凍結路や雪道のお守り「チェーンスパイク」
滑りやすい凍結した氷上や雪面へ、爪が突き刺さることでスリップを防止するアイゼン。その中でも、比較的平坦で氷雪が少ない低山で活躍するのが、チェーンスパイクです。
靴下を履くように直感的な装着がしやすく、爪が岩や枝と干渉することによるショックも少ないため、冬の低山で使用するのに適しています。
チェーンスパイクは様々なブランドからリリースされていますが、今回紹介するのはイタリア北部で1889年に創業し、2024年に135周年を迎えた老舗クライミングギアブランド・カンプ(C.A.M.P.)のアイスマスターシリーズです。
フィット感が高くしっかり刺さる!
ピッケル・多本爪アイゼンなど本格的な雪山登山装備もリリースしているカンプのチェーンスパイクには、やはり同社ならではの特徴がありました。
カンプのチェーンスパイク・アイスマスターシリーズには、シーンやニーズに応じた4つのモデルがラインナップされています。
このシリーズには上記の他にもう一つ、ラン向けのチェーンスパイクもありますが、今回は”登山向け”3モデルについて、紹介します。