じわじわくる映像に、気づけばむしろ癒されていた……な～んてことになりそうなのよね。

【地味にジワジワくる……】

モンティ・パイソンもホーキング博士も知らない、そんなあなたもきっと楽しく遊べちゃうこと必至。地味ながらも、ププッと笑えるこちらのゲームで、世界中で愛され続けてきたその独特な世界観を、たーっぷり味わってみて！

参照元： Monty Python Galaxy Song 、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼絶妙なジワリ具合っす

https://www.youtube.com/watch?t=62&v=WAclKKFkFss