文殊山(365m)98回目
先週の筋肉痛もすっかり癒え、本当は白山に行きたかったのだが、
どんよりした空模様で、昼前から雨という生憎の予報。
という訳で今日も結局、ホームの文殊山へ。
こんな天気だけど、土曜日なのでいっぱい登っているんだろうな。。。
9:08 二上登山口駐車場
予想通り30台以上の車。これといった花も少ない時期だが、改めて人気の程を感じさせられる。
準備している間にも数台入ってきて、M川翁もおられた。
先日お借りした傘を忘れずに返却しよう。
9:16 二上登山口(標高約26m)
最近小さなお子さんを連れたハイカーをよく見かける。この男の子、4歳で初文殊山だそうだ。
尾根上で久しぶりにM田翁とお会いする。70歳を過ぎておられるのに、本当にお元気だ。
9:37 岩清水
今日もお湿り程度。関東はゲリラ豪雨とか多いが、北陸は本当にカラ梅雨だ。
9:45 七曲合流点(標高約248m)
ここまで29分。身体の調子は決して良くはないが、まずまずのペース。
小文殊手前でポツポツと雨が落ち始めるが、傘をさすほどではないのでそのまま進む。
9:58 小文殊(室堂)(標高296m)
雨が降りだしたせいか、続々と先客の方たちが降りてこられた。
下り坂でも足の痛みやハリは全くなし。
展望台付近で前からM川翁が降りてこられた。
あれ?? 抜かれた覚えがないのに・・・
Hポストから旧道を登られたそうだが、もう下山とは相変わらず早いですね。。。
10:14 大文殊(山頂)(標高365m)
タイムは58分。1時間を切ったのは随分久しぶりだ。
今日もご住職は詰めておられなかった。
山頂におられた常連さんたちも、最近姿を見かけないので心配されていた。
雨はほとんど止んでいたので、早速お昼にしよう。
今日のメインは麻婆豆腐。
夏は辛いモノが食べたくなりますね。
食後まったりしていると、大N翁が登ってこられた。
翁から山頂直下に咲いていた珍しい野草を教えて貰う。
翁:「これはクララだよ!」
えっ、クララ!?
「クララが、立ってる!」
一見外来種のような名前だが、クララ(眩草、苦参)というマメ科クララ属の在来種。
クララ・ゼーゼマンとは関係ないらしい(笑)
根を噛むとクラクラするほど苦いことから、眩草(くららぐさ)と呼ばれ、これが転じてクララと呼ばれるようになったと謂われる。
ハイジたちがいるような草原や牧草地に自生する毒草で、大量に摂取すると死に至るので、家畜たちもこれだけは食べないそうだ。
オオムラサキ(国蝶)やオオルリシジミの幼虫は好んで花穂や新芽を食するらしく、漢方薬にも使われる。
”文殊山博士”の大N翁でも文殊山で見たのはこれが初めての、大変珍しい野草だそうだ。
会議室(避難小屋)に傘を返却。
どうもありがとうございました。助かりました。
オカトラノオ(岡虎ノ尾)
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、小屋横に咲いていた。
また小雨が落ちてきたので、さっさと降りよう(11:33)
11:45 小文殊(室堂)(標高296m)
雨が落ちてきたが、まだ登ってくる方と結構すれ違う。
11:54 七曲合流点(標高約248m)
木々が遮ってくれるせいか、傘なしでもほとんど気にならない。
ヤマアジサイ(山紫陽花)
やっぱりアジサイはこんな天気の方が映える。
12:14 二上登山口(標高約26m)
下りは41分。
生憎の空模様だったが、多くの常連さんたちにお会いでき、新たな野草も学ぶことができた。
あと2回でいよいよ・・・
やっぱり、山っていいね!
文殊山(365m)(二上コース)
標高差339m
登り 58分、下り 41分、TOTAL 3時間6分
今年20回目・通算98回目+1
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