沼る人続出！？シルキーな着心地の極上ウェアで登山の”気になる”を解消しよう

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2023年に発売された[sn] super.naturalとYAMA HACKのコラボTシャツ「Mountain Basic Tee」。当初1シーズンで終わる予定でしたが、「新しい色が欲しい」とのお声をいただきこの秋に新色を発売します。

YAMA HACK読者の声と一緒に作った使い勝手抜群なベースレイヤーのニューカラーをぜひ手に取ってください。

2024/12/19 更新

制作者
YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部大迫
YAMA HACK運営担当。六甲山で山歩きをはじめ、関西・中四国の山を中心に歩き回ってきました。ボルダリングと自然の中を歩くのが好きなギア・ウェア好きです。最近はゴミを拾ったり、子供を背負ったりしながら山を楽しんでいます。長く山や自然を楽しめるように、情報発信していきます。
YAMA HACK編集部大迫のプロフィール

記事内の写真撮影：根本絵梨子

登山者の「あったらいいな」をカタチにしました

2023年に「もっと山や自然を楽しんで欲しい」という思いを込めて、[sn] super.natural とYAMA HACKが山はもちろん普段の生活でも、ずっと着たくなるベースレイヤー（Tシャツ）を作りました。

その名も《Mountain Basic Tee（マウンテンベーシックティー）》。

ずっと着続けるための機能とデザイン

圧倒的な軽さや奇想天外なギミックはありませんが、着る人を選ばないデザインやずっと着続けたくなる着心地の良さ、YAMA HACK読者と編集部が気になっていた小さなストレスをケアした点などを気に入っていただき、多くの登山者やハイカーが愛用してくれています。

ウールとポリエステルのハイブリッド素材を採用しているMountain Basic Teeは、ポリエステルの乾きやすさ、ウールの蒸れにくさや紫外線対策、匂いケアの機能はもちろん下記のような特徴を持ち合わせています。

Mountain Basic Teeの特徴

洗濯してもへたりにくい素材を採用
通常のウール製品よりも、毛羽立ちにくい
ザックを背負っても違和感を感じにくい肩周りの仕様
インナーが見えにくい首周り
1枚で着ても、下着が透けにくい生地の厚み
普段着としても誰でも使いやすいベーシックなデザイン

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Mountain Basic Tee

読者の声とたくさんのギアを使った経験をカタチに

当初は1度きりにの予定でしたが、実際に使った方から「新しい色が欲しい」という声をたくさんいただいたので、この度新色を用意しました。

また、新色だけでなく、希望の多かったXLサイズラインナップに追加。

新しい色の詳細を見る前に、まずは機能と編集部員のレビューを見ていきましょう。

素材は安心のNIKKE AXIOを採用

提供：株式会社ニッケテキスタイル

一番重要な素材は、乾きの良さとにおい対策、そして洗濯のしやすさに定評のあるNIKKE AXIOを採用。最近では、有名なアウトドアブランドでも採用が増えてきている注目の素材です。

編集部荻原

登ると汗をかくけど、止まると風が寒く感じる環境でした。体が急激に冷やされる感覚はなかったので、「メリノウール×ポリエステル混紡」のいいところが出たと思います。

NIKKE AXIOは、ウールの繊維束の内側にフィラメント（今回はポリエステル）を包み込むように撚り合わせた糸（交撚糸）。メリノウール100％のようなふわっとした質感ではないものの、シルキーで心地良い素材です。

前回のTシャツでもその着心地の良さに驚いたユーザーが多数！

一度使うとやみつきになっちゃうシルキーな着心地

Mountain Basic Teeに使われている素材は、ウールが53％でポリエステル47％のハイブリッド素材。ポリエステルの約30％をリサイクル素材にしたNIKKE AXIOを採用しています。

さらに、メリメウールは苦痛をあたえずに、自然に育ったノンミュールジングウールを採用しており、この少しばかりですが環境への配慮につながるアイテムです。

※ノンミュールジングとは、子羊のうちに汚れやすい臀部（おしり周辺）の皮膚を切り落とすミュールジングを行わないこと。ミュールジングは効率的に羊毛を採取するために行われる

