数年前から海外で流行している、手持ちのプラスチックビーズを溶かして作るデコパーツ。
なーんだ、パーラービーズのこと? 好きな形に並べて、アイロンで接着するんだよね? いえ、専用のビーズも使わないし、完全に溶かしてしまうから、仕上がりがちょっと違うのです。
ぽってりしていて、つややかで……まるでガラス細工やキャンディーみたいなの!!
【プラバンとも違った味わい】
プラスチックを熱で溶かす遊びといえば、80年代から90年代にかけて流行り、近年、再びブレイクしている「プラバン(プラスチック板をオーブントースターで焼いて固める遊び)」は外せません。今回ご紹介するビーズ遊びは、プラバンのように、繊細な絵や模様を描くことはできないけれど、代わりに計算できない偶然の美しさが得られるのです!!
【作り方は、簡単!!】
では、早速作り方をご紹介しましょう。といっても、好きなビーズをお菓子の型に入れて、焼くだけ。
マドレーヌのような焼き菓子の型ならそのまま、クッキー型を使うなら、アルミホイルの上にのせます。
型にくっついてしまうのでは? とご心配されるかもしれませんが、大丈夫。この遊びを流行させた海外ブロガーの一人、ジーンさんによると、ビーズが冷え固まれば、型からすんなり離れてくれるのだそう。
【ただし、匂うらしい……】
ジーンさんが初めてこの遊びを試したときは、400°F(約204℃)に熱したオーブンで25分焼いたとのこと。これでたいそう上手く出来上がったそうなのですが……あまりに酷い匂いに「ヤバい」と感じ、大急ぎでお子さんを連れて、換気中の家から逃げ出したのですって。以来、トースターを外に持ち出して10分加熱するようにしているとか。
むむ、ケミカルな匂いなんでしょうか。ちょっと気になりますが、換気扇を回しながら、お餅を焼く網の上でやるか、暖かくなったら、屋外でバーベキュー後のお楽しみとしてやるといいかもしれませんね。
【アレンジは自由自在!!】
ちょいと懸念点はあるものの、アレンジ方法が無限にあることを考えると、やってみたくなりませんか? ビーズの色や型を変えるのはもちろん、お花形に並べたり、ビーズを単体で溶かしてドロップみたいな形にしてもカワイイですよね! ジーンさんのように、ワイヤーに通したビーズを好きな形にして溶かしたり、サンキャッチャーやステンドグラスを作ったりしても素敵!!
このほか、彼女の作品例は、とっても参考になるので、是非チェックしてみてくださいね!
参照元:the artful parent
執筆=大井たま (c)Pouch
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