ホシノルビーの2024 - Wikipedia

ホシノルビーの2024

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ホシノルビーの2024は日本の競走馬、種牡馬。馬名は「宇宙に輝く星のように」を意味する「ユニヴェールブリエ」

父ホシノアクアマリンと母ホシノルビーは共にカミキヒカルとホシノアイ産駒の全兄妹であり極度のインブリードとなる。その為、一部では令和のコロネーション、あるいはニクルークベンセジュバと揶揄された。

毛色は尾花栗毛。性格は臆病で気弱、人見知りが激しいため、厩務員以外の人間には懐かない。

祖父カミキヒカルのファンだった馬主に5000万で取引され栗東の厩舎に入厩。

デビュー前の調教では動きが良くなく、あまり期待されていなかったが、3歳3月の未勝利戦でデビューして2着に1馬身半差をつける完勝で初勝利を飾ると続く1勝クラスのレースでも勝利。

その後出走した京都新聞杯では直線で伸びを欠き4着に敗れたのち休養に入る。秋初戦の菊花賞トライアル神戸新聞杯で2着と好走すると、本番の菊花賞では直線半ばから先頭に立ちそのまま押し切り優勝。馬主にとっては念願のGI制覇となった。

その後は有馬記念に出走し7着に敗れるが、外厩での調教を経て直行した大阪杯では道中後方待機策から直線で鋭く抜け出して快勝。続く宝塚記念も制した。

さらに次走の天皇賞・秋でも1番人気に支持されると最後の直線で他馬を突き放す末脚を見せて優勝。この年のJRA賞年度代表馬に選出された。

翌年も現役を続行したが、勝ち鞍を増やすことができず5戦0勝に終わる。引退後は種牡馬となり香港カップを勝利するホシノヴィーナスや朝日杯フューチュリティステークスを制したスガノゼウスなどを輩出した。

エピソード

・生産牧場はこの交配の意図について「シニョリネッタした」と答えている。

・セリで馬体を見たオーナーは「この仔は本当にいいですね。凄くバランスが良いし、動きもとても綺麗です」と惚れ込み即決購入を決めた。

・レースでは抜群のスタートを決めるものの、他の馬が追い出すまで待ってしまう癖があり、先行争いに負けてしまうことが多々あった。

・ファンからの人気は高く、特にその顔立ちから女性人気が高かった。

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