よたよた山歩き（仮称）

　
R8の大屋上出交差点を右折。


白山神社


神社前の駐車スペースに停めさせていただく。


桜花しだれる 大屋の白山神社

大屋郷は正倉院文書の優婆塞貢進文(うばそくこうしんのふみ)にも記された古い地名で、別の書(和名抄)には「於保也(おほや)」とも記されており、もしかすると、おほやま(御ほ山=村国山)⇒おほや⇒おおやと転じた可能性も。

こんなところにしだれ桜があるなんて知らなかった。


親水公園

ミニ白糸の滝のような石垣を伝う水が涼を感じさせてくれる。

北日野地区自治振興会が製作したトレッキングコースマップ。

帆山地区側からナンバリングされており、あくまでもこちらが本家だと言いたいのでしょう(笑)

今日もオニヤンマくんと一緒。

帽子の白い部分は、額から染み込んだ汗が乾いて塩をふいたモノ。これで良い出汁が出るんです(ウソ)

登山中の汗を科学する

ハイクの無事を祈願していこう。


養老元(717)年の創建とされ、主祭神は伊邪那美尊(いざなみのみこと)

他に大屋津姫命(おおやつひめのみこと)、金山彦命(かなやまひこのみこと)、応神天皇、豊受姫命(とようけひめのみこと)が祀られている。
大屋津姫命が大屋郷の由来かとも思ったが、明治40(1907)年に合祀されたので違うのかも。

１０：３２　村国山大屋コース登山口(標高約35m)

山頂までの距離は約1600mと最長で、累積標高差は約370m。
先月歩いたほ山Aコース(距離約500m･累積標高差約200m)より3倍以上長いだけでなく、累積標高差も2倍近くあり、アップダウンの激しさを物語っている(-_-;)
標準CT(YAMAP)は70分なので、目標CTは90分。

序盤にある前衛峰(標高約146m)は、どんぐり山と呼ばれるようだ。


すぐ近くにある北日野小学校の児童が作成した案内標識。

今年からふるさと教育の一環として、1･2年生が岩内山(94m)、3･4年生が村国山(239m)、5･6年生が日野山(795m)に登るそうだ。結構スパルタな学校だね(笑)

R8の喧騒をバックに、急登な階段を登っていく。


間伐材を利用した階段が整備されている。

ありがとうございます。

どんぐり山山頂まで350m

50m間隔で設置されているのかな？

どんぐり山山頂まで325m

えらく刻むね～(笑)

ハグロトンボが乱舞していた。

別名神様トンボや極楽トンボとも称され、出遭うと縁起が良いとされる。
やはり普段の行ないが良いせいだろう(ウソ)

１０：３８　尾根出合(標高約73m)


この付近はしいたけの森、かぶと虫の森と呼ばれるそうだ。


どんぐり山山頂まで300m

どうやら25m間隔で設置されているようだ。

緩やかに尾根を登っていく。


所々堀切のようにアップダウンした箇所。

山城もしくは古墳なのかな？

どんぐり山山頂まで275m

全標識をカメラに収めていこう。

どんぐり山山頂まで250m

画風や文字の様子から3年生が製作したのかも。

どんぐり山山頂まで225m

このさきちゅうい‼　って書いてあるの？

どんぐり山山頂まで200m

ようやくどんぐり山までの中間地点。

どんぐり山山頂まで175m

今のところ”あと少し”とか苦しんでいる大人を逆撫でする文言が少ないのが良い(笑)

三角点(四等･大屋･114.12m)

標石でなく丸い金属標だった。

どんぐり山山頂まで150m

どんぐり山のどんぐり坊やかな？

どんぐり山山頂まで125m

木が山やお日様より高い前衛的な画風(笑)

ロープのある急登に差し掛かる(10:50)


どんぐり山山頂まで100m

字がきれいですね。

どんぐり山山頂まで75m

版権大丈夫？(笑)

どんぐり山山頂まで50m

絵画のような感じだね。

どんぐり山山頂まで25m

”もうすぐ”とか書いても良いんだよ。

１０：５６　どんぐり山山頂(標高約146m)

ここまで24分。ベンチが数台設置されていた。

おじさんにとってはまだ3/4も残っているんだよ(涙)


ここも新幹線ビューポイントで、


条件が良ければ高架の先に白山も望めるそうだ。


越前たけふ駅と背後の岩内山(94m)

