競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬＆レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート（備忘録）として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

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【セントウルステークス 2022 予想】追い切り･ラップ適性 ＆ 各馬評価まとめ / 力量差鮮明も初週馬場次第では

予想編 重賞

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――捻りようは、馬場がかなり速い時の最後に書いた2頭というくらいなものか。

目次

9月10日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

・【紫苑ステークス 2022 予想】

・【追い切り注目馬】【紫苑S】【アスター賞】他　中山競馬

・【追い切り注目馬】【エニフS】他　 中京競馬

9月11日(日)追い切り注目馬はこちら

・【京成杯オータムハンデキャップ 2022 予想】

・【追い切り注目馬】【京成杯AH】【セプテンバーS】【白井特別】他　中山競馬

・【追い切り注目馬】【セントウルS】【浜松S】【長久手特別】他　中京競馬

セントウルS 2022 レース概要

 

※今年2022年も、開催日割り変更に伴い、引き続き中京芝1200mとして行われる。

 

セントウルS　G2

2022年9月11日 5回中京2日目

発走時間:15:35(予定)

中京 芝1200m

サラ系3歳以上 オープン

2021年優勝馬：レシステンシア   牝4　1:07.2　C.ルメール

 

 

セントウルS 2022 枠順

 

 

1 1 ボンボヤージ 牝5 川須
2 2 シャンデリアムーン 牝6 斎藤
3 3 ジャスパープリンス 牡7 松山
4 4 メイショウケイメイ 牝6 古川
4 5 メイケイエール 牝4 池添
5 6 タイセイアベニール 牡7 藤岡
5 7 サンライズオネスト 牡5 横山
6 8 モントライゼ 牡4 川田
6 9 ダディーズビビッド 牡4 竹之下
7 10 チェアリングソング 牡5 坂井
7 11 ソングライン 牝4 ルメール
8 12 ファストフォース 牡6 団野
8 13 ラヴィングアンサー 牡8 菱田

 

 

セントウルS 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

コース的に5割がた平坦戦 ※ 決着で、残りの過半数が消耗戦という傾向の舞台。

※ラスト4Fの各区間内に、0.5秒以上の加速（差）が生じないレース（例:11.9-11.8-11.9-12.2）が定義

メイケイエール、ソングライン、ラヴィングアンサー、ダディーズビビッドあたりが適性上位の面々。

 

追い切りからは、メイケイエールを筆頭に、サンライズオネスト、そして当日紙面チェック追加で3番手ダディーズビビッドという感じ。（9/11 8:40追記）

 

 

 

セントウルS 2022 過去レース傾向

 

 

「条件替わりで傾向もへったくれもない」ので飛ばす。

昨年も記したが、従来条件の阪神1200mのほうが基本的に、消耗戦色の濃いセッティング。

ただ、昨年はシャンデリアムーン、一昨年はセイウンコウセイのちょっとやり過ぎペースの甲斐もあって、中京1200m版としても2年連続消耗戦ラップで決まっている。

 

 

 

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セントウルステークス 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ソングライン

現状、“形式上”のものではあるとはいえ国内マイル王が、ついに1200mへ。

マイル路線の一流どころが、スプリント戦線に矛先を向けてくれば有力なのは当然だし、実際指数的にもここでは最上位。

中京の千二だからここを使ってきたというのも納得できる（この次のBCマイルへの経験値稼ぎという点もあってのことだが）。

軽い馬場でのスピード勝負向きであり、開幕週という部分もプラスだろう。

ただ、元来揉まれたくないタイプで、この距離短縮では外枠以外では揉まれること必至である点が課題。

もとより、この1200mに本気でアジャストさせるつもりのない参戦だけに、「流れを経験して、あとは直線で脚を使ってどこまで差してこれるか」みたいなレースになるはず。特に、内を引いたら4着以下も十分。

 

 

メイケイエール

ここは、別定戦でも落としてはいけないくらいのスプリンターズSで頂点に立つべく存在。

精神面の成長が確実にみられ、G1での勝ち負けが近づいている。

前走京王杯SCのあとには、来年「ヴィクトリアマイルを使えるようになっていれば」という陣営談話も聞かれたが、あくまでスプリント界の“国内制圧”の後の話だと思っている。

スムーズだった時のソングラインくらいしか、現状この馬に太刀打ちできる馬はいないか。

 

 

コムストックロード / ダディーズビビッド 他

コムストックロードは、同舞台で行われた葵S（1分8秒6）が、当時の馬場換算で十分古馬2～3勝クラスあたりの好水準だったので、52キロでチャンス十分との判定。

（朱鷺S除外で）当初予定が伸びてしまって迎えるここだが、京成杯AHにも登録していたようにもういい加減どちらかで使ってしまいたいというレベルまで仕上がりは進んでいるはずで。

 

同じくダブル登録（朱鷺S除外の過程も同じ）ダディーズビビッドも中京なら面白い存在。

何より、重賞で竹之下騎手を買えちゃうシーンですよというのが大きい（単勝以外なら）、なんつって。

さておき、とにかくここ中京でのパフォーマンスが突出している馬で、加えてG3オーシャンSで初速に関しては見劣らなかった点が今回に向けては好感（ん？ 当時は鞍上が違うか）。

内～中枠あたりの適度な馬番に収まれば上位視も。

 

サンライズオネストの差し好走も、ペース次第では十分あって良いか。

前走の前半3Fは後傾戦にもなっている通り、当時の超高速馬場では明らかな駄ペース。

逃げ馬以下の慎重ペースに付き合わされただけで、あれだけ良い伸びで迫ってくることができていれば上々というものだけに、鞍上強化でもマークが薄れるなら注目のし甲斐がある。

 

 

あとは、脚質真逆でもヒモ穴なら高速馬場で常に買い（函館SS回顧編参照）のタイセイアベニール、58キロでのビックリ1分7秒0V歴があるラヴィングアンサーを、普通の開幕週馬場ではないレベルだった時用に念頭に置いておきたい。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

とりあえず、稍重といえどめちゃくちゃ速いわけではなかった印象の土曜馬場が、終日良でどこまで高速化するかに注目の中京芝。内外に関しても案外フラットな開幕初日という感じだった。

乾けば乾くほどシンプルな内ラチ逃げ粘りに傾くのではないかとみているが、それでも異様なほどの高速馬場まではないか。

単でここは嫌うべきではないとみて◎メイケイエール。◯ソングラインも「外引いちゃったよ」ということで素直に。

妙味どころとして、▲ダディーズビビッド、☆シャンデリアムーン、△ファストフォースを挙げておくが、今日はほとんど馬場を計れず昨日をベースにした想像でいくことになるので、買い目は直前まで非常に迷うことになりそう（と言うのか、買うか買わずかを悩みそう^^;）。（9/11 12:50追記）

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