こんにちは。寄金です。自慢じゃないんですが、僕はひじょーに睡眠不足に弱いです。
少なくとも6時間前後は眠らないと、翌日の仕事に影響が出ます。
しかも、恐ろしく寝つきが悪いです。
不眠の気のある方はよくわかると思うんですが、寝ようと思えば思うほどドツボにはまって、神経が昂ぶってしまって、眠れなくなるんですよね。
どちらか一方だけならまだいいんですが、このコンボはかなりキツいです。
とくに社会人になってからは天敵といっていい存在でした。
睡眠導入剤では効き過ぎる
不眠対策はかなり色々試してきました。
今までで最も効いたのは、ハワイで買ったメラトニン。
でも、目覚めが悪すぎました。体が鉛のように重かったのを覚えています(また、常に外部から摂取していると、体内で生成しなくなる弊害もあるみたいですし)。
睡眠導入剤的なものは、体に合わないみたいです。
かと言って、健康食品では目に見えるような効果が出ないし、体が疲れていないからだろうと運動してみても、やっぱりダメなときはダメです。
現時点での結論は、おそらく自律神経の問題なんだろうと思っています。
転機はYOGA(ヨガ)
今はやっていないんですが、数年前にスポーツクラブのYOGAクラスに通っていたことがありました。
すごくいいインストラクターに出会って、楽しくなったんですよね。体が硬いのが悩みだったんで、筋肉を付けながらも柔軟性を高められるので、これはいいじゃない! と。
当時の写真を見ると、(自分で言うのもなんですが)なかなかいい体型になってましたしね。
眠る前にやってみると……寝つきが良い!
その当時は、直接的に不眠との関係を意識していたわけではないんです。
ただ、子供が生まれるなど環境の変化があって、スポーツクラブに通えなくなりました。
自宅で、できる範囲で続けようと、就寝前に自分なりにYOGAをやり出して気づきました。
なんか眠れちゃうんですよ。
しかも百発百中で。
いや、それは言い過ぎか。
誰かが亡くなったとか、すげー失敗をやらかしたとか、よほど心を乱されるような出来事がない限りは(あるいは昼寝し過ぎたとかリズムを崩していなければ)、ほとんど眠れてしまいます。
感覚値ですが、やれば95%以上は眠れちゃいます。
試行錯誤しているうちに、ある一つのポーズが効いているのだとわかってきました。
アーユルヴェーダ・ヨガで『ハラ・アーサナ』と呼ぶポーズです。
日本名では通称『鋤のポーズ』。
ハラ・アーサナ(鋤のポーズ)のやり方
YouTubeに動画があったので貼っておきます。
注意点などは、こちらが参考になりそうです。
なぜハラ・アーサナが不眠に効くのか?
実際に効くので、「なぜ効くのか?」はあまり考えてこなかったんですが、ふとYOGAに通っていた当時のインストラクターの言葉を思い出すと「自律神経を整える効果があります」と言っていたように思うんですね。
このポーズは、やればわかるんですが、背中にすごく刺激がきます。
なんとも言えない、痛い気持ちイイ感覚なんですが、数十秒のあいだ態勢を維持しているうちに、スッと刺激が消えます。
後にくるのは、悪いものが抜けて体が軽くなったような、不思議な感覚。
ふと気がついて、“背中 自律神経”でググって見ると、「背骨の間から自律神経が出ていて、背中をほぐすことで自律神経が整う」との記述がたくさん見つかりました。
なるほど!
もちろん、不眠の原因も様々で、100人中100人誰にでも効くとは限らないんですが、少なくとも僕にとっては百発百中に近い確率で効く方法です。
騙されたと思って、試してみてはいかがでしょうか。
(なお、それなりに難易度の高いポーズなので、首の悪い人はやらないでください。肉体に問題が無い人も、ストレッチは必須。僕も前屈などで背中の筋肉を伸ばしてからやっています)
【追記】やろうとしたら痛くてできなかった、というフィードバックがちらほら。柔軟性の有無にかかわらず、(上記のとおり)挑戦する前にストレッチは必須ですよー^^
それから、完璧にポーズを決めようと無理しないでください(動画の人たちは、熟練しているから綺麗にできる)。
例えば、足が床につかなくても、背中に刺激さえいけば効果はあります!