そういえば先週、越前市長たちが大阪のJR西日本本社を訪れ、越前たけふ駅に「かがやき」を停車させて欲しいという要望書を提出したニュースがあった。
かがやきはのぞみ同様、最速達タイプの列車で、現状の途中停車駅は上野、大宮、長野、富山の4駅のみで、敦賀延伸後は、金沢、福井の2駅が追加予定。
市長の言い分では、「かがやきが停車することで利用者の増加が見込め、JR西日本にもメリットがある」とのことだが、思わず何をたわけたことをほざいていると思ってしまった。
福井駅まで19㎞、終点敦賀駅まで30㎞の距離にある越前たけふ駅にかがやきを停めるのは、現状の富山駅まで19㎞、終点金沢駅まで40㎞の新高岡駅にかがやきを停めるようなモノ。
まだ新高岡の方が城端線で高岡駅で繋がっており、武生駅からバス･タクシーでしか移動できない越前たけふとは利便性が段違い。そもそも人口7.8万人しかいない越前市が、かがやきを停車させるほどのポテンシャルを持っているとは到底思えない。
また人口74万人しかいない福井県内に4駅(全線開通後は5駅)も存在するのに、かがやき途中停車駅が2つもあるなんてありえない。
恐らく市長もそんなことは重々承知の上で、地元経済界や支援者にちゃんとJRに要望してますよというパフォーマンスを見せたいからなのだろうが、無駄な税金を使って大阪見物しに行ったとしか思えず、それに付き合わされたJR西日本が気の毒(笑)

汗を拭いた後、先へと進む(10:58)


目指す村国山山頂はまだまだ先。


鞍部への下りが始まる(-_-;)


当然その後は登り返しが待っている(-_-;)


１１：１３　小ピーク(標高約185m)

当然また下ります(涙)

１１：１６　小ピーク(標高約193m)


１１：２１　帆山城址(標高約179m)

ここはカタクリの群生地でもあるようだ。

村国山には帆山城という山城があり、ここは出城(砦)だったとされる。


また磐座(いわくら)が存在することから、


古代には帆山神社や帆山寺があったともされる。

※”帆”の正しい漢字は、”火”偏に”几(つくえ･きにょう)”

また下りです(涙)


3ヶ所、古墳のため迂回路が設置されている

越の国の有力者の墓だったのかも。

水分補給がてらここで小休止(11:37)

今日は3L担いできました。

最後の登り返し(11:48)


１１：５２　ほ山Bコース合流点(標高約215m)

左に進むと前回下ったほ山Bコースで、ここから先は記憶に新しい。

１１：５８　市民の森コース合流点(標高約227m)


福井県防災行政無線村国山中継所を過ぎると山頂はもうすぐ。


１２：０２　村国山山頂(標高238.89m)

タイムは90分と目標通り。山頂には2人組がおられた。

三角点(三等･村国)


三角点タッチ直後、2人組の女性からズボンを指さされる。

ズボンの左側になにやら虫が付いている…　マダニだ‼
先ほど竹林近くで小休止して座った際、ズボンに取り付いたのだろう。
放置して噛まれると、最悪Q熱やライム病などの感染症になる可能性もあり、女性の協力を得てなんとか引き離すことに成功。ありがとうございました。

鬼ヶ岳(533m)


日野山(795m)


まずはビアで喉を潤す。


今日の一杯は、明星 旨だし屋 きつねうどん大盛。


時折涼しい風が吹くが、日なたは暑さが半端ない。

タオルを絞ると久々に水溜まりができた(笑)

午後から所用があるのでとっとと下山開始(12:49)


１２：５２　市民の森コース･大屋コース(ほ山Bコース)分岐点(標高約227m)


１２：５６　大屋コース･ほ山Bコース分岐点(標高約215m)

アップダウンのないほ山Bコースにしようかと思ったが、えむの掟に従い下りも大屋コースへ。

登り返しが堪える…

やっぱりほ山Bコースにすれば良かったかも。

この登り返しが終われば、後は下るだけ。


１３：３１　どんぐり山山頂(標高約146m)


R8の喧騒が大きくなるともうすぐ登山口。


１３：４２　村国山大屋コース登山口(標高約35m)

下りは53分。

下山後は吉田食堂のソフトクリーム(130円)でクールダウン。

炎天下のこの日は、食べる尻からポタポタと溶けて大変でした。

☆今日歩いたコース☆ (クリックすると拡大します)


やっぱり、山っていいね！

村国山(239m)･どんぐり山(146m) 大屋コース
累積標高差370m
登り 1時間30分、下り 53分、TOTAL 3時間10分
今年3回目・通算3回目
出会った人　2人　出会った動物　ハグロトンボ、マダニ
2023年：44･45座目

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