涸沢からの奥穂高岳(3190m) 3days 3日目(最終日)
2泊3日で挑んだ奥穂高岳(3190m)

ヘタレで亀足の私が天候に翻弄されながらも、日本第3位の岩稜に無事立つことができた。
ここまでのハイクの様子はコチラ
涸沢からの奥穂高岳(3190m) 3days 1日目その1
涸沢からの奥穂高岳(3190m) 3days 1日目その2
涸沢からの奥穂高岳(3190m) 3days 2日目その1
涸沢からの奥穂高岳(3190m) 3days 2日目その2
涸沢からの奥穂高岳(3190m) 3days 2日目その3
4時30分に起床。今朝は穂高の稜線がハッキリと見える。

昨夜は3人組のお1人の大イビキで目が覚め、1時間ほど寝付けなかった(笑)
テン場の方たちは出発の準備で忙しそう。

東の空も白み始めてきた。

お腹が空いてきたが、朝食(5:45~)まではまだ1時間ほどある。

今日は降りるだけなので構わないが、奥穂や北穂に挑む場合、行程次第ではお弁当に切り替えて貰った方がベター。
本日の日の出時刻は、5時28分。

日の出前後10分がゴールデンタイムなので、朝食は遅めの設定なのかも。
モルゲンロートが始まる(5:25)

朝日に照らされ、奥穂高岳の山肌が赤く染まっていく。

今回は見られないかもと思っていたので、最終日にバッチリ見れて感動!

ゴールデンタイムが終了すると、ちょうど朝食(5:45)の時刻となる。
献立は鯖の塩焼き、玉子焼き、味付海苔、ハム、サラダ、梅干とシンプル。

降りるだけだが、15㎞の長丁場なのでがっつりお替りしました(笑)
荷造りを済ませ、しっかりOPP対策もしてテラスへ。

涸沢カールはまだ太陽に照らされていない。

連泊の3人組は、メインザックをデポし奥穂に向かっていった。お気をつけて!
私もそろそろ出発しよう(6:45)

お世話になりました。
今日は絶好のハイク日和だ。

テン場を進み、横尾方面は左へ(6:51)

7:01 涸沢ヒュッテ・涸沢小屋分岐(標高約2240m)

横尾は左へ。
ポツポツ、テン泊装備のハイカーが登ってくる。

この時間帯にここだと、昨日は横尾だったのだろう。
7:24 Sガレ(標高約2075m)

この付近はゴルジュの中を歩いているので、まだお日様が差していない。
7:37 青ガレ(標高約2000m)

8:10 本谷橋(ほんたにばし)(標高約1786m)

涸沢小屋から1時間25分と標準CT通り。この区間で20名ほどとすれ違う。
小休止後橋を渡って対岸へ(8:22)

復路も揺れて怖かった(笑)
8:57 岩小屋跡(標高約1650m)

山小屋がなかった頃は、この岩窟で登山者たちが身体を休めたそうだ。この付近から頻繁にハイカーとすれ違う。
横尾大橋まで降りてきた(9:13)

9:15 横尾(標高約1620m)

本谷橋から53分(標準CT55分) この区間では150人以上とすれ違う。
涸沢や槍沢方面に向かうハイカーが大勢おり、好天で皆笑顔の様子。

隣になったソロの女性と談笑。彼女も昨日涸沢でテン泊し、今日は上高地に下るだけとのこと。
今日は屏風の頭もハッキリ。

あとはこの遊歩道を下るだけ(9:33)

先ほどの女性、1分ほど前に先行したのだが、全く姿が見えない(-_-;)

どこぞの名のある姉御さんだったのかな?(笑)
10:32 徳澤園(標高約1560m)

横尾から59分。この区間では200人以上とすれ違う。
徳澤園に来たら、やはりアレは外せないでしょう!

冷たくて濃厚なソフトクリーム(500円)を堪能。

すれ違うハイカーは少なくなり、代わりに行楽客が増えてきた。

明神岳(2931m)の山頂部には雲がかかっていたが、青空が広がる。

11:39 徳本(とくごう)峠分岐(標高約1540m)

11:44 明神館(標高約1530m)

徳澤から59分。ここでも小休止。
さぁ上高地まで最後のひと踏ん張り(11:53)

明神岳の雲も取れてきた。

暑いよ~ ざぶ~んと飛び込みたい衝動を抑え先へ進む。

12:32 小梨平キャンプ場(標高約1515m)

上高地まであと僅かだが、ちょっと寄り道。
小梨平食堂

ザックは持込禁止なので、外部にデポ。
今回昼食はここで食べようと決めていた。

さてどれにしょう… やはりアレにするか?!

生ビールも注文したい衝動を抑え、山賊カレー大盛(1,400円)を注文。

売店も併設されており、地酒やワインも数多く販売されている。

酒好きのテン泊者には天国だな(笑)
山賊カレー大盛

長野県中信地方の郷土料理山賊焼が、さながら明神岳の岩稜の如くど~んと鎮座。付け合わせのポテトサラダもあり、ボリュームたっぷり。
カレーソースも濃厚でスパイシーで、スプーンが止まらない。

山賊カレーを堪能していると、横尾で会ったソロの女性が入ってきた。やはり来ましたね。実はこの先のおススメを尋ねられて、小梨平食堂の山賊カレーを紹介したんです(笑)
ビアの代わりにCCレモンでガマン。

すっかり膨れたお腹をさすりながら、ハイク再開(13:33)

河童橋付近は大勢の行楽客で賑わっていた。

13:43 上高地バスターミナル(標高約1500m)

タイムは6時間58分(うち昼食1時間)
14時発のバスを待つ行楽客。

前の3人組が「ちょうど私たちの前で満席になったりしてね」とのたまっていた。
「大丈夫ですよ、満席なら臨時便が出ますから」
その言葉通り、彼らの前で満席になり、無事臨時便に乗ることができた(笑)

14:32 あかんだなバス乗り場(標高約1270m)

安心して疲れが一気にでたのか眠ってしまい、目が覚めたら着いていた(笑)
麓のひらゆの森で汗を流し、帰宅の途についた。

天気に翻弄された3日間だったが、念願の奥穂高岳に無事登頂。
ビアとおでん、星空、モルゲンロートも堪能することができ大満足。
出会ったハイカーたちとの楽しい触れ合いもあり、思い出深いハイクになった。
☆今回のハイクのルート図☆ (クリックすると拡大します)

☆この日の行程☆
6:45涸沢小屋
7:01涸沢ヒュッテ・涸沢小屋分岐
7:24Sガレ
7:37青ガレ
8:10本谷橋(小休止)8:22
8:57岩小屋跡
9:15横尾山荘(小休止)9:33
10:32徳澤園(小休止)11:45
11:39徳本峠分岐
11:44明神館(小休止)11:53
12:34小梨平食堂(食事)13:33
13:43上高地バスターミナル14:01
14:32あかんだなバス乗り場
やっぱり、山っていいね!
奥穂高岳(3190m)
累積標高差2083m
登り 13時間7分、下り 10時間1分、TOTAL 25時間37分
出会った人 測定不能 出会った動物 イワヒバリ
2022年:40座目
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