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福岡〜大分ぐるっと一周 鉄道と美食の旅 その七

ちょっとご無沙汰していましたが、9月26日のつづき

17時。

果つるなきカオスの由布院駅で、送迎の宿の人を無事見つけた我々3人は、車で10分ほど、お隣の南由布駅近く
今夜の宿泊先「旅籠 香乃蔵」に到着しました。 (宿のお庭の写真は翌朝撮影しました)

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宿の入り口は道路からすぐなのですが、受付までは、こんもりとしたお庭を通っていきます。

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右手には散策路や

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足湯もありました。

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これからの時期は、足湯につかりながら紅葉を楽しむのも良さそうです。

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「香乃蔵」は離れが8室のみのお宿。
受付もこじんまりとしていて、湯布院でのカオスでささくれ立った気持ちを、落ち着かせてくれました。

宿帳を記入していると、担当の男性が「春日部の方なんですねー」とポツリ。

ん?
そういえばさっき、玄関まで歩いてくる途中で「どちらからいらしたんですか?」と聞かれて「3人ともバラバラなんですよ」と答えたけれど、今思い出してみると「埼玉のどちらからですか?」と言っていたような気がします。

「はい、春日部ご存知なんですか?」と聞いたら、「私、宮代なんですよ」と。

「ええ! 私、最寄り駅は北春日部なんですよ!」と鼻息荒く返したら、「私は姫宮です」

「ええ! 隣の駅じゃないですか!!」
出身中学まで教えてくれました。
これは帰ったらイの一番で、夫に報告しなくては!

地元から遠く離れたこの湯布院の地で、まさか隣の駅出身の方のお世話になるとは。
まあー、ご縁とは不思議なものですね。

さてさて、受付を済ませたら、ワクワク・ドキドキのお部屋への案内です。

我々のお部屋は、和室10畳洋室10畳ツインベッドの「もくれん」

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入ってすぐがベッドルーム。

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洋室といっても、板張りで吹き抜けの梁がある古民家風。
腰壁がお部屋に温かみを醸し出しています。

古民家好きな私には、こんなベッドルームが理想です。

あの梁の上から、ちい太がベッドにダイブしてきそうで怖いけど(笑)

夕ご飯の時間は18時と18時半を選べて、ひっと風呂浴びてさっぱりしてから宴に臨もうと、我々は18時半でお願いしました。

アメニティは、あずきのばあばさんのところで紹介していますが、
部屋にお風呂が付いているので、タオル類が1人2セットあるのが嬉しかったです。

ちなみに部屋付きのお風呂はこちら。

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ばあばは、部屋に到着するなり、荷物をほどく暇もなく、「さっ、まずはお風呂、お風呂! みぶちょさん、部屋の鍵お願いね〜!」と、大浴場へとハヤテの如く部屋を飛び出して行きました(本当です)。

続いてshinoさんも出発。

私は浴衣に着替えるのに手間取り、あ、トイレに行っておこう、あ、バッグ片しておこうと、部屋を出るまでにかなり時間を費やしてしまいました。

ようやく部屋の鍵を閉めて、大浴場へ向かいます。

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母屋まではこのようなアプローチを通ります。

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この波波は木の壁。
手前の角にエステルームがあります。

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2泊とか湯浴みだけの為にのんびり来られたら、エステお願いしてみたいわぁ。

湯布院のお湯で更に磨きをかけたら、帰りに羽田空港に着いたら、ロビーがざわつくかしらとか、しょうもない妄想をしつつ、

女湯に着きました。

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まあ、姫湯だなんて、おほほ。

大浴場の写真を撮りたかったのですが、他のお部屋の方がいらしたので、詳しくは香乃蔵のHPをご覧ください。

私がようやく浴室に入る頃、ばあばはもうお風呂から上がってきました。

ばあばに鍵を渡して、さて、いよいよ湯布院の湯に浸かるとしますか。

お湯は無色透明、単純アルカリ泉ですが、肌を撫でるとツルツルになります。

泉質は鬼怒川温泉の「あけび」と似ていますが、違うのはホカホカ度。

露天風呂で先に入っていたshinoさんが、「熱いよー」と岩にあがっていたのですが、私にはちょうど良い湯加減で、手足を伸ばしリラックス。

が、しばらくすると、頭のてっぺんから汗がジワジワ湧いてきて、上半身をお湯から出さないと浸かっていられません。
ホントだ、熱いわー!

