2022年、長都沼～舞鶴遊水地～ウトナイ湖の野外観察会

昨日のブログ「野外観察会」の様子に続いて、今月の11月10日に開催された「楽しいバードウォッチングの会」による野外観察会の様子です。(#^^#)

 

大型バスを貸し切り、千歳の長都（おさつ）沼～長沼の舞鶴遊水地～苫小牧のウトナイ湖、最後は道の駅「サーモンパーク千歳」の千歳川を巡ってのバードウォッチングです。

午前9時に大通り公園を出発って事で、JRで札幌駅に到着して重たいカメラバックを担いで徒歩で到着・・・

 

既にオレンジカラーの大型バスが到着してて、乗車可能だったのですが、何が気になるって・・・サッカーボールを蹴るライオンのイラスト・・・

オレンジカラーにサッカーボールですから、前週末の最終戦で戦った清水エスパルスのチームカラーをイメージしちゃいます。(^_-)-☆

この日の参加者は先生を含めて21名。途中、道と川の駅「花ロードえにわ」に立ち寄り、最初の目的地である千歳の長都（おさつ）沼。

 

屋根付き2階建ての「観察台」から撮影・・・

 

めちゃくちゃマガンが多くいるのに驚き・・・

 

遠くにハクガンを発見！

 

この日の撮影機材は、Nikon D500＋SIGMA 60-600mm F4.5-6.3DG OS HSM Sportsを手持ち撮影。

オオハクチョウ・・・ハクチョウは飛ぶ姿が優雅で美しいよね。(*^^*)

 

シジュウカラガン

数年前まで絶滅危惧種（北海道）のシジュウカラガンを見るなんて貴重でしたが、普通に観察できるまで復活・・・下記写真の手前の2羽がシジュウカラガン、奥の1羽がマガンです。

 

 

マガンが一斉に飛び立ったのをカメラのファインダーで追尾・・・

 

先ほどのハクガンが集団に混ざってないかと探して、何とか撮影・・・

 

ハクガンも希少種（北海道）です。 

シルエットに違和感を感じてトリミングすると、ハシビロガモ（くちばしが大きく幅が広い）でした。

 

場所を移動して、千歳川遊水地群の一つ舞鶴遊水地です。

 

ここにも過去に見たことない数のマガンの集団・・・

 

先制の話では、マガンは早朝に食事場（田畑）に飛び立ち（ねぐら立ち）、昼頃に一度戻って、また午後に食事場に移動して夕方に戻る（ねぐら入り）ルーチンだそうで、日中に戻ってるとは知りませんでした。

マガンの集団に混ざって一羽の白いシルエット？

トリミングして先生に聞くと、ハクガンの幼鳥だそうです。

オオハクチョウの飛ぶ様子・・・

 

マガンが何かに反応して一瞬飛び立ったのですが直ぐに落ち着きます。どうもオジロワシが上空を飛び去ったのに反応したようです。

ちょっと気になった工事用のアニマル（キャラクター）ガード

手前の初音ミク版は時々見るのですが、後方のはオレンジが目立つが、目を見ると「パンダ」なのかな？

場所を移動して、ウトナイ湖・・・

 

例年、ウトナイ湖は鳥との距離が遠いのですが、この日は遠いどころか鳥がいません。こんな事があるのか？

 

遠くにハクチョウが4羽いたのですが、その中にコブハクチョウがいるとの情報・・・

 

頑張ってトリミングすると、こぶ状の突起があるような無いような、尾が長くとがって見える特徴は確認できます。とりあえずコブハクチョウだと信じます、(^_-)-☆

ウトナイ湖といえば、新千歳空港に着陸する旅客機が上空を通過するので撮影・・・

 

昼は道の駅「ウトナイ湖」で、ハンバーガーセット（ポテト、飲み物付き）を注文・・・美味しかった。(*^^*)

 

最後は道の駅「サーモンパーク千歳」の千歳川に立ち寄ります。

 

おっと、上空を航空自衛隊の戦闘機が爆音を立てて飛び去ったので撮影・・・

 

カルガモ

 

マガモ

 

以上で、今回の野外観察会は終わったのですが、この日の成果は次のような鳥たちです。

マガン、シジュウカラガン、ハクガン、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オオバン、オナガガモ、コブハクチョウ、マガモ

最後におまけの写真・・・

ちょうどサケが遡上している時期なので、近くにある「インディアン水車」を見てみます。

 

ちょっと写真じゃ分かりにくいのですが、千歳川には多数の鮭・・・

 

インディアン水車が回転して、上部にくると中から鮭が滑り出ます。

 

鮭が水車から出てくる様子を撮影したかったのですが、撮影出来たのは尾っぽ・・・

 

その後、大通り公園へバスは戻った頃には、午後4時半で既に暗くなり・・・

札幌テレビ塔のライトアップを久しぶりに見たのでした。