編集部大迫

機能的には通常のNIKKE AXIOと変わりません。なので、安心してハードな環境でも使ってください。
環境に優しいアイテムでも、機能に問題なく山を楽しめるということを感じてもらえるはずです。

編集部荻原

ウール特有のチクチク感がなく、しなやかで心地よい肌触りがGOODです。

編集部杉浦

生地が一般的なウールのものよりもテロテロしているからか、少しひんやり感があります。風通しが良く、長袖でも涼しいので夏場の日焼け対策にもおすすめです。

毛羽立ちもしにくい、イージーケア仕様

日帰り装備での長距離山行はもちろん、9時間以上テント泊装備を背負って歩いたり、ヒップベルトで1,000回以上Tシャツをこすったり、妥協なく機能をチェックしました。

編集部大迫

さすがに、何千回とこするとウェア表面に多少の変化は見えましたが、通常のウール製品に比べると毛羽立ちにくさは歴然です。
乾燥機は推奨していませんが、洗濯機も使えるので日々のケアも楽ちん！

細かな部分も抜かりなく追求

生地だけではなく、ストレスなく着続けるための工夫が施されています。

ザックに干渉しにくい縫い目

重いザックを背負っていると、肩の縫い目とザックが干渉して、少しずつ肩に痛みを感じることがあります。そこで縫い目に2つの工夫をしました。
①肩周りの部分の縫い目をフラットシーマと呼ばれる、肌に違和感を感じにくい方法を採用
②縫い目自体を、背中側に移動

編集部杉浦

ザックとのこすれによる、肌への不快感もなく快適に過ごせました。

インナーの見えにくい首の広さと厚み

有名な3つブランドの汗処理インナーと組み合わせて、首から見えないかチェック。また、狭すぎて首が苦しくならないようにもバランスをとりました。

※汗処理インナーとは、ベースレイヤーの下に着ることでかいた汗をベースレイヤーに移動させるウェアのこと

多くの登山者が当たり前のように使うようになってきた、汗処理インナー。ただ、ものによっては首元からインナーが見えてしまうこともあります。Mountain Basic Tee1枚でも着ることができますが、状況によって汗処理インナーと組み合わせられるように工夫しました。

編集部大迫

行動を続けていると少し首からインナーがのぞくこともありましたが、ウェアを整えれば問題ありません。

生地の厚みは170を採用し、インナーを透けにくくしています。薄い色はまったく透けないというものではありませんが、ほとんど気にならない程度です。

編集部大迫

ウール系ベースレイヤーは140や150といった厚みが多く、それらと比較すると170は少し厚めですが、けっして暑すぎるということはありません。真夏は1枚で使用、少し気温が落ちてきたら汗処理インナーと組み合わせるなどして僕は使い分けています。

山でもかっこいいけど、山過ぎない絶妙なシルエット

シルエットは少しゆったりとさせており、山だけでなく麓の街でも違和感なく着られるようにしています。
裾に切れ目を入れることでスタイリッシュな仕上がりに。また、後ろをやや長くすることでしゃがんだ時のめくれ上がりを軽減しました。

編集部荻原

女性用Tシャツにありがちな「ウエストがくびれている」　「ネック周りが広すぎてインナーが見えてしまう」といった“気になる”が本当に解決されていました！

薄手のコットンTシャツのような質感なので、街でのカジュアルなコーディネイトにも活躍します。

編集部大迫

ユニセックスなので、女性はやや袖と裾のバランスが気になるかもしれません。女性はシャツをパンツにインして着るのもおしゃれなので、ぜひ試してみてください。

Mountain Basic Tee

自然からインスパイアされた３つの色が新登場

今回も山の中で目にする自然の色にちなんだカラーを採用。半袖と長袖の2タイプを用意し、半袖タイプには、ワンポイントで胸ポケットをつけています。

Foggy Grey（フォギーグレー）

山の中に立ち込める「霧」をイメージした色。やや青みがかったグレーです。

霧が出ると遠くの景色は見えなくなりますが、その分、自分の周りのものに視線が移り、晴れの登山とは違う山の姿を見ることができます。

フォギーグレーは、濃い色に比べると汗の色は目立ちやすいものの、どんな色にも合いやすく組み合わせを選ばない便利な色です。

編集部荻原

脇汗をかいた部分は色が濃くなるけど、特段目立つということではなく、一般的なTシャツと同様。個人的にはそこまで気になりません。

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半袖を購入

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Twilight Red（トワイライトレッド）

山の中で一夜過ごす時に最後に見る景色、夕暮れの淡い赤色をイメージした色。ゆっくりと日が沈んでいく、あの特別な時間を表現しています。
一見、合わせにくい色に見えますが、実際に着てみると意外や意外、実は男女問わず使い勝手の良い色味です。