岩風呂の周りには金木犀が花盛りで、いい香り。
金木犀の湯をのんびりと楽しみたいのですが、私も岩に体育座り(笑)

ふたりで上がったり浸かったりしながら、いろんな話をして、そろそろ時間になるだろうと、部屋に戻りました。

身支度を整えたら、お待ちかねの夕食です。

続く




Commented by tarohanaazuki at 2016-10-17 07:57
そうそう!そうだったね!
地元出身の方と会うとは思わんかったよねえ!
とっても気さくな方だったね♪
宿の従業員がほとんど表に出てないところが落ち着けたよねえ♪

アハハハ!私はちっとも落ち着かない特攻ババアみたいじゃないの!(笑)
でも言われてみれば、マイペースだったよねえ、私!(笑)
それだけ、家族感があったと言うことでお許しを!(笑)
本当に娘たちと旅してる気分だったもの♪

なるほど旅日記と言うものは、こう言う風に書くのか!と言うお手本を見せてもらいましたよ。
最大のイベント、夕食が楽しみ〜♪
って、一緒だった私がそう思うんだから皆さん、ますます期待しちゃうよね。
Commented by pinochiko at 2016-10-17 12:26
素晴らしく美しい旅館ですねぇ~。静寂に包まれていそう。
たった8室しかないとは、なんと贅沢。
ばあばさんが言うように、スタッフの姿が見えないというのもいいですねぇ。
必要な時だけ来てくれるのは落ち着きますね。
春日部の男性、どういう経緯でこの旅館に流れ着いたのか?
人生いろいろですなぁ。

ばあばさんだけお風呂に先に行っちゃうの、なんだか笑える!
私も、さーっと行ってしまう方だから仲間かも(笑)
食事が楽しみ~!!
Commented by kyokocat at 2016-10-17 13:49
あはは!ばあばさんの行動が面白すぎです!
でも、そんな風に好きなように行動されるほうが、気を使わずに一緒に旅していて気楽でいいなぁと思います。私も多分、いちいち写真を撮ったりして時間かけちゃうタイプなので(笑)。

金木犀の香る露天温泉。素敵ですねぇ。
ばあばさんのところで読んだときも思ったけど、部屋にお風呂がついてるってすごく贅沢。もう何年もゆっくり浸かっていないので、この宿に泊まったら鼻血出ちゃうかも~(笑)。
Commented by mibuchoandyoshiko at 2016-10-17 19:06
> あずきのばあばさん
いやあ、世間は狭いものでしたねー。
宿のスタッフさん、見かけたのは男性2人だけでしたね。なるほど姿が見えないから、旅館にいながら落ち着けたのか!

ばあばはお風呂に関しては、マイペースだった(笑)!
他はいろいろ気を遣わせてしまったので、宿では自由に寛いでもらって良かったです^_^

食事中、夫のメールに苛立ちながらも、写真はしっかり撮っていたでしょ!

悔やまれるのは、ばあばの鯵を食べる可愛らしい様子と、大の字になったチビズそのまんまの姿を撮らなかったことだよねー!

また機会がきっとあるから、その時はバッチリ収めますよ( ̄^ ̄)ゞ
Commented by mibuchoandyoshiko at 2016-10-17 19:31
> pinochikoさん
道路がすぐ横を通っているんですが、宿の中にいると、町から離れた別荘のような感じで贅沢気分でした。大浴場と食事処以外では誰にも会わなかったし、大人なお宿。

埼玉からまたなぜ湯布院に…とたずねたら、「流れ流れて」と仰ってました。羨ましいよ!

ばあばは、宿に着いたらまずお風呂!って言っていた通り、ホントにぴゅ〜っと出て行ってしまいました(笑)!
一緒に入りたかったけど、なんやかんやで結局叶わなかったの(笑)
Commented by mibuchoandyoshiko at 2016-10-17 21:26
> kyokocatさん
ばあばは本当に、ぴゅ〜っと部屋から出て行ってしまいました(笑)!
お風呂は入り方がみんな違うから、好きに楽しんだ方が気を遣わなくていいですよね。

金木犀の香りの中の湯浴みは贅沢なひと時でした。露天風呂付きのお部屋はいいですよ!
好きな時に好きなだけ入れて、バスタオル一枚でウロウロできる!
ばあばも書いていたけれど、ぜひ湯ぶねにゆっくり浸かっていただきたいです!
鼻血出ても、部屋に氷水が用意されているから大丈夫ですよ!

Commented by chocottie at 2016-10-19 15:29
すてきなお宿ですねえ。露天のついた客室に、私も一度で良いから泊まってみたいなあ。
ばあばさん、先にお風呂に行っちゃうんだ?あははは。
みぶちょさんは、細々と気の利きそうな人ですね。
Commented by mibuchoandyoshiko at 2016-10-19 19:31
> chocottieさん
メインストリートからひと駅離れた宿なので、手が届く料金で露天風呂付き離れに泊まれました。1度露天付きを使うとハマりますよー。

ばあばは旅行中ずっと「大丈夫?荷物持とうか?」ってすごく気遣ってくれた人なのに、お風呂だけは違ったのがとても面白かったです。
私、気が利きそうに感じますか?
わー、嬉しいわぁ、ありがとうございます^_^
by mibuchoandyoshiko | 2016-10-17 07:30 | おでかけ | Comments(8)

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