編集部杉浦

ボトムの色を選ぶかなと思いきや、だいたいどんな色のパンツにも合いました。

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Deep Forest（ディープフォレスト）

深い山の緑を表現した色。前回は新緑をイメージした爽やかな緑でしたが、今回は重厚感のある緑。同じ緑でも山の中にはさまざまな種類があることを感じさせてくれます。
濃い色なので汗じみが気になる人には、今回発売する色の中ではもっともおすすめのカラーです。

編集部大迫

個人的に推しの色です。落ち着いた色味なので、普段着としても違和感なく着られます。

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どんな色に合わせればいい？カラーコーデ組んでみました！

実際に購入するときに気になるのが、色の組み合わせ。Tシャツ3色×パンツ6色の合計18パターンのカラーコーディネートを用意したので、参考にしてみてください。

Foggy Grey（フォギーグレー）

編集部荻原

控えめだけど、上品にみせてくれる「Foggy Grey」。
寒色系かつ濃い色のパンツと合わせて、コーディネートを引き締めるのがおすすめです。

Twilight Red（トワイライトレッド）

編集部荻原

合わせるパンツの色によって、雰囲気がガラッと変わるのが「Twilight Red」。
ベージュで優しい印象に、カーキでこなれ感を、ブラックでクールにまとめて。

Deep Forest（ディープフォレスト）

編集部荻原

パンツの色なんて気にしなくていい！というくらい、実は一番万能なのが「Deep Forest」。
とくに相性がよいのはダークカラーです。

ユニセックスで5サイズ展開

サイズは男女兼用でXS、S、M、L、XLの5サイズ展開。着用イメージを見て、ご自身にあったものを選んでください。

メンズ

モデル身長170cm

モデル身長170cm

ウィメンズ

モデル身長159cm

モデル身長159cm

モデル身長162cm

モデル身長162cm

ユーザーの声を紹介します！

メリノ50/ポリ50のシャツは肌触り、温かさ、速乾性、耐久性の全てのバランスが最高の生地だと思う。 3枚目のリピート購入。

登山用の長袖Tシャツを探していましたが、なかなか値段と折り合いのつく気に入ったものが見つからず……。
現物を手に取ってみていないので迷いましたが、商品を受け取ってみると、生地の厚さ加減、材質、肌触りが期待通りのうえ、体にぴったりしすぎず一枚でも着やすいシルエットも気に入りました。

レディースの長袖は首回りのあきが広めのことが多いと感じていましたが、ちょうどよいつまり具合でした。
袖が長いのでいっそ親指を出せるようになっているといいと思います。これを着て登山するのを楽しみにしています。

ベースレイヤーとして冬の低山で使用しましたが汗冷えせず快適でした。色は濃緑と言うより思ったより黒に近いです。

着用の感想はこちらまで

快適なウェアを身にまとって、山へ遊びに行こう！

山や自然の中をもっと楽しむために、快適な山道具を選び、長く使いましょう。そして、このMountain Basic Teeをきっかけに、できることから自然にやさしいことをはじめてみてください。

編集部大迫

ぶっちゃけベースレイヤー（Tシャツ）って、そこまでこだわらなくてもどうにかなるアイテムなんです。ただ、身体に一番近いところだからこそ、着た時の違いはめちゃくちゃあります。

Mountain Basic Teeは、マイナス要素を減らしてくれる誰でも使いこなせるオールラウンドなアイテムですし、価格もウールを使ったアイテムと比べると、かなり手に取りやすいので、毎回の登山を少しでも快適にするために試してみてください。

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